NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

集改塾からのお知らせ(次年度からの開催)

2022-03-11 17:18:26 | 集改塾

集改センターの集改塾が最初にスタートした2014年(平成26年)4月から数えて本年3月までの8年間の開催履歴は、以下の通りです。

  • 開催実績  :84回(月開催の集改塾)
  • 公開セミナー: 2回(一般参加による公開の集改塾)
  • 出張開催  :12回(賛助会員会社に出向いての集改塾)
  • 企画会議  : 2回(塾生によるテーマ検討の集改塾会議)
  • 参加者総人数:1282人(受講者数)

 

この2年間は、新型コロナのなかZOOM会議での開催で休むことなく継続し、8年という永き年月を経たのは、塾生並びに賛助会員のみなさまのお蔭であります。

感謝申し上げるとともに、本当にありがとうございます。

 

次年度2022(令和4)年度からの集改塾は、定期開催ではなく不定期開催(塾生並びに賛助会員様からのリクエストに応じた開催)とした運営で引き続き行ってまいりますので、今後も変わらぬご参加ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

以上。

 

NPO法人 集合住宅改善センター

集改塾 塾長 松山 功

 

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第84回「集改塾」3月開催報告

2022-03-11 17:15:29 | 集改塾

2021(令和4)年度終わりの集改センターの集改塾を3月9日開催いたしました。

この日は、建通新聞(3月7日)の「監理技術者/専任不要上限額引き上げ」記事を通して、「ICT活用で建設工事が多様化へと進む」をテーマに、改修工事業者として「ICTを知る・理解する・利用できる」ための心構えなどについて考え・意見交換し、品質管理の効率化(遠隔作業による品質管理)の向上につなげるには避けて通りないこと、そして働き方改革にも役立つことを学びました。

(注)ICT(Information communication technology)/情報通信技術

 

PS.

改修現場での各職種の職長との密な連絡はLINEを使って現場体制を構築して、毎日の行事である昼礼会議をやめていると塾生からの発表がありました。

このことによって15分削られていた昼休み時間がなくなり、働き方改革につながっているようです。

 

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久しぶりの集改塾開催報告

2022-02-11 21:01:20 | 集改塾

久しぶりの集改塾開催報告

昨年12月、今年2月の集改塾の報告をブログにアップします。私(塾長)はIT(インフォ―ション・テクノロジー)とかDX(デジタル・トランフォーメーション)の言葉が飛び交う世の中で、どのような関りを持って現在も仕事をしているのか正直理解していませんが、知らないうちにその恩恵を受けながら日々生活していることは想像できます。

そしてすでに建設工事の現場では、IT化、DX化としてウエアラブルカメラを導入して、「移送時間の削減」、「人材育成」、「安全性の向上」、「人手不足の解消」を推し進めています。

そこで昨年12月の集改塾では「ウエアラブルカメラの活用について~現場作業の働き方改革~」、今年2月の集改塾では「現場におけるスマートフォンの活用を考える~アプリの活用~」をテーマに塾生と同じ目線で情報共有し意見交換をしました。

(テーマで使用した資料はすべてインターネット検索から見つけたものを利用しました)

3月の集改塾は、すでに塾生がスマートフォンの活用事例と将来活用できそうな使い方を話し合います。

 

今年2月のテーマ>

<塾生の話で大笑い>

「会社から携帯電話(ガラケー)を支給されました。生まれて最初に手にした携帯電話はスマートフォンだったので、ガラケーの使い方が難しいです。(>_<)」

令和は、もうそんな時代なんですね。(笑)

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第78回集改塾 「新築マンションの設計&図面の見方」

2021-09-05 21:17:36 | 集改塾

第78回集改塾
9月2日の集改塾において、2017年12月で講義した「新築マンションの設計&図面の見方」のテーマから「販売パンフレットを読み取る」を行いました。
このテーマは、8月に賛助会員の会社に出向き入社1,2年の社員の前でも講義しました。
「建築に携わる者が、図面を読めないのでは困る」と常々思っている私から、マンションの販売パンフレットからマンションの形状、立地状況、共用廊下及びバルコニー廻りに関する工事部位などが読みとれることを伝えました。
<塾長のヒトリゴト>
図面を理解することの面白さが少しは分かったかな?
少なくとも興味を持ってくれたらうれしい!

