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土曜日は
andrews恒例のテイスティング会。早目に到着したので、常連のがむさん、ほねろっくさんと腹ごしらえ。ほんっとにひさしぶりのビリケンさん。考えれてみれば揚げ物も久しぶりだなぁ。
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今回のコンセプトは『ちょっといいアイラモルトを…』。合わせるは、去年と同じく牡蠣。うーん、胸が高鳴ります。あ、そういえば今年初牡蠣だ。
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生だけでなく、焼き牡蠣+
トマトソースも。これも意外に(?)ベストマッチング。パスタが食べたくなりました。
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さて、今回のモルト。リッチなモルトがそろいました。
「ブナハーブン 37y マーレイ・マクダヴィット」 1966年蒸留・オロロソで40.3%
恐らくとても繊細なモルトかなと思いましたが、予想通り柔らかな深窓の令嬢でした。
香りは、オロロソシェリー、ヘレス、経過と共に奈良漬、シェリー香が消えると糖蜜、砂糖漬けのドライフルーツ。複雑で、香りを追い続けるだけでたっぷり楽しめる。
味わいは、漢方薬、丁子、とにかくドライ、かすかにスモーキー。
フィニッシュは早く、決して加水してはいけない。綱渡りのようなバランスの上に乗っている。
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お次は「ラフロイグ 17y SMWS29.59」。89年蒸留、06年ボトリング。リフィルバットの58.9%。
ソサエティのコメントでは「シェリーとフェノールのマリッジの勝利」。
香り。関西風に上品にとった昆布出汁、時間経過と共にシェリー香が消え、ヨード香が支配。ラフロイグ強し。微妙に柑橘系。海風に吹かれながら立つみかん畑。
味。胡椒の爆発、素晴らしくスパイシー、スモーキーだがアルコール分由来の甘みも強い。笑うくらいの暴れん坊。
フィニッシュは予想通りの長さ。特に牡蠣の後味を粉砕する。今回、一番たくさん飲みました。