昨晩の
奥田さんを追ったNHK「プロフェッショナルー仕事の流儀」は
予想以上に本質を突いていてくれて嬉しかったです。
また知り合いがあんなにたくさん出ているテレビ番組もはじめてだったので
それも嬉しかったです。
実はわたし
たまたま
日本バプテスト連盟平和宣言による説教集編集会議のため
北九州の
奥田さんが赴任している
番組にも出てきた東八幡教会のあの部屋におりまして
彼とも一緒にわいわい編集作業をしておりまして
そして夕食を食べに行ったときに
若菜さんに電話して
ブログに書いておいて!
ってお願いしたわけですが
若菜さんは
京都でやりたいこと
と書いておりますが
京都でやっていること
でありまして・・・
で
やはり番組にも出てきたあの奥田家の居間で
やはりやはり番組で出てきた奥田家の家族と
NPO関係者たちと
一緒に飲みながら番組を見たわけでありました
泣いて笑って泣いて笑ってと
せわしい時間でありましたが
感動しました
さらに今朝は
番組の主人公だったまっちゃんを、
たまたま通りで見かけて
なんとも嬉しいかぎり・・・
まっちゃんを見ると
京都のMさんを思い起こし涙涙
7年間
暖簾に腕押し状態だったフジサキさんのことは
京都のNさんとばっちり重なってやっぱり涙涙
ただ
今回の45分のい番組枠では扱われなかった大事なこともあるので
それはここに書いておきたいと思います
今回の番組では
「人は出会いで変わる」
という希望がひとつのテーマでしたが
奥田さんたちをはじめ
ぼくらは
「人は変わる」
と
「人は変わらなくとも生きる」
を同じだけ大事な事柄として支援の本質に置いています
そしてとりわけ
変わらない人とかかわりつづける!
ことは
とてもたいへんなことなわけでして・・・
奥田さんの番組での最後の言葉
プロフェッショナルとは
「使命の風を感じてそれを受けたならば、自分の思いや期待や感情などは一時断念できること」
ってのは
それでもなおかかわり続ける!
ということを選ぶことができる秘密なわけです
もう少し噛み砕いてみましょうか
つまり他者にかかわるというのは
自分の心から自発的に起こされる
というものではなくて
出会った以上
つながるしかないという使命の風を受けることで起こされる
ということだから
これはコペルニクス的大転換なわけで
奥田さんはそれをあっさり語ったわけです
ちなみに
平和宣言もまさに使命を宣言したものでして・・・
ちょっと宣伝をしてきます
もうすぐ
日本バプテスト連盟ホームレス支援特別委員会による
「『ホームレス』と教会」
および平和宣言プロジェクトによる
「時のいましめ」
が発行されます
どちらも一冊500円です
奥田さんの論文や説教も
わたしの論文や説教も載ります
欲しい方は声を掛けてくださいませ
5月にはお渡しできるかなあと思います
そういえば
この番組で
無給のボランティアが「プロフェッショナル」として紹介されることにかんして
NHK内ではすごい議論があったそうですが
しかし
NHKは「プロ」の概念を今回から変えてまで
奥田さんを紹介したかったようでして
これって実はすごいことだと思います。
プロ性については
わたしはかつてこんなことをこんぼブログで書いておりますので
ここにも貼り付けます
************
プロってなんでしょう?
アマチュアってなんでしょう?
お金をもらうからプロでしょうか?
ボランティアだからアマチュアでしょうか?
わたしはそれは全然違うと思います
プロはお金とは関係ありません
プロは
その時間のその場における責任を
活き活きと担い
決してその責任を放棄しない!
という業を行う人のことだと思います
逆にアマチュアは
責任を担うことがないように
逃げ道を常に用意しつつ
その時間のその場における業を行う人のことです
そういう意味では
子どもクリスマスの奉仕を担ったみんなは
プロでした
集う他者のために
その他者の存在を受けるゆえに
それぞれが受ける責任を担い
それを
丁寧にそれぞれの実存において
行動として表現したわけです
これがファミリーレストランなどのように
みんなが同じ決まった文句を発し
決まった動きをするということになると
それは責任を担うことを選択しているのではなく
ただ単に失敗をしないことを選択しているのであって
実はこれはアマチュアなわけです
となると
プロと一般的に呼ばれる仕事の多くは
失敗をしないというところで止まり
責任を担うところまで行き着かないものが多く
わたしはそれはやっぱり
実はアマチュアだと思っています
もちろん
プロは失敗がゆるされません
福祉施設のボランティアも
失敗はゆるされないところの
無給のプロです
失敗したら
相手が死ぬ場合もあるわけですから
だからプロは
相手が死ぬ場合もあるというところまでの
責任を担いつつ失敗をしない
ということを受けるに違いありません
そしてテレビに良く出てくる
責任を人に押し付けるえらい人たちは
当然アマチュアです
高給取りのアマチュアということになると思います
このあたりは
かなり世界を不幸にしている点だと思います
世界が全体として幸福になるためには
無給のプロを活き活きと引き受ける人材が
どれだけ出るか
というところに
相当に負うているのではないでしょうか
そしてキリスト教会は
他者なるキリストと
他者なる隣人に
責任を負う人間であるゆえに
プロとして
他者を受け
他者のために動く
つまり
他者を愛する
という人間になることを目指す
共同体なわけです
**************
しかしいい番組でした
再放送もあるらしいので
見逃した方は今度こそ!!
