百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ボウモア8年

2006年09月29日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。人気のボウモアです。
この8年のボトルはサントリーの正規品にはラインナップされてないようですね。イタリア向けのようですが。

ある時期、(今でも?)ボウモアのコスメ香が非常に嫌われていましたが、確かに現行の前のシルクプリントの12年などはかなり顕著でした。この8年ではあまり感じられなくなってるし、現行の12年もあまり感じなくなった気がします。

その昔、初めて飲んだアイラのモルトがボウモアでした。いわゆるダンピーボトルというやつで、あれなどはもう一度欲しいな、とも思うのですが、オークションで4~5万の値段がついているのを見ると、とてもとてもこちらの手が出せるものではありません。

香りはヨードも穏やか、ボディははっきり軽く滑らか、フローラルっぽさは少ない。ほんのかすかにフルーツを感じるのですが、これは60年代ボウモアの特徴と会い通じるもの。長期熟成するとこれが顕著になってくるのでしょうか。

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ロイヤルロッホナガー12年

2006年09月28日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。ロッホナガー、ハイランドのモルトです。
割とラベルデザイン好きです。これは12年ものですね。お高いセレクティッドリザーブは持っておりません。残念ながら。
このモルトの逸話では必ずといっていいほどクィーン・ヴィクトリアが出てきますね。
そうです、女王の蒸留所訪問から御用達の勅許状を貰って"ROYAL"の称号を冠したエピソードです。
それと並んで有名なのが、大層お気に召された女王がボルドーの名醸ワインにこのロッホナガーを垂らして飲んだというエピソード。私は寡聞ながらこのボルドーがなんだったのか知りません。もし知ってる方がいらっしゃったら是非教えていただきたいです。

ちなみに安物ボルドーに数滴垂らして飲んだことがありますが…

…人の好みは十人十色ということですね。

ピーティーさこそ感じませんが、厚めのボディ、オイリー、フルーティー、ドライフィニッシュとかなり飲み応えありでバランスもいいと思います。女王ではないのですが結構惚れてます。

このブログを書くのでよくよく見てみたら、クィーン・ヴィクトリア・エドワードⅦ・ジョージⅤとウィンザー家の三代の王の名前が入ってました。女王だけじゃなかったのね。

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ア・ドロップ・オブ・ジ・アイリッシュ

2006年09月27日 | アイリッシュ・ウィスキー
本日のお酒。アイリッシュ初登場です。いきなりマイナーな品から。
ブッシュミルズ蒸留所の原酒をボトラーズのブラッカダーがボトリング、シングルモルトにしてアンチルフィルター、ノンカラーリングの結構珍しいボトルです。
最近のアイリッシュはスコッチに歩み寄ったかのようにピートを焚いた品が見受けられます。
が、これは正統派アイリッシュ。往時のアイリッシュウィスキーを彷彿させる味わいです。
淡い香りは麦の香り、ボディは軽いのですがとてもフルーティー、後口はスムースでクリーンです。
アンチルなのに雑味を感じない、あのブラッカダーがよくぞこういうボトルを作ったな、と思いました。

アイリッシュはウィスキー発祥の地とも言われています。
個性たっぷりのスコッチもいいのですが、たまにはウィスキーの歴史を感じながらアイリッシュのグラスを傾けるのももいいもんですね。

ストレートがおすすめ。

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ポール・ジロー・ヴィエーユ・レゼルヴ

2006年09月26日 | コニャック
今日のお酒。コニャックです。
根強い人気を持っているポール・ジローです。この15年は並行品ではなく、正規品でラベルに”Imported by Japan Import System”と入っています。うわさによると正規品は日本向けに特別に選んであると聞きましたが真偽は定かではありません。

この15年は複雑さには欠けるのですが、繊細で可愛らしくまとまったコニャックじゃないでしょうか。なによりフルーティーなところが若いコニャックらしくて好感がもてます。

ともすればヘビー級が多いコニャックのなかでは非常に軽やかな美味しさがあり、空気も乾き夜気も冷えてくるこれからの季節にはぴったりなのではないでしょうか。


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マッカラン18年

2006年09月25日 | スコッチ・シングルモルト
今日のお酒。マッカラン18年です。考えてみるとオフィシャルが続いてますね。
現在はリニューアルされてヴィンテージ表記は無くなってしましました。写真のボトルは1980年です。今だとこれもソコソコの値打モンになってるのかしれません。このボトルを買ったころはマッカランも味が落ちたなどと言われていたのですが。
他の18年ヴィンテージを色々飲んでるわけではないのでこのボトルに限定すると、香りは控えめ、味わいはかなり甘みを感じるのですが嫌味な感じはないのでするっと入ります。後口には独特の苦味を感じます。

実は私はマッカランにはあまり深い思い入れが無いのでいつもなんとなく飲んでしまうのですが、このブログを書くためにうちにあるマッカランを調べたら未開封含めて7本もあるではないですか。恐るべしマッカラン。

購入したのは5年ほど前。5,000円程度でした。昔は買い易かったなぁ。

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かめはめは1号さんありがとう!

