百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ヘネシーX.O

2007年10月31日 | コニャック

 本日のお酒。ご存知ヘネシーのX.O。最近なかなか封が開かないもんです、コニャック。そういえば外で飲むという機会も減ったなぁ。
 樽香が結構感じられて、その重みと合わせて、結構好き嫌いが出てくるあたりです。風が冷たく感じられる季節になると、俄然美味く感じます。週末にでも開封しようかな。
 今朝、日経新聞を読んでいたら、ヘネシーの広告が。何気なく眺めていたら、モデルのイケメン外人が持ってるグラスには氷が。オン・ザ・ロックになってました。うーん、ブランデー市場も大変だな。


ブラントン・ゴールド

2007年10月30日 | アメリカン・ウィスキー

 本日のお酒。ご存知ブラントンの上位銘柄、ゴールドです。箱つぶれのため、大変お買い得な価格で手に入れました。写真はボトルの裏面。スモールバッチの製品のため、裏面に詳細が手書きされているのですが、案の定反射して見えません。使用したバレル№1や保管したH倉庫、2003年5月22日の蔵出日が手書きで記載されています。ボトル№は40番だそうな。しかし、普段見慣れた馬が逆向きというのも変なもんです。
 その昔、とある知人が、「ブラントンはまるでブランデーみたいで、バーボンを飲んでる気がしなくて好きじゃない。」といってました。まあ分からんでもない話です。しかし、このゴールドは103プルーフ。レギュラーブラントンよりコシが強いため、しっかりした飲み応えはあるでしょう。ぜひ、ストレート・アンド・シッピングで。
 ところでこのボトル、キャップの乗馬のフィギュアがのんびり歩いています。ブラントンと言えば、疾走しているフィギュアが普通。色々なショップの画像を見てみたら、ほとんどは疾走バージョンでしたが、中にはのんびりバージョンも。正規の宝酒造さんのページはちゃんと疾走バージョンでしたので、並行品には色々なバージョンがあるようです。


プレジデント・スペシャルリザーヴ

2007年10月29日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。このブレンデッドは、オールド・パーの別規格デラックス版としてリリースされました。ただ、モルトの配合などは、オールド・パーとは違うそうですから、全く別のブランドと言ってもいいのかもしれません。
 その昔、この銘柄などもバックバーに鎮座ましまして、オールド・パーさえもなかなかオーダーしづらかった頃は、いつかこんなものも飲めるようになるのだろうか、と思っていました。今となっては、たまに入荷したものを見ると、当のオールド・パーより安かったりして。ちょっとガックリです。
 現行のオールド・パーはクラガンモアがメインになっているようで、昔のパーに比べてメロウでソフトになったような印象です。確か昔はグレンダランがメインで、結構ドライな印象があったと思うのですが、このプレジデント(特にオールドボトルなので)は、昔のオールドパーを偲ばせる味わいかもしれません。

隠し蔵の三悪人

2007年10月26日 | 焼酎

 本日のお酒。ハッタリくさいネーミングです。元ネタは黒沢明の「隠し砦の三悪人」。ラベルもデザイン過剰のごちゃごちゃで、ちょっといただけません。以上、ネガティブな面終了。
 実際、味は結構ウマいと思います。常圧と減圧のブレンドのため、コクとキレがうまいこと同居しています。家で飲むときは晩御飯のおかずで飲むため、濃厚過ぎても、スカッとし過ぎても調子が合わないのです。
 焼酎ブームが過熱していた時は、「常圧焼酎に非ずんば焼酎に非ず」的な過激な論調も聞かれたものですが、ロックでスルリと飲むときは減圧の方が好みです、私としては。ま、所詮嗜好の差だけです。
 いろんな薀蓄が言えそうだし、焼酎バーなどの業務店に置いたほうがうける商品かもしれません。なにしろ高いですしね。
 …あ、またネガティブな事を…

リズモア12年・シングルモルト

2007年10月25日 | スコッチ・シングルモルト

 本日のお酒。リズモア、ウィリアム・ランディー社のフラッグシップ銘柄。通常、ブレンデッドが多いのですが、このボトルは珍しくシングルモルトです。以前ブレンデッドの12年は書いた際に、シングルモルトが見つからないと言ってましたが、無事発見。すこし整理しなければなりません。
 このリズモア、当然どこの蒸留所のものかは表記されていません。ヒントはブレンデッドの主要モルトなのですが、これまた一切不明。リズモア島の位置関係でいけば、オーバンかトバモリー、レダイグ。しかし、裏面ラベルには"Distilled On Speyside at the heart of SCOTLAND."との表記が。
 飲んで考えてみるしかないボトルです。しかし、実はまだ未開封だったりするんです、これが。
 ウィリアム・ランディーには他に、ロイヤル・ヘリテージという高級銘柄があって、昔は見かけたのですが、最近はさっぱり見ません。昔のように、スコッチ=高級品=贈答品の図式が成り立ちにくい(要するに多様化した)時代には、リッチなブレンデッドの需要が少ないのでしょう。ちょっぴり寂しいもんです。

