NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

NPO 集改センターの通常総会&懇親会が開催されました

2013-05-31 13:22:09 | 事業案内&報告

 5月29日大阪府建築健保会館において、集改センターの第11回通常総会が開催されました(参加55名)。
今回は重要議題として「定款改正」と「役員改選」が決議され、新役員に松山功、枝俊男、江川秀樹、森田紀美(以上重任)及び青木亨、鰐渕祐子(以上新任)が理事に、重田公啓(重任)、浅野容子(新任)が監事に就任しました。

総会終了後、懇親会が開催され(参加112名)、松山代表理事は、「設立10周年を契機に、正会員、賛助会員の皆さんとともにスキルアップし、マンション管理組合に良いサービスを提供し社会貢献できる新たな10年のスタートを切りたい」とあいさつしました。
来賓を代表して、㈱リノシスコーポレーション代表取締役大櫃良之氏、NPOマンション管理組合サポートセンター代表理事岩崎裕司氏があいさつし、 弁護士九鬼正光氏の乾杯の発声により開宴となりました。
会員相互の親睦、名刺交換や新任役員の挨拶が和やかに行われ、中締めで匠之会を代表して影山武男氏(集改センター相談役)があいさつに立ち、懇親会は盛会裏に終了しました。

懇親会であいさつする松山代表理事.jpg

(あいさつする松山代表理事)

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(乾杯の発声をする顧問の九鬼弁護士)


「分譲マンション耐震改修合意形成支援制度」のお知らせ

2013-05-31 09:37:27 | NPO 集改センターのお知らせ

NPO集改センターより、大阪市で始まったマンションの耐震改修についての合意形成を支援する制度についてお知らせいたします。

 「分譲マンション耐震改修合意形成支援制度」は、管理組合が耐震改修の
 合意形成支援を専門家に委託する費用を補助する制度です。

 <制度の概要と対応プロセス>
 1)1981年(昭和56年)以前に建築されたマンションであること。(旧耐震)
 2)耐震診断の結果、耐震性が不足していることが判明。
 3)耐震改修を検討する方針が決議された。
 4)耐震改修の専門委員会が設置された。
 以上のプロセスが実施され、
 耐震改修工事の実施に向けて合意形成が、円滑に進められるよう、
 専門家(建築士・マンション管理士)に支援を委託する場合の助成制度です。
 ■対象となる費用 ①専門家活用の費用、②区分所有者等の意向調査費
 ■補助金 対象となる費用の3分の1(50万円限度)

 なお、「耐震診断」「耐震設計」「耐震改修工事」についても補助制度があります。
 (詳細は各市町村で相談を受け付けております)

 「集改センター」では、耐震診断から耐震改修工事まで一貫して支援する
 スタッフと体制が整っておりますので、ご相談ください。

 大阪市、マンションの耐震改修についての合意形成を支援する制度
 http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000213850.html

 大阪市、マンション耐震診断・耐震改修補助制度

http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/cmsfiles/contents/0000022/22473/m-panhu.pdf


応急危険度判定養成講座

2013-05-24 13:35:48 | NPO 集改センターのお知らせ

 NPO集改センターでは、大阪府知事交付の「応急危険度判定士」養成講座の受講修了者を「災害救援活動」メンバーとして登録し、 災害時には、関係各所からの要請や、大規模修繕のコンサル物件、顧問契約物件等に「応急危険度判定士」の派遣を検討しています。

 NPO集改センターの事業目的として定款第3条(目的)に、「災害時の救援等公共の活動に寄与する」と記載されています。
 また、第4条(活動の種類)には「第6号 災害救援活動」が記載されています。

 阪神淡路大震災のとき、マンション居住者や管理組合は、廊下の壁が破壊された状況を見て「マンションに住むことができなくなるのでは」と大変心配する事態となりました。
 そこで活躍したのが「応急危険度判定士」でした。構造的な説明をきいて「一安心」ということに……。

 NPO集改センターでは、今後も、管理組合の方が安心・安全な生活ができるような技術を持った専門家の育成に励んでいきます。

 

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集改センターの活動が建通新聞に掲載されました。

2013-05-23 09:34:48 | NPO 集改センターのお知らせ

5月14日の建通新聞NPO集改センターの活動が2つ紹介されました。

1つは、毎月、集改センターが専門家向けに開催しているスキルアップセミナーです。

その第105回スキルアップセミナーの講師は松山代表理事。

そして、もう一つは関西リニューアル協議会が行った安全パトロールに、集改センターからは、松山代表理事長と鰐渕理事が参加いたしました。

 

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第106回スキルアップセミナー 「管理組合の総会をシュミレーションする」のご案内

2013-05-22 07:20:31 | NPO 集改センターのお知らせ

NPO集改センターから、スキルアップセミナーのご案内です。

 「管理組合の総会をシュミレーションする」

 ・管理組合の総会は、それぞれ独自性があって興味津々です。
 ・委任状や議決権行使書の様式/提出期限、出席者のカウント、特別決議を拍手でシャンシャン、 夫婦で参加して二人が挙手等々。いくらなんでもそれは・・・ちょっと?
 こんな総会に出会ったことはありませんか。
 ・総会は楽しい会議にしたいが、厳粛に行うことも必要ですね。
 ・理想的な開催とは・・・。
 ・当日は、セミナー参加者を組合員に見立て、ムチャクチャな総会を開催します。
 ・参加者からの異議申し立てにより激論を期待します。