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第77回集改塾 「3分間スピーチ」塾生のトーク練習

2021-07-02 16:51:56 | 集改塾

7月1日(木)、集改センター主催の第77回集改塾を開催しました。

この日は、塾生のプレゼン力アップを目的とした「3分間スピーチ」をテーマに人前で話す練習です。

 

参加した塾生の年代(経験年数)は、40代(20年以上)、30代(10年)、20代(4年)、20代(1年目)、そして私60代(40年以上)合わせて5名でした。

そこで塾生をブレイクアウトルーム(小部屋)で分けることなく、私も含め5名全員でそれぞれのスピーチ・感想・質疑応答と日頃、

① 聞きたくても聞けない

② 言いたくても言えない

ことなどをたっぷりと話し合えた1時間30分を過ごしました。

私にとって、このテーマはまたやってみたいと感じる日になりました。

 

 

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第76回集改塾「くさび緊結式足場の技術基準」

2021-06-04 10:27:13 | 集改塾

6月3日(木)、集改センター主催の第76回集改塾を開催しました。
この日は、塾生からの出席の下記返送メールをいただき、
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
改修工事の足場は規格外の開口補強や張り出しが横行しており、実はとても危険なのです。足場は建物の現状に合わせるので基準通りにいかない事はやむを得ないのですが、「基準から外れている」ことを認識して対策をとれることが大切かと思います。
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「くさび緊結式足場の技術基準」をテーマに塾生が講師となり、実際の仮設足場の写真を使ってわかりやすく説明していただきました。
受講した後の感想は塾生それぞれ違っているでしょうが、工事を請負者として自身で勉強し知識を深め安全な仮設足場を組み上げることを痛感したことでしょう。
講師の塾生がまだ仕事が残っていたため、30分しかお話を聞けなかったのが残念でした。
残りの時間は、2016年(平成28年)第30回のテーマ「改修工事(大規模修繕工事)を考える&知る」を塾長の松山から少し内容を変えてお話ししてこの日は終了しました。

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集会塾「ビル・マンション工事で避難経路にあるスチールドアの地震対策」

2021-05-11 09:50:15 | 集改塾

5月6日(木)、集改センター主催の集改塾を開催しました。

この日は、北村鉄工所㈱/賛助会員様を講師に招き「ビル・マンション工事で避難経路にあるスチールドアの地震対策」をテーマにお話ししていただきました。

この日のお話を聞いて、スチールドアの改修工事には

①5種類の施工方法がある

②対震性能の有るドア金物(丁番、ドアガード、鍵受け/ストライク、対震プレートなど)の選定が重要

③ 3種類の避難経路にあるスチールドアの震災対策

④ ドア枠の「ひし形変形」・「くの字型変形」による2種類の対策が必要

⑤④の対策をした「いざという時にスムーズに避難、救助できる」独自開発された扉「プレジット扉」など

この日の話をお聞きして

私自身も「目からうろこが落ちる」になりました。

おそらく塾生も私と同じではなかったでしょうか。

大変勉強になった集改塾でした。  

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集改塾「景観と外壁塗装色の提案」

2020-10-09 22:48:15 | 集改塾

集改センターでは10月8日「集改塾」を開催しました。

この日は、

日本ペイント(株)近畿支店 色彩グループ 猪俣百合子さんによる

「景観と外壁塗装色の提案」をテーマにお話ししていただきました。

マンションの改修工事においても、外壁色については「景観条例」がどの地域でも適用されます。

工事場所における地域地区の色彩(明度・彩度)基準を遵守し届出が必要となり、おのずと工程管理にも影響することを学びました。

これまでの学んできたテーマとは、視点の違った内容で興味深い内容でした。

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Zoomを使って集改塾を開催しました

2020-04-30 22:55:50 | 集改塾

集改センターではZoomを使って集改塾を開催しました.