グレン・グラッサ1973・ファミリーシルバー

2007年10月23日 | スコッチ・シングルモルト

 本日のお酒。これもまぁマイナーな蒸留所です。すでに閉鎖されているところですので、頻繁にはニューリリースのボトルを見ません。G&Mあたりが時々ボトリングするところをみると、結構在庫はあるのかもしれません。
 一見ボトラーのようですが、ハイランドディスティラリー所有のため、これがオフィシャルとなります、一応。最近比較的長い年数のオフィシャルが出てきました。限られた原酒量ですから、今後は度数の低い長熟ものしか出てこなくなるのでしょう。これが人気蒸留所であれば、カスクで高額に売り払うことも可能でしょうが、ここはなかなか売れないでしょうねぇ。
 グレン・グラッサと言えば判で押したように「草っぽい」という形容詞が付きますが、このボトルに関してはあまりそういうニュアンスは感じませんでした。それよりも、スペイサイドらしい上品なシェリー香で、なおかつ海岸沿いの潮っぽい香りがプラスされた感じでしょうか。そしてスカッと抜けるドライさ。シェリー香がのって、さらにドライなモルトって結構珍しい気がします。
 モルトウィスキーコンパニオンの4thエディションに出てきてるところから、おそらく1998~1999年あたりのボトリングだと思います。そうすると約25年の立派な長熟ですが、あまり熟成感を感じません。ドライな酒質と、40度の加水が原因かと思いますが、50度くらいの度数で試してみたいものです。

休日のすごし方

2007年10月21日 | 閑話

 休日はどう過ごされてますか?私は普段の仕事がデスクワークなので、運動不足解消のためにも休日はせっせと自転車をこいでます。たかだか20km程度ですが、今日のように気持ちいい日には最高のストレス解消になれます。
 しかし、これはまぁ目的①であって、もうひとつの楽しみは酒を探すサイクリング。車だと見落としそうな、昔ながらの酒屋さんを覘くと、意外なお宝(?)に出会えて興が尽きません。
 特級表示などの、いわゆるオールドボトルに出会えるのはこんな時なのですが、小さい酒屋さんは日曜・祝日はお休みだったり、さすがにそういうボトルも無くなってきたり、と最近はあまり打率が良くありません。ちかごろの狙い目はあんまり回転の良くない(すいません)ディスカウント酒屋さん。うまくすると5~6年前の廃番商品に出会えたりします。
 で、写真は今日の戦利品。シルクボトルのボウモア12年は今から二代前のボトル。個人的には一番コスメ香が酷かったボトルと思いますが、無くなるとまた寂しいものでつい購入しました。もう一本はゴードンのオレンジ・ウォッカ。最近あまり見ないようになりました。これがオレンジ・ジンなら言う事無しですがね。

響 17年

2007年10月20日 | ジャパニーズ・ウィスキー

 本日のお酒。私ごときがどうこう述べる必要はないのですが、サントリーの高級ブレンデッドの17年。ちなみにこのゴールドラベルはギフト専用です。中身は変わらないでしょう。当然、自分で買って飲む人もほぼ皆無でしょう。私はオークションで、かなり格安に入手しました。
 普段飲みにしていたスタンダードスコッチが空き、せっかくだから贅沢な普段飲みバージョンで行こう、と開栓しました。考えてみれば、ジャパニーズブレンデッドは久しぶりです(但し某店での強制わんこそば?サントリーオールドは除く)。
 当初かなりのエステリーさを感じたのですが、ウッドのアロマがかなりふくらんできます。日本のウィスキー、特徴的な森の香りがあります。感心したのは、オン・ザ・ロック、トワイス・アップなどで飲んでみたのですが、だれる事なく伸びやかになった事。さすが、日本人の嗜好を熟知してます。
 印象的な「響」の文字は荻野丹雪氏によるもの。私、大河ドラマ「新撰組!」のファンでした。

エリゼオ・ロッソ/2004・グアルド・デル・レ 

2007年10月18日 | ワイン

 昨夜の晩酌。実にシンプルなラベル。スーパー・タスカンを輩出するマレンマにして、2,000円を切ったスーパーCPワインのロッソ。2004ヴィンテージです。
 熟成が進みすぎたのか、と思ってしまったガーネット色。実際は十分若々しい活きのいいワインでした。カカオっぽい香りが印象的で、タンニンは少な目でしたが、たっぷりした果実味。酸の引き締めが、ぴたりはまるワイン。どことなく、普通の安物との境界線を越えそうで越えない、という印象がありますが、突出した短所も長所も無いバランス感覚が小気味いいワインです。

サンティアゴ・デ・クーバ・アネホ

2007年10月16日 | ラム

 本日のお酒。以前に買ったサオカンを出している、サンティアゴ・デ・クーバの7年ものです。前回入荷時には買えませんでしたが、今回の入荷で無事購入。貴重なキューバラムです。
 このサンティアゴ、他にもカルタ・ブランカ(3年)、11年、25年が入荷しています。25年は垂涎ものであると同時に、価格はちょっと心臓に良くありません。11年が実売7,000~8,000円程度、このアネホが2,000円台後半というところ。やや価格に開きがありますが、その分アネホのCPの高さがうかがえます。
 サンティアゴと言えばチリの首都が有名ですが、中南米では結構この名前のついた都市が散見されます。「聖ヤコブ」のスペイン語読みなのですが、キューバのサンティアゴは島の南東部、サンティアゴ・デ・クーバ州の州都になります。元は海賊の密貿易の拠点があったようですから、いかにもラムの名前にはふさわしい地名と言えるかもしれません。