きぼう屋

生きているから生きている

君は愛されて!生まれた

2009年05月27日 | 教会のこと
日本バプテスト連盟の
ホームレス支援特別委員会というのがありまして
その責任を担っておりますが

今週前半はこの委員会が福岡でありました

わたし
あらゆる会議のなかで
一番好きなのがこの委員会です


たぶんですが
それぞれ支援活動
いやいや
人とのかかわりの現場を持っておりまして
その時点で何も語られなくとも通じるものがあるというのがあると思います

さらに
その現場はおのずとさまざまな常に新しい論と言葉を僕らに提供してくれるので
それらが会議で行き交う出来事は
身体全体をリフレッシュさせるものともなります
(会議だけでなく、礼拝説教や発題もあるのでなおさらです)


さらには
ここぞというときONになるけれども
なんとなくOFF状態で時間を過ごすこともできる
という委員会なのがうれしく
さらに
そうだからこそと思いますが
他のどの会議よりも
事柄が深く思惟され
いろいろと決まっていきます
しかも
他の会議よりも実は合理的で短時間でいろいろ見事に整っていきます


さらにさらに面白いのは
会議の合間合間に大きいテーマとしてはつながるけれどもその時に話していることとはずれる事柄がおしゃべりされます

このおしゃべりが
結局は決めるべきことに大きな影響を持ったりします

それはグローバル社会の正体を語り合うものから
歌の歌詞にいちゃもんをつけるというものまであります

たとえばこんな話しがでました

♪君は愛されるために生まれた
という有名な曲を
とくに若者が好んで歌いますが
しかし
なんかおかしくないか
ということになって

そうだ
2番が必要だ
♪君は愛する!ために生まれた
という続きを欠かすとやばい

なんてことになりまして
しかししかし
さらに

それでもなんか変だ
ということで

そうだ

♪愛されるため
というような目的にならないはずだ

そうではなく

♪君は愛されて!生まれた

なのだ!!
生まれたということはもはやすでに愛されているということなのだ!

となりまして

一同納得!!


わたしたちは愛されるために生きていきません

すでに愛されて生きて
(その愛に気づくことが大事!)

ゆえに愛して生きるわけです


愛されることを目的とする場合は
極めて人間論であり
愛されることが既成事実と認識する場合こそが
信仰論なのであります


さてさて

ホームレス支援特別委員会の次のテーマは

「貧しき者は幸いか?」

になりました

貧困社会にますますなっていくなかで
聖書は何を語るのか
キリストはどこでなにをするのか
キリストは何をわれわれに命じるのか

じっくり考えていきます


楽しかったあ