
天気が悪くなるまえにわかったことだが、住まいの付近は
西北側に数百メートルクラスの低山が囲んでいる地形だ。
それらの山に塞がれた風が強く吹き戻すと大抵翌日は雨に
なることが三年間の生活で体感したことの一つである。
今朝も強い風が吹き荒れて裏地の孟宗竹をしならせている。
笹の葉がカサコソと擦れあう音を聞いていると、少し離れた
日当りのよい土手に竹の子が二本、地面を盛り上げている。
これで三本目の自給食材の調達に恵まれた。
夕べも関西帰りの友人夫妻が寄り道してコーヒーを飲んで
しばらく談笑した。帰宅ついでに静岡の由比で買ってきた
農家自製の「金山寺味噌」を土産にくれる。こちらもアクを
抜いて茹でてあった最初の収穫竹の子を物々交換する。
帰り際に伊勢原から平塚方面に抜ける県道沿いでたまに寄る
「戸隠」という蕎麦と定食の店に誘われる。
この店は昔ながらのジェンダー経営、ご夫婦の微笑にも世俗
的欺瞞はなく、有形・無形のサービスが心地よい零細店だ。
久しぶりに寄ってみたいと思ったがぐっと我慢して淡白なる
自炊にいそしむ。恋人時々友人の女性が選んだ信州の十割
蕎麦を茹でて、これの副菜は胡瓜と頂いた「金山寺」だ。
無論、付け出しの肴は初収穫時に薄煮した竹の子である。
冷蔵庫に料理素材としてストックする「土佐鶴」という酒を
麦藁手のお猪口に注いで暮れる春宵の真似事をする。
西北側に数百メートルクラスの低山が囲んでいる地形だ。
それらの山に塞がれた風が強く吹き戻すと大抵翌日は雨に
なることが三年間の生活で体感したことの一つである。
今朝も強い風が吹き荒れて裏地の孟宗竹をしならせている。
笹の葉がカサコソと擦れあう音を聞いていると、少し離れた
日当りのよい土手に竹の子が二本、地面を盛り上げている。
これで三本目の自給食材の調達に恵まれた。
夕べも関西帰りの友人夫妻が寄り道してコーヒーを飲んで
しばらく談笑した。帰宅ついでに静岡の由比で買ってきた
農家自製の「金山寺味噌」を土産にくれる。こちらもアクを
抜いて茹でてあった最初の収穫竹の子を物々交換する。
帰り際に伊勢原から平塚方面に抜ける県道沿いでたまに寄る
「戸隠」という蕎麦と定食の店に誘われる。
この店は昔ながらのジェンダー経営、ご夫婦の微笑にも世俗
的欺瞞はなく、有形・無形のサービスが心地よい零細店だ。
久しぶりに寄ってみたいと思ったがぐっと我慢して淡白なる
自炊にいそしむ。恋人時々友人の女性が選んだ信州の十割
蕎麦を茹でて、これの副菜は胡瓜と頂いた「金山寺」だ。
無論、付け出しの肴は初収穫時に薄煮した竹の子である。
冷蔵庫に料理素材としてストックする「土佐鶴」という酒を
麦藁手のお猪口に注いで暮れる春宵の真似事をする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます