百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

グレンフィディック 21年 ハバナ・リザーブ

2006年10月31日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。グレンフィディックと言えば、シングルモルトの名前を挙げてもらうと、かなり早い段階で出てくるであろうメジャーな蒸留所です。
私が初めて飲んだシングルモルトでもあります。(当時はピュアモルト表記でしたが)
実は当時はあまり美味かったどうか覚えてません。感動しなかったのは確かです。もっとも当時はロックで飲んだりしていたので、かなりだらしない味にしていたのだと思います。
数年後、そこそこ色々なモルトを経験して、再飲した時の印象の方が鮮明でした。クリーンで、軽いだけではく飲み応えもある。なにより年数ごとの商品のキャラクター、コンセプトがはっきりしている。売れているものにはやはりそれなりに理由があるのだな、という事を実感しました。
このハバナリザーヴはキューバのラムウッド仕上げで、かなり濃厚に甘い香りとバナナ系の発酵臭があります。ボディもオイリーでなめらか。味も甘味がのりリッチなのですが、後口に苦味が残るのが少々気にかかります。よくわかりませんが熟成がうまくいかなかったのでしょうか?そこを除けばわたし的にはかなり高水準のモルトだと思います。
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アン・エミル・オークエイジド

2006年10月30日 | その他の洋酒
本日のお酒。今回はリキュール。アブサンです。
19世紀のレシピに近い形で作ったそうです。そうするとゴッホが飲んだアブサンと同じ味を追体験できるという事かもしれません。
裏面のラベルには「アブサンバイヤーズガイド★★★★の評価」とあります。
…アブサンバイヤーズガイド。世の中には色々なものがあるものですね。
色々調べたらツヨンは基準以内に納まっているようです。昔の味を味わってはみたいけど中毒はカンベンですね。
香りは他のアニス系リキュールに比べてやや弱め、ただツンとくる嫌味さが無く上品さがあります。スパイシーさよりも、リンゴのような果実の甘さを感じます。
味はスッキリしていて弱い甘味を感じます。全体的にスタイリッシュで高級なお酒という感じです。
度数68%ですから、あまりストレートで飲む酒ではないでしょう。1:1の水割りでも34%ですから大振りのグラスだと結構大変。私はショットグラスに1:1の水割りでちびちび飲むのが好みです。
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河内みかんブランデーV.S.O.P

2006年10月29日 | その他ブランデー
本日のお酒。以前にアランシア・セナの事を書いていたら、なんとなくまたアランシアが欲しくなり、近くの古い(失礼)酒屋さんに行ってみたらこれを見つけました。
箱が汚れているから300円引きますとの事で2,500円にて早速購入。
箱にはブランデー特級との表示。河内町も市と合併する前なので、恐らく20年ほど前のものでしょうか。ネーミングもストレートです。
まだ未開封ですが、味わいの違いはそれほどないでしょう。新しいものと飲み比べをしてみようと思います。

今日はBAR酒場恒例の屋外イベントで月見です。河原で日本酒のひやおろしをいただいてきます。楽しみですが寒いだろうなぁ…
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キングズバリーズ・カースブリッジ33年

2006年10月28日 | その他のウィスキー
本日のお酒。久々にウィスキー。でも今回はシングルグレーン。
最近このキングズバリーから40年がリリースされたかと思います。このボトルはその前に出たもの。1964年樽詰め、1998年ボトリングです。
UDVが所有してましたが、惜しくも83年に閉鎖されたようで、かなり歴史が古い蒸留所だったそうです。
樽はバーボンカスクで度数46%。もうちょい度数が高ければとも思いますが、価格との折り合いもあるのでしょう。もっともこのラベルの頃のキングズバリーはほとんど46%だったような。
香りはカスク由来のバニラ香でかなり甘め、熟成由来の発酵臭も強いです。南方系果実ですね。ボディが非常に滑らかで味わいはスゥイート、フィニッシュはさすがにモルトに比べて早いですがコーンのような香ばしさが残ります。
上手に熟成したグレーンもなかなかいいものです。ただちょっといろいろなアイテムが探しにくいかな…
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田倉

2006年10月27日 | 焼酎
本日のお酒。今日は趣向を変えて和酒です。
焼酎ブームが巷を席巻していましたが、今はやや沈静化してきたのでしょうか?
それでも芋の人気はあいかわらず凄いものがありますね。一時はポピュラーな島美人や黒伊佐錦なども店頭から姿を消したりしてました。私の地元では元々米焼酎が主流なのですが、かなり芋にシフトされた人も多いのではないでしょうか。
写真の焼酎は田倉、高良酒造の酒です。香りは穏やか、味わいはスッキリ、切れがあって雑味が少ないタイプでしょう。いわゆる「よく出来た焼酎」というところですか。
…庶民の味方の焼酎を、香りや味がどうのというのはなんとなく気恥ずかしいですね。生・ロック・お湯割りなんでもいけますが、個人的には氷なしの水割りが一番好みですね。
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ペルツォフカ

