NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

大阪ガスコミュニティライフ、4月29日から45日間の業務停止処分

2015-04-27 10:12:55 | マンションに関する最新情報

集改センターの枝副代表から下記のニュースの案内がありました。


 大阪ガスコミュニティライフ、4月29日から45日間の業務停止処分

 昨年90日の業務停止に続き、今回の処分。
 業務停止期間中も不祥事が続いていた。

 管理会社への業務停止処分とは、新規の契約行為ができないだけで、管理中の業務は継続できるものです。
 契約中の管理組合に迷惑をかけない配慮と思われるがこれでは行政処分が有効に機能するのでしょうか。

 もっと言えば、昨年の90日業務停止に続いての、今回の不祥事がなぜ45日なのでしょうか。

 大阪ガスコミュニティライフは、大阪市住宅供給公社が設立した管理会社「大阪サービス」やユニチカの管理会社を買収して管理戸数を増やしてきた会社です。大きくすることに精力を注いできたが、内部の管理体制がおろそかになっているのではないでしょうか。

 

4月14日産経新聞報道
 http://www.sankei.com/west/news/150414/wst1504140080-n1.html

 国土交通省の処分
 http://www.kkr.mlit.go.jp/kensei/sangyo/mgp/150414_ogc.html

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マンション補助金のお話~マンション修繕の補助金があっ!と言う間に終了~

2015-04-25 16:00:19 | マンションに関する最新情報

集改センターの枝副代表からの情報です。

ガラス戸をグレードアップするマンションが増えています。

2層ペアガラスで断熱と遮音効果はバツグンです。

断熱性能でCO2削減により、マンションのガラス戸を一斉交換すると約3分の1が補助されます。今年度の補助金予算30億円のうちマンションには16億円が割り当てられましたが、新年度受付初日で申し込みが終了。アッと言う間もなく、予算が底をついたようです。来年はどういうことになるのでしょうか。

 ~こんな補助金もあります~

日本郵便、いわゆる郵便局が、マンションの集合郵便受けに補助金を出します。

レターパックの人気で、郵便受けに入らない場合は持ち帰ることが増えたようです。

郵便局が認定した集合郵便受けを採用すると、補助金が出ます。

郵便局さん、やりましたね! 補助金は1戸500円です。もうちょっと奮発してよと言いたくなりますが、今後の補助金アップに期待したいところです。

 

日本郵便のトップページ → 「郵便」「上記以外の・・」 → 「オプションサービス」「大型郵便箱」 → 「マンション管理組合さまはこちら」

http://www.post.japanpost.jp/service/largesized_post/developer.html

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コンクリート強度不足マンションに建て替え費用等5億円の支払いを命じる判決!

2015-04-21 21:29:38 | マンションに関する最新情報

 集改センター副代表から、マンション管理新聞に載ったこんな記事の紹介がありました。

 

 3月30日仙台地裁が、コンクリート強度不足マンションに、建替え費用等5億円の支払いを命じる判決!


(マンション管理新聞 2015年(平成27年)4月15日付)


 東北震災で被害を受けた賃貸マンションの所有者が、建築時のコンクリート強度不足を原因として、建替え費用相当額の賠償を求めて提訴。


 仙台地裁は、コンクリート強度不足を認定し、過去の最高裁判例を引用して、これらの瑕疵は「居住者等の生命、身体または財産を危険にさらすような瑕疵、建物の基本的な安全性を損なう瑕疵に当たる」と建築業者の不法行為責任を認めました。 設計者、建設業界を震撼させた、外壁タイルの剥落事件(別府マンション事件)の最高裁判例がここで引用されています。


 建物の「瑕疵」には2種類があり、一つは「通常の瑕疵」いわゆる施工ミス等、もう一つは「建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵」です。 「通常の瑕疵」は、無過失責任であるが、後者の瑕疵は不法行為としての損害賠償請求となり、原告は被告の過失を立証しなければならないのです。


 建物所有者は、危険を未然に防止する責任があり、建築会社や設計者は、安全な建物を供給する注意義務があることから、建物所有者がこうむった損害賠償を建設会社に負わせたものです。

 

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スキルアップセミナー「認知症サポーター研修」のご案内

2015-04-11 14:48:18 | スキルアップセミナー

集改センターの5月のスキルアップセミナーのご案内を下記のとおり行います。

皆さん、奮ってご参加ください。

 

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集改センターコンサルタント物件のお知らせ

2015-04-11 14:25:53 | 大規模改修工事のコンサル業務

集改センターがコンサルタントをする物件が、桜の咲く中で、シートをかけられ、大規模修繕工事が始まりました。

鉄筋コンクリート造 地下1階・地上5階建で、 住戸総数は 30戸。 築12年。
担当するのは、当センターの鰐渕と松山です。

鰐渕理事

松山代表理事


若い世代の方が多いマンション。近所には、五月山動物園があり、アルパカとエミューがいます。
アルパカくんはおやつをあげることができます。かわいいです。

竣工予定は6月28日。夏には、外壁を塗られてきれいに生まれ変わったマンションになっていることでしょう。

 

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集改センターの第12回 集改塾「業務報告書作成」について発表!

