きぼう屋

生きているから生きている

戦争の足音

2007年04月29日 | 教会のこと
本日の礼拝もまた
そしてさらに
深かった

みんなが覚えて祈り続けている仲間が
久しぶりに礼拝を共にできた

胸が詰まった

みんなが覚えて祈り続けている新しく生まれた生命が
初めて礼拝を共にできた

目頭が熱くなった

連休ということもあるし
法事や結婚式と重なる仲間もいて
とても少ない人数で始まった礼拝

でも終わってみたら
いつもと同じ

例年なら3割減なのだが・・・

不思議だ・・・

この不思議
礼拝開始直後から起こっていたような気がする
司会のEさんの祈りが
世界全体を視野に入れ
足元を具体的に祈るという
よくよく準備された祈りであって
その祈りを共に祈るときに
礼拝全体が神に手渡されるというような
雰囲気から空気からなにもが動くというような
なんともいえない経験をした

さらに子どもメッセージ
Yさんがこれまたよくよく準備してくださって
アンネ・フランクの物語を紙芝居で
それも紙芝居用の舞台まで用意してくださって
語ってくださった

身体、精神、魂、なにもかもが
おのずと集中度を高めた
それは子どもたちも同じ

アンネ一家の隠れ家にゲシュタポがやってくるときの足音が
あまりにリアルに礼拝の場を突き刺した


わが息子たちが口々に言い始めた

こわい・・・
かぎ閉めて・・・
変な音がした・・・

よくよく聞いてみると
朝の子どもメッセージが生々しく彼らの経験となっていることを知った

ゲシュタポが来るのを恐れていた

5歳の三男が
悲しいだけでなくて、このあたり(胸をおさえつつ)が気持ち悪くなった
と言う

小1の次男が
戦争は絶対あかん!パパとママも戦争にならんようがんばってな
と言う

ああ!がんばるとも!
お前たちは俺が守る!

なんて言ったけど
彼らはよく知っている

戦争になったら守れないよ・・・

戦争にはさせない!

今日眠れない・・・
息子たちが口をそろえて言う

じゃあコレ見るか

パソコンを開いて
お気に入りに入っている
YOU TUBEの
FREE HUGS キャンペーンの動画を
みんなで見る

4人の息子がひざにのっかったり肩にのぼってきたりして
結局
3回も見る

互いにハグハグしながら・・・

いま
みんな眠った

この一日が
息子たちに植え付けた事柄は
大きな宝物だ

感謝だ

戦争はだめだ