百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ロン・ヴァラデロ15年

2014年01月20日 | ラム

キューバ産のラム。

キューバンラムで15年と言えばハバナクラブ15年が大人気ですが、
いかんせん、高価すぎるため、なかなか飲める機会がありません。
個人的には、味わいと価格が比例しない最たるものだ、と負け惜しみ
で毒づきつつ、このボトルはキューバ産で15年。価格は1/3ほど。

ヴァラデロは“キューバでもっとも有名なリゾート地の名を冠したプレミアム・ラム”
と引用文がありますが、はてヴァラデロとはどんなところかと調べてみると、
社会主義になる前からの、(特にアメリカ)高級リゾート地だったようです。
しかし、その地名を酒の銘柄にストレートにつけてしまう感覚もなかなか…

味わいは、ストレートでは、バニラの香り高く、甘くまろやかな舌触り、
幾分スパイシーなところも。これがロックにすると、一転、ドライでシャープさが
際立ってきます。このあたり、初めは柔らかく、あとからシャープに、といった
ロン・リヘロの面目躍如という感じ。やはりストレートがおすすめ。


ロン・センテナリオ・アネホ・エスペシアル

2009年09月03日 | ラム



 コスタリカ産のラムです。これ、実はあまり書きようがありません。まだ未開封ですし。

 なんか特徴でも書いてないかと、裏面の説明書き読んでみても、"オーク樽熟成"、"特別品質"。
 だめだ、こりゃ。
 唯一、"full flavor and great body"というところが、なんとなくニュアンスが変で面白かったのですが。

 3年から5年熟成のブレンドということで、気楽にロックでクイクイ飲めそうです。

サンティアゴ・デ・クーバ・アネホ

2007年10月16日 | ラム

 本日のお酒。以前に買ったサオカンを出している、サンティアゴ・デ・クーバの7年ものです。前回入荷時には買えませんでしたが、今回の入荷で無事購入。貴重なキューバラムです。
 このサンティアゴ、他にもカルタ・ブランカ(3年)、11年、25年が入荷しています。25年は垂涎ものであると同時に、価格はちょっと心臓に良くありません。11年が実売7,000~8,000円程度、このアネホが2,000円台後半というところ。やや価格に開きがありますが、その分アネホのCPの高さがうかがえます。
 サンティアゴと言えばチリの首都が有名ですが、中南米では結構この名前のついた都市が散見されます。「聖ヤコブ」のスペイン語読みなのですが、キューバのサンティアゴは島の南東部、サンティアゴ・デ・クーバ州の州都になります。元は海賊の密貿易の拠点があったようですから、いかにもラムの名前にはふさわしい地名と言えるかもしれません。

ポルフィディオ・ラム・プラタ

2007年06月21日 | ラム

 本日のお酒。近頃暑くなってきました。地球温暖化のご時勢、梅雨寒という言葉は死語となってるのかもしれません。
 こんな時はやはり、色付のスピリッツより、ホワイトスピリッツにどうしても手が伸びてしまいます。そんな時はひとつ、見た目も涼やかなボトルを。
 ”PURE CANE RUM”との表記通り、混ぜ物無し、廃蜜利用無しの、フレッシュケーンを使っているのでしょう。味わいも普通のホワイトラムに比べて、ふくよかでジューシー。甘味ものっています。またロックでも間延びした感じがありません。夏向きです。
 ラベルを見てたら、”PURE CANE RUM”は分かったのですが、別記で”SINGLE  -CANE”とも書いてありました。シングルケーン?シングルモルトみたいな意味合いでしょうか?いまいちピンと来ない語感でした。

パンペロ・アニベルサリオ

2007年06月12日 | ラム

 本日のお酒。原産はベネズエラです。今はベネズエラ・ボリバル共和国と言うそうなのですね。全く知りませんでした。現チャベス大統領による改名だそうで。
 このパンペロ、ちょっと前は入ってくるのが不安定でしたが、やはり政情不安と経済の停滞が大きかったようです。現在は原油価格の高騰で(ベネズエラの主要な輸出品目は石油)、南米の中でも経済的に潤沢になってきてるようです。そのためか、このパンペロも比較的に入手が容易になりました。
 ラムとしてはミディアムで、かなりスイート。けれどしつこさはあまり感じられず、特に作りのあまいラムにえてして感じられる、アフターのえぐみがあまり無いところが好感を持てます。丁寧に作ったラムという印象。
 間違いなく美味いラムなんですがぇ。どんどん暑くなっていくこれからは、このタイプのラムは少しばかりヘビーかなぁ。

