へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

勉強はよろいだった

2017年02月07日 | 日記
昨日、認知症の勉強について記しました。

母が認知症と診断された頃は、

介護者の対応が進行を左右するのだと本で読んでは、追い立てられているように感じて、

単純に知識・情報を得たいという気持ちもありましたが、

私は勉強していますよ、

検定試験も受けたんですよ、

介護講座も参加して、認知症サポーターのオレンジリングと、

さらに認知症サポーター対象の講座を受けたらもらえるカンバッジも持っていますよ、と、

いわば、よろいが欲しかったのだと思います。

何か指摘された時の、保身。


でも、それはそれで良かったです。


その頃、介護の仕事をしている友人に、ホームヘルパー(当時)の資格を取ろうか

迷っていると話したら、

家庭での介護なら資格は特にいらないと思うと言われ、

それもそうだと、やめました。

親の介護を終えた人が仕事に戻る時、経験を生かして介護の職につくのを

よく見聞きしたので、

それもちょっと考えましたが、

けんしょう炎がひどいし、介護は向いていないので、選択肢に入れない事にしました。


でも、介護を知る事は、自分が介護してもらう立場になった時も役に立つでしょう。