百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ク・デュー

2007年06月29日 | スコッチ・シングルモルト

 本日のお酒。中身は真っ黒のシングルモルト。数年前まで販売されていて、今では終売になったロッホ・デューがその中身。今でもオークションでは根強い人気があります。ロッホ・デューは10年と年数表示がありましたが、こちらは各種年数混ぜ合わせなのでしょう。リリースもマノックモア蒸留所のオフィシャルから、ボトラーに変更されました。
 "Cú Dhub"はゲール語で"Black Dog"の意だそうです。ラベルのデザインはスコットランド民話の"THE WITCH OF LAGGAN"から取ったもの。Gaickの森のLaggnの魔女と黒い犬が描かれています。でもねぇ、なんかイラストの出来がイマイチの気が。初めて見た時は、墓場に寝泊りするホームレスに、野良犬が吠えてる図かと思いました。
 ま、ものものしいコンセプトの割りに、味わいは素直で穏やか。結構人工的な甘味を感じます。ラベルにもしっかりとカラメル添加をうたってますしね。好き嫌いはハッキリ分かれるモルトだと思います。個人的にはロックで飲んじゃったりするのですが。

ベル・デキャンタ8年プリンス・オブ・ウェールズ・50THバースディボトル

2007年06月28日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。ベルのデキャンタボトルですが、1998年のプリンス・オブ・ウェールズ50歳の記念にリリースされたボトルです。
 プリンス・オブ・ウェールズとはもちろん、チャールズ皇太子のこと。あれ、てことはあの人は来年は60歳か。
 このボトルは8年のブレンデッド。中身は大した事は無いのでしょう。でも、こういうボトルってなかなか開けられないんですよね。 このての見た目に美しいボトルを集める趣味は無いのですが、このボトルは入手経路が不明。そんなに古いボトルではないので、覚えていても良さそうなのに、全く記憶に無し。こんなボトルを人さまからいただくいわれは無いし、買うことは余計に無し。はて?
 …なんにしてもオロカな話です。

フェルネット・ブランカ・メンタ

2007年06月26日 | リキュール


 以前に書いたフェルネット・ブランカの姉妹品。これも70年~80年代、イタリア周りの封紙が貼ってあります。
 フェルネット・ブランカと同様、ビター系リキュールで、こちらのほうがハーブ含有が多いそうです。ミント系がはっきりしてるそうですが、BARで飲んだ時はあまり感じませんでした。甘味が強く、苦味が厚ぼったい印象がありますが。
 今回撮影用に引っ張り出してビックリ。暗所に保管してたのですが、「冷」ではなかったので、若干液垂れ。フかせてしまいました。やはりリキュールだもんなぁ…
 しょうがないので明日開封します。これで明日の晩酌のシメは決定。ちょっとワクワク♪


ポールジンク・ピノブラン・プレステージ/2005

2007年06月25日 | ワイン

 本日の晩酌、じゃなくて昨晩の晩酌。昨日アップするつもりが、忘れて就寝。最近、とみに酒に弱くなってきてます。ま、トシなんですがね、実際。
 蒸し暑かったこともあって、キリッと冷やして飲んだのですが、飲み口は良くても香りが閉じ気味。少し気温に慣らしてたら、香ばしい木の実のような香りと、ふくらみのある甘みが出てきました。なかなか美味しいアルザスでした。これなら大人買いしたいかな、と。(フトコロが子供なのでそれもかないませんが…)

朝日・壱乃醸

2007年06月23日 | 焼酎

 本日の晩酌。今日も前回と引き続き、そこそこ飲んでからこちらに移行。
 肴は桜鍋に鯛の荒煮とかんぱち刺身。今は鍋の残りをちびちびつまみながら焼酎。これは黒糖焼酎で、レギュラー品よりもやや濃い目。甘辛の鍋の残りには最適。ロックでも味がへたりません。

カティーサーク12年

2007年06月22日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。ラベルも瓶も現行のものとは違います。80年代くらいのものでしょうか、裏面には特級表示があります。見慣れた灯台に模したランタン型と思いきや、
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 ハーフサイズの375ml、トラベルサイズなのです。実際、旅行やキャンプに持っていきましたが、厚みが無くて携帯に重宝しました。なんとなく、瓶から直接飲みたくなりますが、さすがに衛生上それも出来ません。最後の最後にそうしようかと。
 スペイサイドの甘やかな香りの反面、そこそこピートもあって、単なるライトタイプのブレンデッドより飲み応えはあります。


