NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

マンション保険料の大幅値上げが予想されます!

2015-09-08 15:36:31 | 集改塾

集改センターの副代表理事から投稿です。

マンション保険料の大幅値上げが予想されます!
(マンション管理新聞2015年8月15・25日合併7号記事より)




値上がり傾向の高経年マンションの総合保険が、来年4月から更に大幅値上げされるのではとの予想。また、マンションの管理状況が保険料に大きく影響する保険も商品化します。
 新築時と築20年の比較では、保険料が2倍から3倍になるという保険会社も。さらに、保険期間は築20年をこえると最長5年が3年までになるケースも。

火災事故より、漏水事故や個人賠償による保険請求の多発が保険料の値上げに大きく影響しています。今後保険料の高騰が管理費値上げの要因となる可能性が否定できません。


湖の子園に、「うまれる」のDVDを寄贈!

2015-09-07 17:54:23 | 集改塾

集改センターが協賛した映画を上映した「うまれる」「うまれるずっといっしょ」W上映会in南草津実行委員会が、上映後も地域での活動を続けています。

 上記の映画の協賛金の残りで、湖の子園に、「うまれる」のDVDを寄贈!

 


 また、そのチームリーダーである堀江尚子さんが、広報くさつの9月1日号に旬な人として掲載されました。



 協賛金の残りで、まだまだワクワクする活動を予定しているそうです。


第17回 集改塾 (塾生13名)報告[テーマ「ひび割れの原因と耐震性能について」

2015-09-07 17:41:13 | 集改塾

2015年(平成27年)9月2日

第17回 集改塾 (塾生13名)報告

テーマ「ひび割れの原因と耐震性能について」

9月2日(水曜日、午後7時~8時30分)、17回目の集改塾を開催しました。

この日は、新保氏(構造一級建築士)をお招きして講義をしていただきました。

< 塾生(秋野孝次 高分子㈱)の声 > 

今回の講義を受ける迄は、クラックにおけるメカニズムは単に乾燥収縮のみと考えていました。すなわちお客様よりの質問の返答は、[コンクリートは収縮するものです。だから必ずクラックは起こります。無収縮ならばひび割れ、クラックは起きないんですよ。]と説明をしていました。しかし材料、施工、構造荷重、環境などいろいろなメカニズムにて原因発生している事がよく分かりました。

材料、施工面は新築時における原因であり、私たちはあまり関係ないと思っていましたが、どういう理由でクラックが発生するかなど分かり大変勉強になりました。特に、私たちがよく目にするかぶり不足による鉄筋の膨張等は、大規模改修するものとして再認識しました。

構造荷重については、起きてはならない不同沈下、繰り返し荷重や長期荷重等色々なメカニズムでのクラックが発生しているのが分かりました。特に地震による発生で×点(バッテン)でクラックが起きることは知りませんでした。

環境での原因は、塩害や温度差、特に屋上、妻壁にクラックが起こりやすいということが分かりました。去年、神戸の垂水区(海沿い)にて大規模改修工事を行った際、環境での原因によるクラックが多くみられました。

最後に、ひび割れクラックのメカニズムは、いろいろな形で起こり、起こった原因に対し耐久性、防水性、美観.性、障害に対処していかなければならないと思います。ただ、クラックを直していればいいのではない事を実感しました。[コンクリートは生きている。] と聞いたときは、本当にその通りだと思いました。

講師の新保先生ありがとうございました。

< 塾長の声 >

 新人社員には、少々難しい内容であったかも。「最初から何もわからなくてもいい。わからないことが分かっただけでも一歩前進」ですね。

以上。



 


集改センターの第131回 スキルアップセミナー 報 告

2015-09-06 16:38:58 | スキルアップセミナー

集改センターのスキルアップセミナーの報告が届きましたので、お伝えいたします。

第131回 スキルアップセミナー 報 告
開催日:2015年(平成27年)9月2日(水)
テーマ:「ひび割れの原因と耐震性能について」
講 師:新保 勝浩(設計監理事業部 構造設計一級建築士)



