NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

集改センターの第38回 夏の研修会 報告

2017-08-27 22:04:13 | 集改塾

集改センター恒例の真夏の研修会の報告です。

第38回 夏の研修会 報告(研修会出席15名、懇親会出席21名)

8月26日(土)夏の研修会を開催しました。

塾生2名(山野氏/幸和・塩月氏/高分子)による企画プログラムで

午後1時~5時までの4時間を過ごし、夜は懇親会へと進み午後8時解散でした。

この日のプログラム

① 塾長挨拶

② 参加塾生15名の自己紹介(1分間スピーチ)

③ 塾長によるセミナー(タワーマンションについて)

④ グループワーキング(クイズ対決)

研修会終了後

⑤ 懇親会(仕事を終えた塾生が合流 21名参加)

普段の集改塾とはまた違った雰囲気での塾と楽しいひと時の研修会を過ごしました。

以上。

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集改センターの9月の「スキルアップセミナー」のご案内

2017-08-10 10:21:41 | スキルアップセミナー

NPO集改センターからのお知らせです。

9月の「スキルアップセミナー」を下記のとおり開催いたしますので
奮ってご参加ください。


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「鉄筋コンクリート造の構造をしくみを学ぶ」

鉄筋コンクリート造の各部材の役割や仕組み、
各種の工法の違いなどを解説して、構造性能や耐震性能について
学んでいただきます。


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開催日時:9月6日(水)午後3時~5時 
講  師:新保 勝浩 氏(本会・正会員/1級構造建築士)
     

参 加 費:会員1000円/非会員2000円(講師料、会場費、資料代に充当します。)
開催場所: 大阪建築会館(会議室)
申 込 み :9月5日(火)迄に電話・FAX・メールでお申込みください。

<お願い>スキルアップセミナーは予約制です。
申込み締め切り後の急な参加も歓迎いたしますが、
必ず事務局まで電話で連絡願います。
事務局不在のときはFAXかメールをお願いします。 

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集改センターの第150回 スキルアップセミナー報告

2017-08-10 10:17:52 | スキルアップセミナー

第150回 スキルアップセミナー報告

開催日:2017年(平成29年)7月5日(水)

テーマ:給排水設備 診断~監理までのプロセスとポイント

講 師:安達博好(本会・正会員・設計管理事業部/1級管工事施工管理技士)

<セミナー概要>

■初めに

 マンションなどの集合住宅において、給排水設備は電気設備・ガス設備等と同様に生活する上で最も重要な設備といえます。戸建住宅等と違って、マンションにおいては給排水管ともに大きな竪管を共用し、各戸には枝管といわれる配管で繋がっており、入居者個々の意思で更新や撤去を行うことはできません。結果、不具合が生じると配管を共用している各戸に影響を与え、最悪の場合は建物全体に影響を及ぼします。今回は給排水設備の仕組みとその劣化診断、改修工事について考えてみましょう。

■給排水設備の劣化調査

 調査個所は、受水槽・高架水槽・ポンプ廻り・給排水管(共用部・専有部)・外構が対象です。まず目視による調査を行ない、ポンプについては動作確認を実施、共用部の給排水管はサンプリング調査や超音波厚さ計で配管の閉塞状態、腐食状況をチェックします。外構は手鏡やケーブルを使ったカメラで状況を確認。専有部の給排水管についてもビデオスコープを挿入し錆瘤や腐食による劣化の状況を調査します。給水に関しては水圧や水量の測定を行い基準を満たしているかを判断しています。

■給水方式について

 給水方式には高架水槽方式、加圧給水方式、直結増圧方式及び直結直圧方式があります。

高架水槽方式は水道本管から給水管で受水槽に水を貯水し、揚水ポンプで屋上の高架水槽に汲み上げ、重力によって各戸に給水する方式です。断水・停電時には高架水槽内に残っている水や非常用電源を使うことで受水槽内の水を使用できる。加圧給水方式は受水槽に貯めた水を加圧ポンプによって給水する方法。断水・停電時は非常用電源の使用により受水槽内の残量を使える。直結増圧方式は水道本管から引き込んだ水を増圧ポンプにより各戸に給水するもので、水槽の点検・清掃は必要ない。最後に直結直圧方式は配水管の水圧によって給水するもので小規模な建物に適用される。ポンプを必要としないので機械室スペース等は不要。

