へなちょこかいご

アルツハイマー型認知症・80代の母との暮らしで思う事。
母は2021年秋に亡くなりました。父の事も少し。

認知症の勉強

2017年02月06日 | 日記
母が認知症になる前から、

芸能人が親の認知症についてつづった本や、

認知症関連のテレビ番組をみたりしていました。

なんとなく。


母が認知症と診断されてから、認知症について詳しく知りたい、

具体的で母に当てはまった情報が欲しい、と思い、

本を図書館から借りたり、書店で買ったりしました。

でも、

医学的な本を読むと、どん詰まりに。

介護マニュアルのような本を読むと、介護者の対応次第と言われているようで

ますます不安になる。

でも、知識や情報は欲しい。


それで、認知症ライフパートナーの検定試験を受ける事に。

試験を目標にすれば、勉強して、知識は得られる。

こうでもしないと。


それから資料を取り寄せたり、テキスト、問題集で勉強しました。

数値や専門用語などの覚えにくい所もありましたが、

ためになる事もたくさんあり、まあまあ意欲的に取り組みました。


まだ父が元気で、母も、私が用意をしておけばご飯を父に出したり

自分も済ませたりできたので、試験にも出掛けられました。


なんとか基礎と応用の検定に合格しました。

知識が身についたかはさておき、ちょっと達成感があり、

どん詰まりと不安もちょっとは薄まりました。



今は認知症ライフパートナーもシステムが変わったようです。

復習がてら、受けてみたいとも思いますが、

母は1人で留守番させられないので、試験には行けません。

介護講座や講演会も。


知識や情報は入っていた方が、いざという時に役に立つので、

番組や記事は見ています。

でもまあぼちぼちでいいかなと。


初期の頃に、えいっと受けてしまって良かったと思います。

介護にいかせているかは疑問ですが。