きぼう屋

生きているから生きている

ハンスト

2010年10月25日 | ホームレス支援のこと
下記メールをアップします。
お時間のある方
現場に足を運んで、関根さんを励ましてまいりましょう

いっしょにたたかいます

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大谷心基 様

空き缶回収禁止条例反対デモ実行委員会の関根です。

10月28日の本会議までをめどに市役所前で今日からハンストをやっています。

ご注目よろしくお願いします。

**********転載転送歓迎*************
★★京都市「空き缶回収禁止条例」案に反対し、ハンガー・ストライキを決行しま
す!!★★

私たちは市会9月定例会で審議中の「空き缶回収禁止条例」案に対して反対する
ため、デモや人間の鎖などを行ってきました。

こうした批判を受け、10月20日、門川大作京都市長は総括質疑で、来年度より、
野宿者向けの就労支援政策を行うと発表しました。また、市の保健福祉局は、既
存の野宿者支援策と社会保障制度の周知の徹底を図ることですべての野宿者にサ
ポートを届けると言っています。その新しい「就労支援」は、内実も見込める効
果も非常に不透明なものです。また、従来の支援策が多くの野宿者に受け入れら
れていないのは、支援策や支援を行う側の姿勢に問題があるからであって、周知
が徹底されていないからでは必ずしもありません。上記の施策案が、野宿者にと
って唯一の生きる糧となっている現実があるアルミ缶回収の仕事と引き換えるの
に十分たるものではないことは明らかです。このような中でこの条例案を可決さ
せるようなことがあれば、それは人の命と尊厳に対する甚だしい軽視の表れであ
ると考えざるをえません。

今回、市会に対し、同28日の本会議採決まで命と向き合った真剣な議論を続ける
ことを求め、京都市役所前でハンガー・ストライキを決行します。ハンストには
多くの方の現場での支援が必要です。また、ハンストと並行し、ビラ撒き情宣も
行います。一人でも多くの方にお立ち寄りいただき、空き缶回収禁止条例案の可
決を止める今期市会での最後の闘いにご参加をお願いいたします。

◆ハンスト開始日時◆
10月25日8時~
◆場所◆
京都市役所前
※ハンスト決行中、各日8時~9時、12時~13時、17時30分~18時3
0分に市役所前でビラまき情宣を行います。
※ブログ
http://blog.livedoor.jp/akikankyoto/
※ツイッターのアカウント
http://twitter.com/akikandemo
※連絡先
空き缶回収禁止条例反対デモ実行委員会
akikandemo[at]yahoo.co.jp

 空き缶回収禁止条例案は、議員会を経て27日に討論が結了し、28日の本会
議で正式に採決されることになっています。私たちは、市会に対して、残された
短い時間の中で命の重みに向き合った真剣な議論と判断を行うことを求めます。
どうか命の「声」に応えて下さい。リサイクル行政の真に望ましいあり方も、こ
れから議論する時間は十分にあるではありませんか。
 京都で学ぶ一学生の私が今期市会においてできることは、あとは結論が下され
るまで議論の行方を市役所の前でささやかに見守ることのみとなりました。ささ
やかながら、しかし命がけで、しかるべき結論が下されるのを待ちたいと思いま
す。

空き缶回収禁止条例反対デモ実行委員会
関根隆晃

バプテストなのです

2010年10月25日 | 教会のこと
今週の週報巻頭言です。

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「バプテストなのです!」

先週の礼拝は、
私(牧師)が他教会での説教奉仕のため、牧師不在の礼拝となりましたが、
しかし、たくさんの方々から礼拝が祝された喜びを伺い、
私は主と教会の交わりに心から感謝いたします。

F姉の証、I姉の子どもメッセージ、青年有志による讃美の証のいずれもが、
教会家族という交わりの中で育まれた信仰(=神の働きへの委ね)から生まれたものであると私は確信します。

実はバプテスト教会は、
丁寧な交わりの中で丁寧に共に歩むところから育まれる丁寧な信仰を大切にしている教会です。

それは、
国家そのもの、あるいは国家の従属機関だった教会がお上として発令する信仰ではなく、
また、権力と権威を有する牧師の命令する信仰ではなく、
それに抗する歴史から生まれたところの、
共に祈り、礼拝し、証をする中で、
その中心におられる主イエスによって育まれる信仰です。

それが私の赴任後に最も豊かに現われたのが先週の礼拝だったのだろうと思います。

そしてぜひとも今後もみんなで互いに証をする教会とされ続けたいと思います。

そしてそのためのポイントは、
聖書が語るところの教会の交わりとして、
つまりキリストの体として、生きることであり、
それこそが救いであり解放であり幸福であることを
繰り返し経験することです。

そしてその経験がおのずと証を産み出します。

さて、私は赴任後、
私たち京都教会がキリスト教会とされることを目指してきました。
そして今それは実を結んでいる認識します。
つまり礼拝に参加する訓練からはじまり、
教会学校や委員会など、教会の交わりのかたちをつくるなかで、
具体的な交わりがあちこちで起こされ、
共に祈り、礼拝し、証をすることが起っています。

そして私は、
今後5年で私たち京都教会がバプテスト教会とされることを目指したいと思います。
それは、ますます交わりの中からすべてが生まれることを目指すことです。

まずは、献金の恵みを頂く訓練がはじまりつつあります。
献金は具体的な交わり抜きには成り立ちません。
共に生きる交わりを知るときに、
その中心の主のために、
そして共に生きる他者のために、
その交わりのために、
献金をささげることが起こされます。

そしてさらに、
牧師主導ではなく、交わり主導(=その中心の主イエス主導ということ)による
礼拝、祈祷会、教会学校、執事会、委員会を目指したいと思います。

つまり、それぞれの理念決定、作業選択、奉仕、反省にいたるまで、
またできれば活動のための会計も、
そのチームで担うようになるということです。

そしてそのためには、
自分のイメージではなく、
交わりの中で生きる中から生まれるものを大切にすることが大事です。
そこに主イエスが生まれるわけですから。

そして牧師は
その活動の中で行き詰ったときなどに
カウンセリングをなし、聖書を解き明かし、祈る者として存在できればなによりです。

これからは「バプテスト」を意識し、またそれについて学んでいきたいと思います。