<セミナー概要>


■ひび割れの原因について
コンクリートのひび割れには様々な原因がある。

①材料と調合、②施工不良、③構造(荷重)、④環境条件、これらが主なひび割れの原因となる。

①では、プラスティック収縮、沈み、温度、自己収縮、乾燥収縮、アルカリ骨材、鉄筋発錆、凍結融解等。

②では、生コン打設速度、型枠、支保工の沈下、養生不良、乾燥速度、振動、衝撃、配筋不良等。

③では、地震、不同沈下等、④では、外気温変動、中性化、塩害、凍害等が主な原因となる。


■ひび割れの基本対策
ひび割れのメカニズム対策を行う。拘束ひび割れの事前対策(誘発目地、鉄筋補強)構造設計時における対策(建物分離EXPJ、壁厚、配筋)等


■ひび割れの診断と補修
「コンクリートかぶり厚・塩化物量、中性化、鉄筋」と「ひび割れ幅・長さ」や「進行性」の調査を行い、補修要否の判定及び補修の目的と意味を明確にする。補修方法は「エポキシ樹脂注入工法」等、ひび割れの程度に応じて適正に実施する。


■まとめ
ひび割れの認識を広め、詳細な調査・診断に基づいて、適正な補強・補修を行えば、構造性能に関わるリスクは、大幅に低減できると考えられる。
◎マンション居住者にとって、ひび割れは心配ごとの一つです。耐久性能に影響は?地震が来ても大丈夫なのか?対策は・・・。セミナーはこれらの問題を解き明かしてくれました。



~ 次回予告:第132回スキルアップセミナー 10月1日(水)午後3時から ~


テーマ:「九鬼弁護士のブログから/ここが聞きたい」
講 師:九鬼正光氏(弁護士/集改センター正会員)


九鬼先生がマンションに関する問題を、様々な角度からブログで発言されています。その内容は、マンション管理、運営、建物瑕疵、生活、犯罪、苦情、防災、騒音他、30以上のカテゴリーに亘って記載されています。
是非、ブログをご覧いただいて、記載の中から議題をリクエストしてください。参加者全員で議論を盛り上げたいと思います。



2015年8月29日 サンビオラの夏祭りのご報告

2015-09-04 23:11:54 | 女子部会

集改センターは、今年も8月29日に阪急宝塚南口駅で開催されるサンビオラの夏祭りに、「建材で遊ぼう 工作教室」を 出店しました。これは昨年同様、タイルに貝殻やシールをデコして、楽しんでもらうもの。



 今年は集改センターの夏合宿と重なり、
 ダイワテック株式会社さんの松浦さんと鰐渕建築事務所の鰐渕親子とその友達O君の4人で参加しました。



 13時からテントの組み立てと工作教室の準備を始め、今年は3回目なので、思いのほか早く準備ができました。
 お祭りは15時からですが、すでに、3人のお子さんが待ちきれず、工作を始めていました。


 途中 気が付くと列ができて、皆さんを待たせてしまっていました。ごめんなさい。
 せっかくのお祭り、時間を有効に使っていただくためにも整理券などの工夫も必要かなと思いました。



 20時ごろには、115枚のタイルがなくなり終了しました。



 最後になりましたが、主催したサンビオラなつまつり実行委員会 宝塚サンビオラ商業協同組合の皆さん、
 お世話になりました。

また、飲まず食わずで、ほとんど1人で子どもたちの相手をしてくれた、ダイワテック株式会社の松浦さん、ありがとうございました。


2015年、集改センター夏の合宿研修会のご報告

2015-09-02 12:19:23 | 集改塾

集改センター恒例の「夏の合宿研修会」は、昨年と同じく、生駒山連峰「府民の森・アイアイランド」に、25名の会員が参加して行われました。


29日(土)午後1時、研修室に集合し早速研修が開始。今年のテーマは、集改センターとの出合い、自身のキャリアアップ等について各会員が発表した後、今後の集改センターに期待すること等が熱心に議論されました。



アトラクションでは、パスタ20本を骨組みにしてマシュマロをタワーの一番上に載せて自立させる建築のコンペが実施されました。各チームが苦戦し、完成出来なかったチームが多いなか、地上50cmのタワーを完成させたチームが優勝という結果になりました。



研修後、コテージにチェックイン。入浴等でくつろいだ後、豪華宴会が開始。ここでは、若手を中心に「人生いろいろ」のスピーチが飛び出し大爆笑の連続。その後は、コテージに全員集合して懇親会が行われました。


 翌日は朝食後、アイアイホールに集合。チーム毎に課題研究と出題クイズに挑戦。11時半に全行程が終了し、集合写真の後、お開きとなりました。

幹事の大役を務めていただいた、安達さん、田口さん、川戸さん、それから参加の皆様、ありがとうございました。来年も更にブラッシュアップした合宿となることを願っております。(事務局)