2006年09月24日 | 閑話
今日はお酒のアップをお休みしてちょっと他のブログのご紹介。

昨日からブックマークしました、かめはめは1号さんがやられている「楽しい♪飲酒感想文」というブログです。
こちらのブログ、かめはめは1号さんのお酒にたいする思いがつづられていて、その守備範囲も多岐。毎回飽きのこない構成で「うまいな~。」と感心させられっぱなしです。そもそも文章による説得力が段違いなのですが、私も勉強させてもらってます。今回の楽しい♪飲酒感想文ではこのブログをとりあげていただきました。本当にありがとうございました。

このブログを始めたときは単純に自分の記録用という感覚が強くて、人様に見ていただくという感覚が乏しかったのですが、こんなへっぽこブログでも閲覧していただいてる方がいてコメントまで書いてくれる方がいらっしゃいました。正直、ほんとにびっくりでした。不思議なもので、見ていただいている方がいらっしゃる事を意識すると、ブログ自体にも張り合いがでて楽しくなってきました。生来の怠け者なのであまり気合いれてハイペースには出来ないのですがのんびり続けていきたいと思います。


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ロンサカパセンテナリオ

2006年09月23日 | ラム
本日のお酒。今日はラムです。
このヤシで覆われているボトルは旧ボトルになります。
今はスタイリッシュなボトルになりました。それとともに価格も上昇しましたが。
香り、甘さ、コク、苦味。実にバランスの良い酒だと思います。

私はいい意味での野暮ったさ、垢抜けなさをラムに求めてしまいます。
そういう点でこのロンサカパ、非常に野趣溢れるというのでしょうか、雰囲気のあるボトルで好きでした。
ロンサカパのXOも以前Barで飲みましたが、大変立派な美味しさで思わず襟を正したくなる思いでした。ただ、家では気楽に買えない価格だなぁ。
このボトルも購入時は3,500円程度でした。
諸事物価が上がってきてるのでしょうか。(T_T)

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ジョシュアブルックス15年

2006年09月22日 | アメリカン・ウィスキー
本日のお酒。そろそろバーボンをいってみましょうか。
酒を覚え始めいっちょまえな口を利くようになっていたころ、世の中はバーボンブームとやらでした。
アーリータイムズ、ローリングK、フォアローゼス、IWハーパー、オールドクロウ…。ワイルドターキーは若僧の身には分不相応でした。ロックでカッとあおるのが美味かった。

…さておじさんの述懐はともかくこのジョシュアブルックス、勢いよくのどに放り込むように飲む酒とは対極にあります。なんせ57.5度ですから。しかし、重厚なボディ、度数で飲み疲れしないソフトさと甘味をあわせもった出色のバーボンだと思います。香りや味わいがどうのこうのと言うのは野暮の骨頂。
もうじき秋分。オールドファッショングラスに氷を1個。たっぷりそそいだジョシュアブルックスをすすりながら夜を愉しみましょうか。

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ジョニーウォーカー黒ラベル

2006年09月21日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。ジョニ黒です。基本ですね。
このボトル、近所の酒屋さんの店仕舞いで買ったもの。
1970年代の品のようです。現在では取り扱いはMHDですが、これはコールドベック社のもの。
もはや開封されて久しくへたりにへたってますが、開封直後はストロング!そしてドライ!さらにピーティー!
昔のおとうさん達はジョニ黒のステータスをありがたがっていたのでしょうが、今モルトを飲みなれている自分にとっても眼の覚める味でした。水割り全盛時にこの酒の真価を評価していたのであれば…。昭和のおとうさん、侮るべからずです。
1本2,000円で購入。もう1本確保、大事に大事に保管中。
80年代のものもあるので、いつか飲み比べしてみたいと思います。

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オーバン14年

2006年09月20日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。オーバン14年です。
海岸沿いの町で作られているせいか、潮っぽいニュアンスがあると物の本には書かれています。そう言われて味わってみると確かにそうかもしれません。ただし、内海や汽水域のように穏やかな潮の香りといったところでしょうか。
それよりもこのモルトは飲んでみると結構ボディの厚みがあり、飲みごたえがあるところに値打ちを感じます。
このオーバン、ちょうど1年ほど前に価格が上がりました。以前は3,000円台で買えたのですが、最近は5,000円近くします。ユーロ高なのか、原料不足なのか。

気がついたらクラシックモルトシリーズが続きました。

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