シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

マイブラ本

2009年03月28日 | indiepop90's
先日の世界一になった野球は、所用で福岡に移動中にラジオで聴いてて、
イチローがヒット打ったときにラジオでさえうるっと来たので、テレビだったらたぶん号泣してたと思う。
ちょうど優勝の瞬間はラーメン屋にいて、店員さんもお客さんも一同拍手喝采。
福岡インター近くの一九ラーメンというとこです。冗談抜きでここは本当に美味しい。
いわゆる豚骨ラーメン好きな人なら、びっくりする人が多いのではないでしょうか。
http://leo10.cse.kyutech.ac.jp/koura/ramen/shop/r01235001.html

この日、福岡のタワレコで、ようやく発売されたアシッドフォークのガイドブック
"ディスク・ガイド・シリーズ アシッド・フォーク"
http://www.amazon.co.jp/ディスク・ガイド・シリーズ-アシッド・フォーク-NO-37/dp/4401632346/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1238074178&sr=8-1
と、マイブラのラヴレス本 " my bloody valentine Loveless "
http://www.amazon.co.jp/マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン-Loveless-P‐Vine-Books-マイク・マクゴニガル/dp/4860203259/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1238074342&sr=1-1
を買う。

アシッドフォークはさておき、マイブラの本はさらさらっとすぐに読める本で早速読破した。
正直、マイブラ好きのラブレス好きでないと興味のない本だと思うけど(笑)、
一応音楽クリエイター的には、曰く付きのあのアルバムはどうやってできたんだろうという好奇心は持つはずだろうと思う(笑)
インタビューを元にしたということで、どこまで本当かわからないけど、結論的には思っていたより全然面白かった。
【以下、ネタバレも有るのでご了承ください】

一番へぇーと思ったのは、Voのビリンダさんは当時子どもがいて、マイブラの活動も子育てと並行してたらしい(?)ことだ。
ラブレスのレコーディングでも昼間しかスタジオにいけなかったみたいだ。
自分らも経験してることだが、子育てと音楽の両立はなかなか大変なので、ものすごい親近感を覚える。
ちなみに、現在は48歳になられるそうで、ラブレスのころはだいたい30歳くらいになる。
思ったより年齢が上なバンドだったことは知らなかった。
最近、特に年齢的なことが気になってるので、すごく気が楽になった(笑)

また、実はラブレスでのドラムは数曲を除いて、諸事情あって打ち込みだったことにびっくり。
ドラムをサンプリングしてプログラミングして、本人がたたいてるようにするために苦心したらしい。
ベースも全部ケヴィン・シールズが弾いてるようだし。
あとは、なんとボーカルには10トラックくらい使って同時に鳴らしてるそうだ。

そういえばそうだなと思ったのは、ラブレスは基本はモノラルだということ。これには相当こだわりがあったみたい。
マイブラの音楽は、いかにシンプルなことをいろんな視角から為すか?ということに尽きると思った。
自分らもそうありたいなと。
繰り返すが、この本は意外にも(笑)本当にすごくためになった。



ちなみに、先日発売された " The EFFECTOR BOOK Vol.3 "
http://www.amazon.co.jp/EFFECTOR-BOOK-Vol-3-シンコー・ミュージックMOOK/dp/4401632796/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1238169451&sr=8-1
では、ケヴィン・シールズのエフェクターボードが紹介されてて、自分の想像してたより遙かにその個数は多かった(笑)。


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