集改塾は、新型コロナウイルス感染予防のため2ヶ月お休みしていました。
そこで4月29日、Zoomを使って久しぶりの集改塾を開催しました。
初めての試みなのでアプリの使い方が主な内容でしたが、
それぞれの自宅からの受講なので普段より気軽に参加できたようでした。
早速、塾生から「Zoomを使っての集改塾は凄くいいアイディア」とレスが届きました。
今後もZoomを使って、受講しやすい環境を作っていきたいと思います。よい体験ができました.

 


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集会塾の塾生のレポート「実施事例による特殊工事」について

2020-02-16 09:32:58 | 集改塾

集改センターの集会塾の塾生のレポート報告です。

2020年2月5日 テーマ「実施事例による特殊工事」について

◆ 1級建築施工管理技士/塾生のレポート

今回は松山塾長に「実施事例による特殊工事 第一弾~失敗例・成功例~」についてご講義いただきました。大規模修繕工事の中では「その他工事」や「附帯工事」に分類される工事で、本体工事(足場、下地、シール、防水)に比べて、専門領域の広い工事です。

<エントランス改良、スロープ改善事例>

バリアフリー化のお話の中で、手摺を2段にしていること(利用者の手の高さの違い)や、両側に手摺を付けた方が良いこと(利き手を考えて)等を教えていただき、設計業務には建築だけでなく、介護を含めた幅広い知識が必要とされていると感じました。

工事後に居住者が躓かれた話(段差の問題ではなく、慣れが起因した)はどの現場でも有りうる事例であり、改修・改良工事には環境を変えるリスクが潜んでいるのだと痛感しました。また、その対策案として「防滑塗料を塗って、効果を発揮する約2年のうちに慣れてもらう」という発想は凄いと思いました。以前、防滑塗料の提案をしている際に、個人的には2年後に効果が無くなってくるのは微妙だなと思いながら説明をしていましたが、とても良い言回し(説得材料)だと思いました。参考にさせていただきます。

心に響いたお言葉 「本当に居住者(利用者)のニーズに応えられているか?」

<スチール手摺改修>

これから手摺交換を検討(設計業務)する案件があるのですが、講義の中でお聞きした改修比較のシュミュレーション、破壊検査の実施は是非取り入れてみたいと思いました。

◆ 新入社員1年目/塾生のレポート

今回の集改塾は「実施事例による特殊工事」ということで工事前後の写真を比較しながら利点や欠点を学んでいきました。

 エントランスは建物にとっての顔であり、格好良くお洒落なデザインへの変更を提案するのもコンサルタントとして大切であると学びました。バリアフリーや見た目を考えたうえで最適な選択肢を取ることが求められていると思いました。スロープひとつにしても手摺の高さや傾斜、長さも使う人によって良くも悪くもなるので、よく考えることが必要だと思います。新しいタイルを張れば滑りやすくなったり、手摺を両側につけると幅が狭くなったりと環境を変えることでいくつかのリスクを伴うことも学びました。防滑塗料を塗り高さの違う二段の手摺を取り付けるなどの対応策があることが分かりました。

 お金に余裕があるマンションであったら、現状のものを補修して持たせるのか、この機会に新しいものに取り換えるのかを提案することもできます。その建物の20年、30年先を見据えた場合に総額いくらの金額が掛かるのか、比較した金額を伝えることで根拠を持った説明ができるのでとても参考になりました。手摺を全部新しいものに取り換えることとなった場合には、仮手摺はどうするのかなど様々な問題が出てきます。取り換えの期間が短いほど事故の危険も少ないので、段取り良く工事を行うことが大切になると思いました。また、テスト施工を行い一度壊してみることで工事する側もマンション側も安心感が得られ、良い方向に向かっていくと思いました。バルコニーよりも共用部手摺の方が強度が高く、差があることに驚きました。

 スタッコの塗膜は塗り替えの際にピンホールが発生することが分かりました。メーカーも全く発生しないとは言い切らず、発生を抑える方法を記載しているので管理の難しさを実感しました。

 改修工事に携わっていくうえで追加工事をせざるを得ない状況も出てくると思うので色々な提案ができるように沢山の知識を付けていきたいと思います。

 

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