なあむ

やどかり和尚の考えたこと

話にユウモアを

2013年06月29日 13時33分39秒 | ふと、考えた
栃木県足利の本葬から福島巡回の旅、9日間を終えて帰路につきました。
駅まで送ってくれた若い僧侶が、「今度ブログはいつ更新するんですか」と。
意外なところで、意外な人から読まれていることに改めて気付き、ありがたくも、恐ろしくも思いました。
ということで、早速書きはじめました。あい変わらず単純。
原発被災県で何が説けるのか、と自問してきましたが、何を説くと言う前に、話にはやはりユウモアが必要だということがわかりました。
一時間半の話を、まず聴いてもらうには、楽しくなければなりません。自分がいくらいい話をしていると思っていても、聴く人が耳をふさいでしまっては無駄な時間に終わってしまうでしょう。
避難所でまけない!タオルが必要なように、どんな場面でもユウモアは必要です。
もちろん、、下品ではいけません。上品なユウモアが出るように学ばなければなりません。
そういう意味で落語は参考になります。
今回の巡回のなかでいただいたもの。
津尻温泉滝の湯の浴室の前に貼ってあった短冊の一句。
「笑顔さえ あれば 貧乏耐えられる」
ストレートでいい句だといただきました。
全ての人に笑顔を!話にユウモアを!