キングズバリー・デメラララム・ポートエレンカスク1989

2006年11月01日 | ラム
本日のお酒。デメララ・ラムのボトラーものです。これはキングズバリー社のプロデュース。
このシリーズが日本で発売開始された時のロットで、当時もポートエレンカスクは人気でした。この時は、ラフロイグとあと1~2種リリースされましたが、今は随分種類も増えてきています。
このシリーズは非常にフィニッシュが利いていて、各ウィスキーごとに個性がはっきり変わっています。このポートエレンは、デメララ特有の甘味と重さがウィスキーの香りでスッキリ、サラリと軽やかな印象に変えられます。蒸留所の情報が、ガイアナ以外一切明かされてませんが、これは比較試飲しても突き止めるのは難しいでしょう。香りが全く変わってますので。
この後2~3種、BARで試してみましたが、私はこのポートエレンが最もバランスが良いと感じました。
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CSR

2006年10月19日 | ラム
本日のお酒。一応ラムにカテゴライズされるのでしょう。
”CANE SPIRIT ROTHCHILD”の頭文字でCSRという商品名にしています。
ROTHCHILDはあのボルドーのシャトー・ラフィット系列の商品。それにひかれて買ってみたものです。
しかし何故ラムという表記をしないのか?さとうきび原料のスピリッツ(CANE SPIRIT)ならラムと表記したっていいんじゃないの?とかねがね不思議に思ってました。今回ブログを書くにあたってラベルの裏をのぞいたら、英文で商品説明がしてあります。それによると”juice is pressed from carefully selected frsh cane”というくだりがあり、搾汁をフレッシュなまま使う(一般にラムは発酵させる場合が多い)ことによってユニークな風味を作り出したとのこと。
その味わいですが、開封したての時に感じたのは、とにかくアルコール感。ラム特有の香りなぞどこへやら。ラムというより、さとうきび原料のウォッカという感じ。おおそうか。だからCANE SPIRITなんだ。ところが開封後1週間ほどして再飲。こんどは糖蜜のふくよかな香りが立ち上がってくるではないですか。通常のホワイトラムのとげとげした感じが無い、上質な味わいでした。これだからハードリカーは分からないものです。

世界の名酒事典ではプエルトリコ産と書いてありますが、ラベルにはしっかりST.KITTSと表記。れっきとした独立国家です。
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マサヤ10年

2006年10月10日 | ラム
連休中はキャンプに行ってブログをサボっていました。天気に恵まれ3日間楽しく遊べたのですが、バッテリー切れのままのデジカメを持っていくというオロカな事をしたためキャンプ中の写真は取り損ねです。トホホ…

さて、本日のお酒。キャンプの帰りに時々行く店に立ち寄ったのですが、そこで時々眼にして気になっていた酒を購入してみました。

マサヤ10年です。
これはニカラグアのラムで、資料によるとCLN社の原酒をバーボン熟成、イタリア、トリノのF&G社により瓶詰しているそうです。"Volcano Collection"というシリーズのようですが他に3種類置いてありました。いずれも画像のように風景写真が入ってます。中には山の噴火しているところを乗せたド迫力ラベルも。
画像では分かりにくいのですが色調はコーヒーくらい、香りはわりと控えめ、タイプはミディアムでしょう。実際に飲んでみるとやはり軽やかなタイプで、アルコールのピリピリ感が結構感じられるのは開栓後すぐだったからでしょうか。時間がたってからは印象が変わるかもしれません。
栓はスクリューではなくコルクキャップなのですが、上部がプラスチックではなく木なのが雰囲気出てます。
購入価格約3,000円

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ロンサカパセンテナリオ

2006年09月23日 | ラム
本日のお酒。今日はラムです。
このヤシで覆われているボトルは旧ボトルになります。
今はスタイリッシュなボトルになりました。それとともに価格も上昇しましたが。
香り、甘さ、コク、苦味。実にバランスの良い酒だと思います。

私はいい意味での野暮ったさ、垢抜けなさをラムに求めてしまいます。
そういう点でこのロンサカパ、非常に野趣溢れるというのでしょうか、雰囲気のあるボトルで好きでした。
ロンサカパのXOも以前Barで飲みましたが、大変立派な美味しさで思わず襟を正したくなる思いでした。ただ、家では気楽に買えない価格だなぁ。
このボトルも購入時は3,500円程度でした。
諸事物価が上がってきてるのでしょうか。(T_T)

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シャンタルコンテ・サンリュス・エキストラ・ヴュー・1977

2006年09月17日 | ラム
本日のお酒。ラム好きのかめはめは1号さんのご訪問もありましたので、今回はマルティニーク産のラム。
このお酒はサンリュス蒸留所でつくられた20年物です。
現在は同社のデパズ蒸留所も復帰したので、モンターニュ・プレXOをリリースしています。
このラム、45度あるのですが、全然度数を感じさせない滑らかさの後、意外にさらりとした後口を楽しめます。上質のコニャックに相通じるものがあるように感じます。いつも少し青い果実のフレーバーを感じるのですが、なんでだろう?

これは4年程前に購入したのですが、当時で7,000~8,000円くらいでした。今では倍くらいで売ってるようですね。あの時無理してももう1本買っておくべきだった…。