2006年10月26日 | ウォッカ
本日のお酒。ここのところ「お亡くなりになった」お酒が続いています。
このペルツォフカもちょっと前にはチラホラ在庫で残ってましたが、最近はどこに行ってもとんと見かけません。
すでに懐かしの酒の範疇に入ってしまってます。若かりし頃はよく、これやズブロッカ、レモンウォッカなどを呷っていたので寂しいかぎりです。
一応参考までに味はどうかといいますとそれほど激辛ではありません。適度に辛味、スパイシーさが混じった味で、意外に甘味も感じたりします。胡椒の粒や生唐辛子を漬け込んで辛味を増し、トマトジュースで割って飲んだりしてました。
在庫が2本ありまして、写真のボトルは「IMPORTED FROM RUSSIA」、輸入者がベリョースカ白樺。ここも店舗は閉めてるんではないでしょうか。もう1本は「IMPORTED FROM THE USSR」、輸入者がスコッチジャパン株式会社。並行品なのでしょう。味は大差ないのでしょうが、USSRの方が少しだけ色が濃いようです。
両方ともいまだ未開封。そのうち飲んじゃいますが。
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タンカレー・マラッカジン

2006年10月25日 | ジン
本日のお酒。タンカレー・マラッカです。
ロンドン・ドライジンが好みの方には、若干好き嫌いが別れるお酒でしょう。
すでに製造中止となってから久しくなりました。
先日、こちらのお店でいただき、「あー、マラッカは美味いなぁ。無くなる前に買っとけばよかった…」などと思っていたのですが、自宅の酒の整理をしていたら数本出てきました(ハーフサイズですが)。
ははは。だらしないですねぇ。
ジュニパーベリーの香りはあまり立たず、柑橘系のゆるやかな香りが広がります。味わいは度数40%を感じない柔らかさがあります。
正直、ジン・ストは少々苦手なのですが、このマラッカでしたら大丈夫。でもキンキンに冷やすより、大振りのロックグラスに氷少しで飲むのが好みです。金木犀の香る宵にちびちびと楽しみたいお酒です。
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アランシア・セナ

2006年10月24日 | その他ブランデー
本日のお酒。みかんブランデーのアランシア・セナです。
世界でもこれしかない温州みかんで作ったブランデーでした。浸透させたリキュールではありません。
私の住んでる県は温州みかんの収穫量が全国4位。特にこのブランデーを作っていた河内町は一大産地です。
この蒸留所、元々は町おこしで始めたものが合併によって市に引き継がれ、結果、市が運営する事となったという変わり種でした。
香りはフレッシュなみかんの香りで、味わいは暖かい甘みが広がり、フィニッシュはスッキリとまとまります。ロック、ソーダ割り、ジュース割り。色々応用出来るオー・ド・ヴィーです。コマゴマとうるさい御託を並べるより、明るいみかん畑を思いスカッと飲みたいお酒でした。
…と文末を過去形で書いておりますが、残念ながら2004年に蒸留所は製造・販売を中止(事実上終了)しました。古い酒屋さんではたまにみかけますので、目に付いたら買っておこうかと思います。
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エドラダワー・カスク・1989・13年

2006年10月23日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。エドラダワーのカスク、2002年ボトリングで、シグナトリーが買収した直後にリリースしたものです。
なにしろこのエドラダワー、その昔の綺麗な絵のトールボトルの時の評価が高すぎたため、ずんぐりしたボトルに変わってからはしばしばバッシングを聞きました。そのためシグナトリーに買収された時は、これでまた美味いエドラダワーに戻るかもしれないとの希望的観測まで囁かれたくらいです。
普通、シングルモルトが新しいラベルになると味の変化(特に悪い変化)を心配されるものですが、変化を期待される事は稀なケースかもしれません。
香りは割りと高め、フローラルな香りがパッと広がります。その割りに閉じるのも早いですが。味わいはまず素朴な麦の味が広がり、特徴的なミルキーな甘さが追いかけてきます。度数のせいか(57.2%)甘みを強く感じ、フィニッシュはさすがに長いです。エドラダワーの特徴をうまく表し、バランスもいいボトルです。
535本のうちの№328です。
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グレングラント5年

2006年10月22日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。グレングラントのオールドボトルです。1980年ボトルですからまあ古いですね。
これはあるお店の福袋を買ったさいに入っていたもの。例によってイタリア廻りでしょう。
味や香りを言うのは野暮というもの。だってグラントの5年ですもの。飲みながらその昔をしのぶ、それだけでいいのでしょう。

今日は珍しく二日酔い。思うようにキイボードがすすみません。
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