きぼう屋

生きているから生きている

「楽しかったなあ」

2010年12月21日 | 教会のこと
今週19日(日)には
日本バプテスト京都教会の
クリスマス礼拝
愛さん会
祝会
が豊かに祝されまして
主とみなさまに感謝するばかりです

うちの子どもたちが
「楽しかったなあ」
と繰り返し言っております

そしてこの言葉の中に大きな当教会の
現在の中心点を見ます

楽しかった
のは
企画進行がうまいから
ではなくて

子どもたちを受け入れ
子どもたちと一緒に
いやいや
みんなで一緒に
ひとつとなって

つまり互いに受け入れあいながら
常に隣の人の体温と呼吸に行き届きあいながら

教会におけるすべての出来事がすすんでいる
ゆえに

子どもたちは繰り返し
「楽しかったなあ」
といまでも互いに確認しあっているのだと思います

当教会は
ほんとに変化しました

ありとあらゆる人がカッコウつけず遠慮せず共に歩むことの出来る教会となりました


ただそれは
みんなが「ありのまま」で参加できる
ということではありません

それを超えております

今は
現状の自分が教会でキリストにおける出会いを経験することで
変化する!

という出来事として
共に歩むことが起こされております


「ありのまま」
という美辞は
実は前世紀のものだなあと思います

そして今
世界の行き詰まりは
「ありのまま」信仰によるものであることも発見します

人は
出会いにより
変化しながら

時に
正反対になることもありつつ

歩むのでありますなあ



最も大きな変化は
主イエス・キリストとの出会いによって起こされるわけです



その変化は

自分の気分とか感覚とか思想ではなくて

となりの人の体温とか呼吸とか表情とかことば

が大切となり
それが中心となり
それが感心事となり
それに夢中になる

という人となるというものであるわけです


っていうのは
主イエス・キリストが
ご自身の気分とか感覚とか思想ではなくて
ただ端的に
わたしの体温と呼吸と表情とことば
などなどに夢中になり
さらに
そういうわたしのすべてを背負って
わたしを救うために
死をも経験されたわけですから・・・・



クリスマス礼拝における聖歌隊讃美が
またまた美しい!

信仰告白である讃美は
ただの合唱ではないのですなあ

体中に染みとおります

そしてここにも同じ秘密があると思います
つまり
自分のパートをうまく歌う!
ではなく
となりの人の声と音に行き届くゆえに
自分も歌うことができる
という出来事となっているわけです


礼拝は今年も100人を越えました

実は2004年から100人を超えるようになっています

しかし中身が異なってまいりました

教会におけるクリスマスは
まさにクリスマスくらいは地域の方々に教会で過ごしてもらうという目的もあって
そういう方々がたくさん来られてとても嬉しいのですが

しかし年を重ねるごとに
クリスマスのみということではなく
これから本気で教会家族になりたい
という希望を抱いている方々がたくさん来られるようになっています。
とくに今年は!
感謝感謝です


愛さん会もびっくり
例年
「料理が多すぎたねえ」
と反省しつつ
しかし年々前年以上の料理が並びます

特に今年は手作りスイーツがたくさん!

これぞ教会!って思いました
(わたしはみんなで食卓を囲むというところに教会性を覚えるんです)


そして祝会もいいねえ

何がいいかというと
いろんな出し物があるのですが

出し物をされる人たちが誰も魅せないのです
ひけらかさないのです

自分自身の日常がたんたんと表現されているんです

だから
あったかくてほのぼのします


I家の食卓と題された家族全員での讃美
子どもたちのトーンチャイム
青年たちのバンド演奏
青年たちのトーンチャイム
Tさんの三線による弾き語り
Mちゃんのマジック
Sさんの独唱
そして
野の花会(女性会)のページェント

「楽しかったなあ」
と二日後の今もいうしかないのですなあ

野の花会のページェントは圧巻でした

そして終わってすぐに来年もする!って決まって
その準備も当日にはじまったという

バイタリティーも圧巻!


最後はプレゼント交換

音楽に合わせて隣にプレゼントをまわしていくというシンプルだけどもっともあったかい方法

でももっとあったかくて面白いのは
プレゼントが確定して
中身を確認したあとに
もう一回自然にプレゼント交換が起こるということ

それってアリ?
という意見もあろうと思いますが

ウチのように多種多様の方が集まる教会では
それぞれに必要なものが丁寧に交換されるというのは

まさに「経済」の本質が起こっているわけでもありまして
(経済の本質というのはお金の交換ではなくて、愛と信用の交換であり、共に生きる制度)

聖書的でもありまして

わたしはうれしいのであります


というわけで

今週は

22日(水)の夜7時からは通常通りの祈祷会

23日(木)の夜7時30分からが若者中心の集いで
みんなでレンズ豆のスープをつくって食べて
聖書を分かち合ってお祈りします

24日(金)の夜8時からはクリスマス・イヴ・キャンドル・サービス


ぜひぜひお越しくださいませ


最後に
手術を終えたばかりのIさん、Fさん
病にある数名の仲間たち

覚えてお祈りします