Rainy or Shiny 横濱ラジオ亭日乗

モダンジャズ、ボーカルを流しています。営業日水木金土祝の13時〜19時
横浜市中区麦田町1-5

ラフな燻製講座の出来栄え

2018-12-23 14:29:43 | ラジオ亭便り
元在籍していた公的施設のアルバイト先は各種の市民催事を季節ごとに行なっている。初秋の頃にそこのイベント立案女子から、「正月のお節の脇役にもなるような簡単な燻製作りの講座をしてみませんか?」と打診された。何かの雑談の折に渓流魚の虹鱒燻製を作った体験を話ししたことを覚えていたらしい。一瞬迷ったが引き受けてみた。どこの家庭にもあるフライパンやステンレスボウルなどを容器にするアバウトな燻製作りである。

少々の頓挫も楽しめれば良いと思ったからだ。用意したものはカセットコンロ4台、廃棄しても構わない各家庭の中華鍋、フライパンの類である。燃焼材料は桜の木のチップ、ザラメ砂糖、各種燻製向き食材は、立案女子と打ち合わせして決める。

16日までに準備できた食材は6パック容器に入っている熱処理済みチーズ、本牧通り裏手にある地物魚が中心の「久源」魚店にて下干しを頼んだ真鯖の切身、ゆで卵の調味漬け、通称「いぶりがっこ」用沢庵漬け、アーモンドナッツ、ロングウインナーが当日までに揃えられた。講座参加者は12名。女性が10、男性が2という割合だ。燻しの本番に入る前に、「この燻製講座は凝り過ぎない道具で簡単にスモークを楽しむことが趣旨なので黒焦げになって食べられない状態以外は成功としましょうね」と念押しをしていた。

各食材の燻し時間の長短はあるものの準備に手間がかかったものが、卵の味付け処理とたくあんの水分抜きだった。たくあんの水分抜きは立案女子が助けてくれてことなきを得た。食材によってチームを分けて唯一の失敗はクッキングシートを敷かない為にプロセスチーズが溶けてしまったが、これは2回目に形も崩れないスモークカラーになって雪辱できた。

鯖は生焼けに注意しながら燻製時間に気を使って香ばしい鯖のうま味が現れてこれは参加者にも喜ばれた。燻したたくあんにクリームチーズを少しトッピングしたものと味付け卵も概ね好評だった。次回は春先にベーコン、蛸、イカにも挑戦しようということで無事にアバウトな燻製講座はことなきを得ることができた。

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