集改センターの第32回集会塾の報告です。出席は15名。
この日(3月8日、水曜日、午後7時00分~8時45分)は、塾生の企画による同じ会社の塾生が講師となり講義を進める第1回目でした。
テーマは「改修工事業者が初めて新築工事を経験して」をカンサイ建装工業(株)社員(大西、田路、塩見の3氏)によるプレゼンテーションを1時間弱、その後質疑応答へと進みこの日の塾が終了しました。
冒頭、講義前に2016年度(2016年4月~2017年3月)の塾に一度も休まず出席した塾生の白石氏に塾長より皆勤賞として賞状と金一封の授与式も行われました。
< 塾生の声 >
受講した塾生より後日、「感想文」として後日提出されますが、後述に1例をご紹介しています。
< 塾長の声 >
この日は、塾生の企画によるテーマで行う初めての塾でした。
改修工事業者に入社した多くの塾生には、ほとんど経験のない新築現場の実例をパワーポイントの映像を通して、現場代理人である田路(1級施工管理技士)氏からの説明と副現場代理人として新築現場を初体験した塩見氏からの体験談(苦労話など)の話があり、改修工事ではなかなか経験できない内容であり塾生も興味津々で聞き入っていたようでした。
尚、この時期毎年行う皆勤賞の授与には予定では2名いましたが、工藤(高分子)氏は当日どうしても離れられないJOBで欠席となり皆勤賞が取れなく、賞状と金一封を用意していた私も授与することができず残念でした。
しかし、2月発表の建築施工管理技士に工藤健人(2級施工管理技士)氏と川畑直樹氏(1級建築施工管理技士)の2名の塾生が合格を聞きたいへん喜ばしく今夜の塾が終了しました。
以上。
塾生の の紹介
< 本日の講義の感想 >
今回の講義は改修業者が新築工事を行うとどうなるかという非常に興味があった講義でした。まず、初めに感じたことが田路さんの口からでてくる言葉が、ほとんど分からなかったのが正直なところでした(笑) 私はまだまだ改修工事でも分からない事がたくさんあるのに、新築の工事は改修工事以上に覚える事が多くて、自分の身に置き換えるととてもしんどいと感じました。
でも、新築という0から建物を作っていくということに興味を持つことが出来ました。
土のサンプルを取って砂で深度を決めたり、シートパイル工法など一度近くで見てみたいと思いました。
工事の種類や、言葉などは改修工事より多岐にわたると感じましたが、現場管理という立場を考えた時、新築と改修共通する点がいくつかあるなと感じました。
先々をイメージして段取りしていくという言葉は、改修の現場でも求められる事なのだと感じます。職人さんが現場に来て仕事ができる状態を作る事が大切だと考えました。
次に、指導する側が理解をしておかないといけないというのも共通すると思います。
理解をして、指導が出来てまた次の話に行けると私は感じました。
私は、この業界に入って4月で1年です。まだまだ分からない事だらけですが、こういった貴重な講義を聞かせていただき、少しずつでも自分の物にしていきたいと思います。
カンサイ建装工業さんありがとうございました!
以上。