NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

第109回スキルアップセミナー「マンションの駐車場は進化する」

2013-08-23 20:38:06 | スキルアップセミナー

 NPO 集改センターから、9月のスキルアップセミナーのご案内です。
 下記のとおり開催いたしますので奮ってご参加ください。

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 「マンション駐車場は進化する」

 ~来客用駐車場予約システム・ETC利用で便利に
 駐車場をより便利に使おう・機械式駐車機の長期修繕計画~

 1. ETC利用 出庫管理 株式会社ツヅキデンソー
 2. 来客駐車場予約システム 株式会社西電通
 3. 立体駐車機の長期修繕計画 株式会社オープンシステムズ



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 開催日時:9月11日(水)午後3時~5時
 参 加 費:会員1000円/非会員2000円(講師料、会場費、資料代に充当します。)
 開催場所: 大阪建築会館(会議室)
 申 込 み :9月10日(火)迄に電話・FAX・メールでお申込みください。

 

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 <お願い>スキルアップセミナーは予約制です。
 申込み締め切り後の急な参加も歓迎いたしますが、
 必ず事務局まで電話で連絡願います。
 事務局不在のときはFAXかメールをお願いします。


 <スキルアップセミナーについて>

 NPO集改センターでは、毎月、正会員や外部講師によるセミナーを開催しております。
 本来は、会員向けの内部セミナーですが、非会員の方のご参加も歓迎いたします。

 ただし、基本は内部セミナーですので、ざっくばらんな雰囲気の中で講師独自の考え方や
 常識にとらわれない自由な意見交換が行われることもあります。

 「こういう考え方もあるのだな」というスタンスで参加いただけたらと思います。


「第4回新時代のマンションセミナー&相談会~ペット・騒音問題を解決~」のご案内

2013-08-23 17:55:51 | 新時代のマンションセミナー&相談会

NPO集改センターでは、来る10月5日(土)、午後1時より、大阪市立住まい情報センターの3階ホールにて、 「第4回新時代のマンションセミナー&相談会~ペット・騒音問題を解決~」を開催いたします。

マンションでもっとも多いお悩み事といえば、ペットと騒音と騒音問題。日々の生活に密着した問題だけど、 管理規約をもってしてもなかなか円満解決には至らない。
でも、ペットの正しい飼育の仕方を学んだり、飼育のルール化によって問題解決した事例や騒音の判例を知ることで、あなたのマンションにも、きっと役立てる情報があるはずです。 円滑に話し合いを進めるためのADRの活用等もご紹介いたします。

また、セミナー後は、個別相談会や賛助会による展示ブースによりマンションの関連グッズの最新情報をお届けいたします。
展示ブースの会社は以下のとおりです。
住まいを安全、安心、快適に過ごせるような製品やサービスのご紹介をいたします。

株式会社 ビアンコジャパンhttp://www.biancojp.co.jp/index.html
積水化学工業株式会社http://www.sekisui.co.jp/
株式会社 三共http://www.sankyo-sea.jp/
株式会社神西通信http://www.jinzaitsushin.jp/

会場に来て、気になる商品等ございましたら、どんどんご質問ください。
皆様のお越しをお待ちしております。

 日時: 平成25年10月5日(土曜日)
 受付開始12時30分
 開演 第一部 午後1時~午後2時50分
 第二部 午後3時20分~5時
 第三部 午後5時~6時
 場所: 大阪市立住まい情報センター3階ホール
 申込先:NPO集改センター
 電話:06-6943-8383
 E-mail osaka★shukai.or.jp(@に変換してください)

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第108回スキルアップセミナー「間違いだらけのマンション管理運営の解釈」開催報告

2013-08-19 17:07:11 | NPO 集改センターのお知らせ

 NPO 集改センターから、スキルアップセミナーの報告です。

第108回 スキルアップセミナー 開催報告

 

開催日:2013年(平成25年)8月7日(水)

開催地:大阪建築会館

テーマ:間違いだらけのマンション管理運営の解釈

講 師:木村長敏(集改センター正会員)管理運営事業部 副部長

(マンション管理士、ADR研究所主宰)

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参加者:10名

 

 

分譲マンションは、近年では年間約10万戸が供給され、その累計は平成24年末現在で約590万戸に達し、国民の1割以上の約1,450万人が居住する重要な居住形態として定着するに至っています。

今後、高経年マンションが飛躍的に増加することが見込まれる中、高経年のマンションは、区分所有者の高齢化マンションの賃貸化・空き家化が進行し、役員のなり手不足も深刻化しており、管理組合における意思決定が円滑に進まず、管理に支障を来すケースも見られます。一つの建物を多くの人が区分して所有するマンションは、多様な価値観を持った区分所有者間の意思決定の難しさ利用形態の混在による権利・利用関係の複雑さが存在します。そういったマンションの維持管理を適正化する取組みが必要となってきています。

本日は、そのためのスムーズな合意形成の進め方にスポットを置いてお話ししてみたいと思います。

 

1.マンション駐車場の他人貸しについて

 マンション駐車場の空きが増加している。これを外部に貸すとどうなるか。

 国税庁の見解は、① 居住者も外部も同等に募集して貸し出す場合は全収入が課税対象となる。② 居住者に優先権を付けて余ったときだけ外部に貸し出す場合は、外部からの収入が課税対象となる。

 その他課税対象となるものでは「屋上を携帯電話のアンテナ基地に貸す」場合で課税措置となったマンションがある。

 

2.脱法ハウスについて

国土交通省は、脱法ハウスの事実を報告するよう関係団体に通達した。

「消防法」(防火区画・二方向避難等)、「建築基準法」(採光のない居住室)他法令違反がある。

 

3.個別論点

一 法人の役員就任

二 監事の総会招集権はどこまでできるか

三 総会の議案書は誰が作るのか。(原則的には理事会)

四 役員の欠員補充は理事会でできるが、監事の欠員もできるのか。

五 管理費の剰余金を修繕積立金に繰り入れは(標準規約の改正が必要か、総会決議で可か)

六 理事長の解任は、総会決議か理事会決議か。

七 滞納管理費等を和解で一部免除は可能か、総会決議で債権放棄できるか。全員合意必要か。

八 管理組合の業務(管理規約)にコミュニティ条項は不要か。

(管理規約改正のためのあり方委員会で、管理組合の業務とは言えないという意見がある。)

 

以上の事項について議論白熱。

弁護士・マンション管理士他、参加メンバーからそれぞれの意見が出され、大変興味ある議論となった。

 

次回のご案内 開催:2013年9月11日(水)15:00~

テーマ:「マンション駐車場は進化する。」

~ 駐車場をより便利に使おう・機械式駐車機の長期修繕計画~

 

1.立体駐車場の長期修繕計画(㈱オープンシステムズ)

■立体駐車場の長期修繕計画は多額の費用であるが、実態のない机上計算をどう見るのか。

2.来客駐車場予約システム(㈱西電通)

■来客駐車場の管理に頭を悩ます管理組合は多い、予約~入出場管理~空き情報を遠隔管理。

3.ETC利用で入場・出場管理(㈱ツヅキデンソウ)

■リモコンで出入りする駐車場に朗報。ETCの識別でゲート開閉・出入りの監視ができる。