シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

ライブおわりました

2009年03月03日 | automeyer情報
3月1日、無事告知通りにオートメイヤーの熱狂のライブが終了しました。
シノワではあり得ない、ライブでピックを折るという経験もして、自分自身もすごく楽しいライブとなった。
2456氏は本番になると強いな。また、どなたかライブにオートメイヤーを是非お誘いください。

以下の今回ライブの告知にて記しました各アーチストさんのブログに当日の様子がありますので、是非閲覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/e/8ae5bfd4013a234d51e7d2f290419085
今更ながらに、もはやバンド・音楽活動にサイトやブログは欠かせない関係になってるんですねえ。
自分もさりながら、でも気づいてなかった(笑)

イベントはアコースティック系アーチストが4組、バンド系が3組の複合イベント。従来ではライブに出るときの対バンは、ほとんどがお知り合いというような環境が多く、また誓ったジャンルの音楽のなかでライブをすることはすごく新鮮な感じだった。

アコースティック系のアーチストさんはさすがにMCが上手。今回ご一緒だった HAJIME さんなど、まさに心が洗われるような「感謝」という内容のMC。そんな清々しいMCにそのステージに際し、自分たちの音楽は「悪」なのではないかと真剣に考えたほどだった。荒唐無稽若槻素直さんしかり、FLAPPERS ACOUSTICさんしかり、ツアーのタカハシヨウヘイさんしかり、MC含めて、ステージの完成度が高いなあと思った。
自分自身、ライブにおける「見せ方」ということを追求してこなかったので、やっぱいろいろと参考になる。

最近では、いろんなデジタル機器のせいもあって、バンドというスタイル自体がすでに音楽演奏のフォーマットの選択肢の一つでしかなくなっている。前になんかの雑誌で読んだが「バンドは人間関係もめんどくさいし、練習にもいかないといけないし、金もかかるし・・・」なんていわれてるくらいだ。自分らバンドブーム世代にとっては「バンド」というスタイルが固定概念的にまず大前提にあるから、バンド以外のフォーマットの発想があまりなかったのが現実。だから今回のシノワの二本のライブと、今回のイベントでは兎角いろんなことを考えさせられた。

また、この世間一般でいわれるようなCDなどの音楽産業全体の不振があったり、またネット社会で、在宅ながらにかなりの物欲、引いては文化的欲求が満たされるような時代。それに自分も恩恵をかなりの面積で被っているわけだけど、その中で「ライブ」という音楽のありかたについて、あたりまえのことと思って今までは深く考えることはなかったが、これについてもいろいろと考えさせられた。

さて、バンドとしての対バンはこちらはいわゆるお知り合いの White Moles さんと、ザ・イースさん。
ちょっと手の内を知っている関係ではあったのだが、とても練られていてこちらもクオリティーが高く、素晴らしい。

10年前では、こんなバンドはそうそう無かったように思うので、ここ10年くらいのバンドのレベルって上がってるんだなあと正直驚いた。自分たちの音楽の発想や着想は本格的に今に繋がるバンドを始めた19歳ころの15年前のものをずっと引きずってるから、ちょっとショックだったというか、かなり大きな刺戟になった。

最近、とくに子供を持ってからは世代というものや、年齢というものを少し感じ、考えるようになった。
今ではプロ野球の外国人助っ人も年下だったり、美容院のスタッフさんのほとんどが年下で、逆にこちらが気を使ってあげる立場になったり、娘の友人から「おじちゃん」と言われたり。

そんなこんなでもうすぐ二児の父になりそうなのだが、これからがいよいよ次の音楽人生のはじまりだなあと、力強いしみじみ感をもたらせてくれた2009年初春のライブ群となりました。


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
先日はお疲れ様でした! (荒唐無稽若槻素直)
2009-03-04 14:15:18
3.1にオルガンズメロディーにて
対バンさせていただきました荒唐無稽若槻素直です。
先日はお疲れ様でした。
オートメイヤーさん、ポップで格好良かったです。
また機会があれば一緒にライブしましょう。
お願いします。

バンドは人間同士のグルーヴがぶつかり合って
何とも言えないうねりが出るので
バンド未経験の私としましては
非常にうらやましいです。
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Unknown (黒子1号)
2009-03-04 19:15:59
オートメイヤーのかっこよさは半端ではないです。あのかっこよさが分かる人間でよかった。

またご一緒しましょう!

トラックバックってこれでいいのかな?
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Unknown (You_Skate)
2009-03-04 22:27:37
ライブお疲れ様でした。

「前になんかの雑誌で読んだが」…この一連の文章は僕も記憶にあります。バンドやろうぜの特集「宅録やろうぜ」のZIN-SAY!卓球若しくはロッキンオンジャパンのトモフスキーのどちらかですね。

昨夜全盛期の宝島7冊をオークションでゲットしました。到着が待ち遠しいです。
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Unknown (ライブ終わりましたヒ)
2009-03-05 00:37:55
コメントたくさんありがとうございました。

荒唐無稽若槻素直さま
当日は大変お世話になりました。
自分らの出番の時にはちょっと疲労感が漂う雰囲気もありましたが(笑)、老体に鞭打ち、ピックも折りながらも頑張りました。荒唐無稽若槻素直さんも是非バンドをしてみてはいかがでしょう?メンバー選定がちょっと難しそうですかね(笑)。演奏できなくともツッコミだけを専門とするメンバーを入れてバンドとするとか(笑)。

黒子No1さま
メールもありがとうございました!本日お送りしましたよ。
あのかっこ良さがわかる人で良かった!とは
これはまさに名言。ぼくの常套句のボキャブラリーに入れてもいいでしょうか。少なくともオートメイヤー内では会話の決めセリフとなりそうです。
トラバは大成功です。そちらからのトラバを実はずっと待ってんですけどね。またお願いします!

スケートさま
バンド世代のわれらには、バンドでなんぼの世界でしたものね。あのときは高野寛とか、ポップジャムの松岡とか、ソロというとややいわゆるニューミュージック的な印象があったものです。自分もバンド的なギターしか基本は弾けないので、こういう時にすごく困ります。
宝島、うちには中三のころから90年代なかばまでの宝島がすべてそろってるはずなので、ちょっと出品してみようかな?スケート君に落札されるかもしれません。うちに来たときに図書館代わりに使ってくださいませ。
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