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 開催日時:6月12日(水)午後3時~5時
 講 師:枝 俊男氏
(本会 副代表理事/マンション管理士・管理業務主任者)
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 参 加 費:会員1000円/非会員2000円(講師料、会場費、資料代に充当します。)
 開催場所: 大阪建築会館(会議室)
 申 込 み :6月11日(火)迄に電話・FAX・メールでお申込みください。

  <スキルアップセミナーについて>

 NPO集改センターでは、毎月、正会員や外部講師によるセミナーを開催しております。
 本来は、会員向けの内部セミナーですが、非会員の方のご参加も歓迎いたします。

 ただし、基本は内部セミナーですので、ざっくばらんな雰囲気の中で講師独自の考え方や
 常識にとらわれない自由な意見交換が行われることもあります。

 「こういう考え方もあるのだな」というスタンスで参加いただけたらと思います。

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 <お願い>スキルアップセミナーは予約制です。
   申込み締め切り後の急な参加も歓迎いたしますが、
   必ず事務局まで電話で連絡願います。
   事務局不在のときはFAXかメールをお願いします。
 本 部: 電話(06)6943-8383 FAX(06)6943-8382
 e-mail : osaka★shukai.or.jp(@に変換してください)


第105回スキルアップセミナーの報告

2013-05-10 12:08:43 | スキルアップセミナー

NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)から、第105回スキルアップセミナーの報告です。

 開催日:2013年5月8日(水)
 参加者:31名
 テーマ:「映像で体験する大規模修繕工事」~百聞は一見にしかず・写真と動画で実体験します~
 ① 昨年の大阪市住まい情報センタータイアップ事業での実施内容を紹介
 ② 現場代理人を対象としたプロバージョン版
 講 師:松山 功 氏(集改センター代表理事、一級建築士・1級建築施工管理技士)
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 【セミナーの概要と感想】
 大規模修繕工事の現場見学会は時々開催されていますが、なかなか参加するのに制約があります。
 日時や天候の影響、足場に登ることができなかったり、全工程が見学できる訳ではありません。
 今回のセミナーでは、現場に行かなくても「写真」と「ビデオ」で工事の内容が良く分かり、仮設工事から完了までの工程を見ることができ、実際の現場を見なくても、よく理解できました。
 また、工事監理についての内容が詳しく説明され、その重要性について認識が深まりました。
 ・施工不良を発見して手直しさせたことを自慢げに語る工事監理者は失格。
 ・施工不良が起こらないように工程や施工手順を現場の作業員に徹底を図るのが工事監理者の使命。
 そのためには、「作業員の技量を把握する」「工事関係者が共通の認識を共有する」「材料の適合性やメーカ指基準を事前に確認する」等の準備段階を徹底すれば、品質の良い工事が実現する。
 トヨタ自動車(豊田章一郎氏)の名言
  ~品質は工程で作り込め~
  検査で品質は向上しない。製造現場で一人一人が最高の品質を心がけることが肝要

 これを工事現場に当てはめると、
 「工事監理者や現場責任者は、品質を向上させるためには、検査を徹底するのではなく、工事の準備から完了まの各プロセス(工程・作業)の管理を徹底し、作業員が品質に対する高いスキルを保持するよう整備すること」といことでしょうか。

  <次回の予告>
 次回6月12日(水)は、枝副代表が「管理組合の総会をシミュレーションする」と題して
 総会の実例を基に、理想的な「総会の開催」を追求します。
 総会での疑問や問題点など皆様と議論したいと思います。多数の参加を期待します。


  <スキルアップセミナーについて>
 NPO集改センターでは、毎月、正会員や外部講師によるセミナーを開催しております。
 本来は、会員向けの内部セミナーですが、非会員の方のご参加も歓迎いたします。

 ただし、基本は内部セミナーですので、ざっくばらんな雰囲気の中で講師独自の考え方や
 常識にとらわれない自由な意見交換が行われることもあります。

 「こういう考え方もあるのだな」というスタンスで参加いただけたらと思います。


ルネ大津団地管理組合法人 第36回定期団地総会に集改センターが出席しました。(2)

2013-05-05 23:45:15 | NPO 集改センターのお知らせ

ルネ大津団地管理組合法人 第36回定期団地総会が終了後、懇親会が行われ参加の皆様は親睦を深めておられました。

午後2時から4時半までの総会と、午後6時までの懇親会が盛大に行われ、皆さん楽しい1日を過ごしておられました。

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 <後記> こんな楽しいマンションに住んでみたいものです。

ルネ大津も居住者の高齢化が進んでおります、管理組合でどのような対応策を考えて行かれるのか、おおいに期待したいところです。


ルネ大津団地管理組合法人 第36回定期団地総会に集改センターが出席しました。(1)

2013-05-04 23:44:24 | 事業案内&報告

ルネ大津団地管理組合法人 第36回定期団地総会に集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)が出席しました。

琵琶湖の湖畔に建つ36年を経過するマンションです。

総戸数422戸のうち、委任状・議決権書面行使・会場出席を合わせて404名の出席がありました。

出席率は95.7%という素晴らしい参加状況でした。

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議案説明と審議は整然と行われ、質問や意見もほとんど無く、誠に円滑に進められました。

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質問・意見が少なかったのは、理事会の日頃の広報活動がしっかりと行われ、信頼関係が築きあげられているのでしょう。

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言葉や文章では分かりにくい内容は、映像で説明するという工夫が行われておりました。

また、毎年の総会で長期修繕計画の見直しと進捗状況が報告されており、これも映像で説明が行われました。(長期修繕計画は集改センター松山代表が説明)

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マンションに住んでおられない外部区分所有者は422戸のうち約100戸ありますが、管理組合からは年賀状を送って状況確認、広報も確実に実施され、不在所有者の参加意識も高いと思われます。 (続く)