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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第24章

天吾くんが書いている小説は,
過去の書き換えなんだって。

まあ,そんなところだろうなあ。
とりあえず,これで

BOOK1は読了(笑。
やったー。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第23章

リトル・ピープルが,
番犬を殺害したらしい。

彼らは,
物質的な破壊もできるのか,ふーん。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第22章

ふかえりちゃん,
どーしたっ,無事か。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第21章

ふむふむ,
ますます教団に迫っていくねえ(笑。

今回,
やる気だ,村上春樹(笑。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第20章

ああ,よかった,
ふかえりちゃん,無事で(笑。

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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第19章・続き

「空気さなぎ」を解くには,まず
この小説の必要性から考えるのがいいだろう。

この小説で,村上春樹が試みているのは,
時間の複線化ではないかという気がしている。

これまでの彼の小説が,
失われるストーリーであったのは,

その背後にある死生観というものが,
単線的時間であったために

必然的にそうならざるをえないものだった。
しかも,主人公はいつも青年。

青年は,死を老いの彼方にあるものとしては
受け入れたがらない。

なぜなら,青年が保持している時間と
老年が残留させている時間とでは

その輝きが全く異なるため,
本質的には同じ時間であるという認識が困難だからだ。

青年にとっては時間は惜しむべきものであり,
輝きを失ってはならないものだ。

つねに若くあれ。
村上春樹の世界では,

したがって老いを受け渡す世代交代が
発生することができない。

青年は青年であり,青年は自らの子供をもつことで
来るべき老年への階梯を登ることができない。

だから,自らとそのパートナーである
カップルが

世代の始まりであり,終わりである。
であるから,妻小説を書くときに

村上春樹は孤独の最深部へと潜ることができる。
さて,この小説では

再び,青年が主人公だ。
珍しく古風な名前さえ授けられている。

妻小説ではないこの小説で,
彼が行おうとしているのは,

実験だ。
われわれ人間というものは,

生まれてから死ぬまで
時間という繭の中で存在している。

むしろわれわれは人間というよりも,むしろ
時間の有機的存在形態と呼んでもいいくらいではないか。

そこには,始まりから終わりまでを数字を振っていけば
デジタルな輪切りが可能な連続が続いている。

だが,それをどうズームアップしたところで,
直線の果ては,死なのだ。

死の向こう側に,
生の続きを延長する作業は宗教と呼ばれる仮想的技術である。

ならば,死を死として受け入れることは認めよう。
では,時間の経過をただ衰弱への傾きととらえない方法はないのか。

ここで,村上春樹はこう考えたのではないだろうか。
現実を微分していくことで生じる豊かさというものは

老いの方々にさしあげよう。
われわれ,つねに若くあらねばならない者たちには

また別の豊かさの方法が必要なのだ。
時間というものは,

身体にも訪れ,また思考にも訪れる。
身体に訪れた時間を一つ,

そして思考に訪れた時間を一つ,
それらはお互いを自分の鏡として存在しあうことによって

お互いの背後に永遠の残響をつくりだすことができる。
その残響に耳をすますこと,

風の歌を聞くのをやめて,
鏡の対話に聞き入ること。

それが,この小説の試みではないのだろうか。
うーん,外れるかも(笑。

そうだ,それで
「空気さなぎ」のことだったねえ(笑。

時間の複線化という観点から考えていくと,
「空気さなぎ」とは,時間が孕んでいる可能態を

実現できる別空間を作り上げる技術ではないかという気がする。
いまはまだ小さい月も次第に大きくなっていき,

「さきがけ」のリーダーが世界の覇者となっている世界を
実現する世界を作り出すのが

リトル・ピープルたちなのではないだろうか。
あってんのかなあ(笑。

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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第19章

おおおお,
ついに天吾くんと青豆さんが

ぐるっっっっっっと回って,
結びついてしまった(笑。

さすが,小説家だ(笑。しかも,
つばさちゃんの口から

リトル・ピープルをだしてきたよ(笑),
おお,おお,おお,

きたっっっっっっ,
さすが村上春樹っ(笑。

現実的で,しかも空想的で
倫理的なんだ,彼は。

ここでリトル・ピープルが作っているのが,
空気さなぎなんだろうなあ。

いったい,空気さなぎってなんだ(笑。
わからん。わからんが,

仮説くらいは立てておこう。
だが,その前にコーヒーを飲もう(笑。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第18章

まずい,
ふかえり,かわいいっ(笑。

天吾くんの
手を握るんじゃないっっっっっ(笑。

不幸になってしまうぞ,あ,
ふかえりはもう十分不幸なんだった。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第17章

つばさちゃんと
リトル・ピープル(笑。

ふーーーーーむ。
リトル・ピープルは善悪の区別がつかない,

力だけの妖精的存在なのか。
謎だっっっっっ(笑。
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「1Q84」BOOK1 読書日誌 第16章

天吾くん,
なぜ「空気さなぎ」が

自分の作品のように感じられたんだろう。
そこになにか,ある。

天吾くんの父はいま,
どこでなにをしているのだろう。

その二つが
通じているのではないだろうか。
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