奥田さんを追ったNHK「プロフェッショナルー仕事の流儀」は
予想以上に本質を突いていてくれて嬉しかったです。
また知り合いがあんなにたくさん出ているテレビ番組もはじめてだったので
それも嬉しかったです。
実はわたし
たまたま
日本バプテスト連盟平和宣言による説教集編集会議のため
北九州の
奥田さんが赴任している
番組にも出てきた東八幡教会のあの部屋におりまして
彼とも一緒にわいわい編集作業をしておりまして
そして夕食を食べに行ったときに
若菜さんに電話して
ブログに書いておいて!
ってお願いしたわけですが
若菜さんは
京都でやりたいこと
と書いておりますが
京都でやっていること
でありまして・・・
で
やはり番組にも出てきたあの奥田家の居間で
やはりやはり番組で出てきた奥田家の家族と
NPO関係者たちと
一緒に飲みながら番組を見たわけでありました
泣いて笑って泣いて笑ってと
せわしい時間でありましたが
感動しました
さらに今朝は
番組の主人公だったまっちゃんを、
たまたま通りで見かけて
なんとも嬉しいかぎり・・・
まっちゃんを見ると
京都のMさんを思い起こし涙涙
7年間
暖簾に腕押し状態だったフジサキさんのことは
京都のNさんとばっちり重なってやっぱり涙涙
ただ
今回の45分のい番組枠では扱われなかった大事なこともあるので
それはここに書いておきたいと思います
今回の番組では
「人は出会いで変わる」
という希望がひとつのテーマでしたが
奥田さんたちをはじめ
ぼくらは
「人は変わる」
と
「人は変わらなくとも生きる」
を同じだけ大事な事柄として支援の本質に置いています
そしてとりわけ
変わらない人とかかわりつづける!
ことは
とてもたいへんなことなわけでして・・・
奥田さんの番組での最後の言葉
プロフェッショナルとは
「使命の風を感じてそれを受けたならば、自分の思いや期待や感情などは一時断念できること」
ってのは
それでもなおかかわり続ける!
ということを選ぶことができる秘密なわけです
もう少し噛み砕いてみましょうか
つまり他者にかかわるというのは
自分の心から自発的に起こされる
というものではなくて
出会った以上
つながるしかないという使命の風を受けることで起こされる
ということだから
これはコペルニクス的大転換なわけで
奥田さんはそれをあっさり語ったわけです
ちなみに
平和宣言もまさに使命を宣言したものでして・・・
ちょっと宣伝をしてきます
もうすぐ
日本バプテスト連盟ホームレス支援特別委員会による
「『ホームレス』と教会」
および平和宣言プロジェクトによる
「時のいましめ」
が発行されます
どちらも一冊500円です
奥田さんの論文や説教も
わたしの論文や説教も載ります
欲しい方は声を掛けてくださいませ
5月にはお渡しできるかなあと思います
そういえば
この番組で
無給のボランティアが「プロフェッショナル」として紹介されることにかんして
NHK内ではすごい議論があったそうですが
しかし
NHKは「プロ」の概念を今回から変えてまで
奥田さんを紹介したかったようでして
これって実はすごいことだと思います。
プロ性については
わたしはかつてこんなことをこんぼブログで書いておりますので
ここにも貼り付けます
************
プロってなんでしょう?
アマチュアってなんでしょう?
お金をもらうからプロでしょうか?
ボランティアだからアマチュアでしょうか?
わたしはそれは全然違うと思います
プロはお金とは関係ありません
プロは
その時間のその場における責任を
活き活きと担い
決してその責任を放棄しない!
という業を行う人のことだと思います
逆にアマチュアは
責任を担うことがないように
逃げ道を常に用意しつつ
その時間のその場における業を行う人のことです
そういう意味では
子どもクリスマスの奉仕を担ったみんなは
プロでした
集う他者のために
その他者の存在を受けるゆえに
それぞれが受ける責任を担い
それを
丁寧にそれぞれの実存において
行動として表現したわけです
これがファミリーレストランなどのように
みんなが同じ決まった文句を発し
決まった動きをするということになると
それは責任を担うことを選択しているのではなく
ただ単に失敗をしないことを選択しているのであって
実はこれはアマチュアなわけです
となると
プロと一般的に呼ばれる仕事の多くは
失敗をしないというところで止まり
責任を担うところまで行き着かないものが多く
わたしはそれはやっぱり
実はアマチュアだと思っています
もちろん
プロは失敗がゆるされません
福祉施設のボランティアも
失敗はゆるされないところの
無給のプロです
失敗したら
相手が死ぬ場合もあるわけですから
だからプロは
相手が死ぬ場合もあるというところまでの
責任を担いつつ失敗をしない
ということを受けるに違いありません
そしてテレビに良く出てくる
責任を人に押し付けるえらい人たちは
当然アマチュアです
高給取りのアマチュアということになると思います
このあたりは
かなり世界を不幸にしている点だと思います
世界が全体として幸福になるためには
無給のプロを活き活きと引き受ける人材が
どれだけ出るか
というところに
相当に負うているのではないでしょうか
そしてキリスト教会は
他者なるキリストと
他者なる隣人に
責任を負う人間であるゆえに
プロとして
他者を受け
他者のために動く
つまり
他者を愛する
という人間になることを目指す
共同体なわけです
**************
しかしいい番組でした
再放送もあるらしいので
見逃した方は今度こそ!!