■排水システムと排水管更新工事

 排水システムは、従来は通気管と排水管の二管方式が主流でしたが、継手の改良により単管式排水システムが採用され省スペース化が図られています。排水管の材質は平成の初め頃までは鋳鉄管が多く使われ、その耐用年数は20年といわれています。実際はもっと長いと思われますが、接続部のゴムパッキンの劣化による漏水が懸念されます。現在主流となっている塩化ビニール管に交換すれば、その後の更新工事はまず必要ないとされています。

■最後に

 給排水管の不具合はマンション生活に多大なダメージを与えます。調査診断の結果、1か所でも劣化箇所があれば配管は更新するという基本方針をもっておくことが必要です。

~次回開催予告~

■第151回スキルアップセミナー 2017年8月2日(水)午後3時から

 テーマ:「民間非営利組織(管理組合・自治会)のマネジメント支援について」

講 師:上野 義治(本会・正会員/司法書士)

<共同体の人間関係は、集団の意思決定に際し大事。組織の合意形成には日常的な暮らしのあり方が大いに影響する。ヨコの関係を「つなぐ」難しさを考えると変わるかも?>

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集改センターの第37回 集改塾 報告

2017-08-09 06:50:17 | 集改塾

第37回 集改塾 報告(出席22名)

この日(8月2日、水曜日、午後7時00分~8時30分)は、不二サッシリニューアル㈱、㈱LIXILリニューアル、YKKap㈱3社の賛助会員様より講師6名をお招きして「アルミサッシ窓および玄関扉の改修工事について」それぞれ各社の特徴を活かした講義をしていただきました。

 

< 塾生のレポート(感想)紹介 (抜粋) >

今回の講義内容はマンションの建具改修という、あまり経験した事の無い内容でした。建具は、居住者様の専有部分にも大きく関わり、克、生活にも密接に関係するという事が判りました。だからこそ、工事をより慎重に行う事はもちろん、事前の説明をどこまで掘り下げて行っておくかが重要なポイントであるという事を学ばせて頂きました。改修においては居住者様の未来の姿を想像し、提案・説明を行う必要があります。アルミサッシの歴史、さらには日本の住宅における歴史や背景についてもう少し深く知りたいと思える大変貴重な時間となりました。

 

3社からのお話を聞き、窓枠の改修についてはじめて知ることばかりであった。私は玄関枠、窓枠の改修工事を見たこともなく、玄関枠の改修の仕組みなど全く分かっていなかった。9月から窓枠の改修工事の現場につくこととなっていたので、今回の講習会で事前に知ることができてよかった。カバー工法という言葉さえも全く知らなかったので、とても良い勉強となった。

 

各メーカーの失敗談を聞いて管理組合や居住者への事前説明がとても大切であり、施工後のクレームもこの説明内容によって大きく異なってくるのだと感じました。中でも、アルミ部での結露の話や複層ガラスを採用しサッシが重たくなる話等は貴重な体験談だと思いました。

 

< 塾長の声 >

今回の「アルミサッシ窓および玄関扉の改修工事」は、多くの塾生にとって経験のない工事のお話で興味深いものであり、また講師の3人からの失敗談もお聞きでき大変良かったと思います。各社30分と短い時間ではありましたが、また機会を設けたいと思います。

 

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集改センターの夏期休業のお知らせ

2017-08-02 13:06:20 | 事業案内&報告

暑い日が続いていますが、みなさん、お元気でお過ごしですか。

さて、まことに勝手ながら集改センターでは、8月11日(金)から8月20日(日)までを夏期休業期間とさせていただいております。

ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

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