ポルフィディオ・ラム・プラタ

2007年06月21日 | ラム

 本日のお酒。近頃暑くなってきました。地球温暖化のご時勢、梅雨寒という言葉は死語となってるのかもしれません。
 こんな時はやはり、色付のスピリッツより、ホワイトスピリッツにどうしても手が伸びてしまいます。そんな時はひとつ、見た目も涼やかなボトルを。
 ”PURE CANE RUM”との表記通り、混ぜ物無し、廃蜜利用無しの、フレッシュケーンを使っているのでしょう。味わいも普通のホワイトラムに比べて、ふくよかでジューシー。甘味ものっています。またロックでも間延びした感じがありません。夏向きです。
 ラベルを見てたら、”PURE CANE RUM”は分かったのですが、別記で”SINGLE  -CANE”とも書いてありました。シングルケーン?シングルモルトみたいな意味合いでしょうか?いまいちピンと来ない語感でした。

越乃寒梅・別撰

2007年06月20日 | 日本酒

 本日の晩酌。チョー有名酒ですね。時々とんでもない値段で出てるのを見ますが、これは姉の嫁ぎ先からの頂き物。持つべきものは酒どころの身内。
 これだけ名前が売れてしまうと、逆に妙な言われ方をすることを聞きますが、なにしろ辛口というより旨口、後口のひんやりした美味さも格別。立派な美味しさ。古武士の風格を感じます。
 …分かりにくいですね。酔っ払ってます。へへへ。


ホワイト&マッカイ・ゴールデンブレンド

2007年06月19日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。ホワイト&マッカイの日本向けブランド。いつのまにか終売になってるみたいです。このラベルは最終のラベルかと思います。
 ダルモアをキーモルトにするこのブレンデッドは、柔らかくなめらかな酒質。当然、ダブルマリッジで作ってるのでしょうが、年数その他全く分かりませんでした。
 このホワイト&マッカイ、マスターブレンダーは有名なリチャード・パターソン。その昔、この人の談話で、
 「原料の不足もあるし、当然、味は変わってくるものだ。しかし、長年ホワイト&マッカイを愛好してくれる消費者のために、長い年月をかけて全体の味わいを少しづつ変え、変化を感じさせないようにしてるのだ。」
との趣旨の文章を読んだことがあります。やはり、ブレンド技術の素晴らしさに感心したのと、「昔は美味かった」的な決め付けはいかんなぁ、との反省を思いました。
 …でも、いまだにオールドボトルを探したりするんですけどね。


第6回テイスティング会

2007年06月18日 | テイスティング会

 さて、今回は第6回テイスティング会。場所はもちろんいつものandrewsさん。楽しみです。しかし、今回は長引いている風邪が抜けず、なんとなく体調悪し。つらいところは鼻の利きが悪いところ。以下、コメントを残してますが、やはり全然書けず、途中でギブアップ。早々に飲み会モードへ突入。

で、今回のお題は「ハイランドパーク」&スイーツ

12年 オフィシャル 43%
香り:麦、青草
味:スモーキー、あまりボディの厚みを感じない。
フィニッシュ:長い、鋭い苦味



17年 シグナトリー 46%
香り:草、ハチミツ
味:微妙に潮、穏やか
フィニッシュ:非常に短い



1990-1999 ウィルソン&モーガン 46%
香り:トロピカルフルーツ、島モノの典型
味:スモーキー、甘味と苦味が同時に現れる
フィニッシュ:中庸



16年 SMWS 54.6%
香り:非常に複雑、ネガティブな要素も含めて多様
味:美味い!それはそれは美味い
フィニッシュ:非常に長く、口蓋から喉にかけてまとわりつき、鼻へと抜けていく

そして今回これらにあわせたスイーツたち





みなさん、それぞれの組み合わせを試したり、ケーキに垂らしてみたり、色々工夫されてました。さすが!
 今回も楽しいテイスティング会に参加できまして感謝です。テイスティングもさることながら、出席者のみなさんとの交流も楽しみのひとつ。とてもフランクに、「モルト」を楽しむ事に主眼を置いた大変いいテイスティング会だと思います。

 …そして、宴はまだまだ続き、ハシゴハシゴの末、最後は「リンダリンダ」な夜でした。次の日にはしっかり筋肉痛でしたとさ。