そしてこうなった村上春樹の新作64、これにて読了(笑。

オッケー。
読了。

「グレート・ギャツビー」を下敷きにして、
3.5次元をいつもより盛ってみました的な小説だったな。

オレの希望と違うところは、
娘を恩寵として示すのではなく、

なにしろ村上春樹の小説にでてくる子供たちは
あまりに意識が縮尺されていて、

イノセンスそのままみたいに書かれるけど、
そんなはずないから(笑、

この小説でいう「顔なし」みたいに見えてしまう。
ではなくて、

あの、
地下を潜るところで、

イデアの世界からわれわれの日常を眺めてもらいたかったというところか。
どうせ、いろいろ人物の中身は交換可能な設定になっているのだから、

主人公が騎士団長となる場面がほしかった。
イデアの世界に拉致されて

身動きできないままで
この現実の世界を見るとどうなるか。

53のところだな。
あそこで、

イデア側に取り込まれてしかるべきではないかと思う。
川の水を飲んだりしたことが無為になっているからね。

ふつー、
黄泉の国のものは口にしてはだめでしょ(笑。

これだとね、
奇譚止まりの作家になってしまうなあ。

そこまで求めるのは酷か。
そこは次世代の

美少女ラノベ作家に期待するべきか(笑。
いわれてみれば、

登場人物の要素が似ているかも。
最近の物語は登場人物を大事にしないで、

ぽいぽい殺すからなあ(笑。
村上春樹も、

昔は、ラノベ作家みたいに思われていたんだろうなあ、
大江健三郎に。

きっと、この小説を読んで
「村上春樹の時代は終わった、次はいよいよ俺の時代だ」と

思っている小説家たちがいると思うよ。
さて、できるかなあ、

3.5次元超え(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作63(笑。

ふむ、
妻との和解も済んだようだね。

とても、物語的だが(笑。
と、なると、

あとは山を降りるのか。
みんながぼくをまともになるのを待っているんだ、的な、か(笑。

「羊」のときは、泣けたよな、
で、ぼくはジェイの酒場に行ったんだったな。

あれは、な、
いい小説だった。

村上春樹という小説家がいることに
感謝したものだった。

夏目漱石がいなくったって、
大江健三郎が元気がなくなったって、

まだ村上春樹がいるじゃないか、
オレたちにはこんなすげー小説家がいるじゃないかと

思えたんだよ、
今では、探偵の尾行みたいな読み方をしてるけど(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作62(笑。

あれ、まりえちゃん、
鈴なしで脱出できたね(笑。

なんか、あっさりだ。
となると、

あとは妻との和解か。
きっと、

いろいろ体験したので
主人公にとっては

妻が生きているだけでうれしい的な
許容な気持ちになれたのだろう、的なエンディングか(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作61(笑。

どうやらまりえちゃんは、
神殿という部屋に隠れていたようだね。

さあ、これで
亡くなった二人組、

妹とかつての恋人の黄泉の世界は終了した。
ということは、

今度は
生きていく者たちの世界に戻らなくてはいけない。

鈴が鳴るのだろう、
さあ、いまだ脱出すべきときだと知らせるような、鈴が。

主人公がふっていた鈴が(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作60(笑。

あ、やっぱりまりえちゃん、
忍び込んだんだね、

そうすると思ったよ(笑。
でもなぜ、騎士団長がでてくるの。

これが物語だよなあっっっっ。

そしてこうなった村上春樹の新作59(笑。

まりえちゃんは
ギャツビーくんの家で

騎士団長と会ったらしい。
やっぱ、そこか。

探索しただろ、まりえちゃん(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作58(笑。

まりえちゃんと会う段取りのところまで進んだ。
彼女は、自分の母親に導かれて、

どこからか脱出することができたのではないだろうか。
どこから(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作57(笑。

やれやれ、
ここからはなんか事後の書類整理みたいな感じになるようだな(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作56(笑。

助けてくれたのは、
ギャツビーくんだった。

まりえちゃんも戻ってきたらしい。
なんか一気に、

いろんなことに決着がついているぞ。
このあとは、

まりえちゃんとの話のなかで
この間の事情が話されるのだろう。

で、
妻のことはどうなる。

シングルマザーの夫として
庇護者のような立場になるということか(笑。

そしてこうなった村上春樹の新作55(笑。

途中、妹もでてきたけど、
声だけだったね。

たぶん、
草稿段階では書かれただろうけど、

消されたんだろうね。
そして、また振り出しの場所にもどってしまったが、

どうせここだと思ったよ(笑。
現実世界の中では、

いまはまりえちゃんが失踪した翌日。
オレの予想では、

パパの宗教団体に誘拐されたか、
ギャツビーくんの家に探索に行ったか。

そうだ、そしてギャツビーくんの神殿というところにいって
母をみつけて驚くのだろう。

だが、父であるギャツビーくんのところへは属さない。
ああ、そうか、

まりえちゃんがなにかしでかしてしまうのだ。
それをギャツビーくんが隠蔽して、

身代わりとなる、と。
そうすると、だいたい「華麗なる騎士団長殺し」ができあがるが。

さて、どうなる。