2015-04-02 21:25:53 | 集改塾

2015年(平成27年)4月1日

第12回 集改塾 (塾生11名)報告

 

4月1日(水曜日、午後7時~8時30分)、12回目(2015年度第1回目)の集会塾を開催しました。

まず初めに、昨年と同じく集改塾の目的を塾生(新メンバー3人参加)に復習を兼ねて塾長より話がありました。

引き続き、現在サニーヒルズ池田五月山大規模修繕工事の副代理人の徳田塾生(ダイワテック)から、コンサルタントに毎日メール配信している「業務報告書」の作成における実体験の発表があり、次に先輩である川畑塾生(ダイワテックで初めて集改センターに配信する業務報告書を作成した経験者)や白石塾生(カシワバラ・コーポレーション、塾長担当マンションの現場代理人経験者)の経験談の話がありました。

最後に、塾長より「知識を得るため専門書を探し読むことが必要である」との話と塾長自ら見つけた「新築現場が知らない知識」の本から講義が行われ、1時間半の塾が終わりました。

 

<塾長の声>

私が担当した現場では、必ず毎日「業務報告書」の提出を義務付けしています。現場代理人からすれば、毎日すべき業務が一つ増えるわけですから正直「しんどい・めんどくさい」と思う人もいるでしょう。この日、徳田塾生(初めての経験)、川畑塾生・白石塾生(過去経験者)たちからの発表(経験談)を聞く塾生たちは、少なからず良い刺激を受け、技術者とは、責任と誇りをもち、品質よい工事を行い努力することが大事であると思ったのではないでしょうか。

結びとして、翌日届いた一人の塾生からのメールを紹介します。

集改塾 松山塾長

いつもお世話になっております。

昨日は、集改塾でのご指導を頂きありがとうございました。

ダイワテック川畑さんの作業報告書は尊敬を超えて、

こんな現場代理人のいる会社と勝負していかないといけないのかという気持ちになりました。

弊社も負けないよう、他社の作業報告書と心構えのレベルについて伝えたいと思います。

 

以上。

 

 

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第126回 スキルアップセミナー 報告「マンション建替えの法律を考える」

2015-04-02 21:20:45 | スキルアップセミナー

 集改センターの第126回のスキルアップセミナーの報告が届きました。


 第126回 スキルアップセミナー 報告
 開催日:2015年(平成27年)4月1日(水)
 テーマ:「マンション建替えの法律を考える」
 講 師:九鬼正光(弁護士、NPO集改センター顧問)

 <セミナー概要>
 マンションの建替えに関する法律は、様々な社会情勢を背景に、制定と改正が行われてきた。
  最初に区分所有法が制定されたときは、建替えに関する規定はなかった。

 その後、法改正により5分の4決議による建替え規定が追加され、阪神淡路大震災がきっかけで、更に改正が行われた。これに連動して「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」が制定された。

 ■昨年の12月には、耐震基準不足のマンションの建替えと除却(建物解体と敷地処分)に関する法律が施行された。これによりマンションデベロッパーの株価が上がったらしい。

 耐震不足が判明した場合、耐震改修か除却かの判断は誰がするのか。その判断基準はどうなっているのか。国土交通省は、その判断は管理組合が主体的に行うものとしている。
 またまた、管理組合に重い課題が生じている。



 ■さらに、耐震診断を行う場合、その入口で多くの難問が生じている。つまり、耐震不足が明らかになったとき、耐震改修か除却か、どちらの認定を受けるのか、区分所有者の合意はどのように取るのか、方針も見いだせないまま、耐震診断を実施し良いのか。間違えば不安だけが顕在化し混乱が起こるのではないか。
 大地震に備えることは大事であるが、これらの運用は難問が山積みとなっている。


 ■建替え関連法の説明が行われ、質疑応答など、専門性の高い勉強会が行われた。


 ~~ 次回:第127回スキルアップセミナー 5月13日(水)午後3時から ~~
 テーマ:「認知症サポーター研修」
 講 師:大阪府社会福祉協議会
 認知症の方への接し方、見守り等、理解と行動方法を学びます。
 マンションに係わる企業、団体、個人の方は是非受講をお勧めします。

 管理組合の方をはじめ、マンション管理士、設計コンサルタント、大規模修繕の現場等、マンション居住者と接する方は「認知症サポーター」を受講してみませんか。受講者に支給される「オレンジリング」を付けて業務に従事すると、管理組合の信頼が増すでしょう。
 <ご注意> 5月のスキルアップセミナーは連休後の「第2水曜日」です。


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MKSフォトコンテストの住宅局長賞受賞!

2015-04-01 19:58:12 | NPO 集改センターのお知らせ

集改センターのセミナー事業部会の鈴木陽子さんの写真が、MKSフォトコンテストで住宅局長賞を受賞しました。

 http://www.mks-as.net/topics_detail10/id=874

 それが、マンション管理新聞にも掲載されました。
 おめでとうございます!!

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