百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

レッドブレスト15年

2007年03月19日 | アイリッシュ・ウィスキー
本日のお酒。
以前にアップしたレッドブレスト12年が大分目減りしてきたので、前々から飲みたかった15年を新たに購入してみました。ボトル・ラベル共に12年とほとんど変わりありませんが、15年にはノンチルの表記が加わりました。度数も6%アップした46%。基本的な作りは変わらず、ピュアポットスティルも健在。さてどの程度違いが見受けられるのでしょうか。昨晩、試飲してみました。
開栓して、すぐに香りが立ち上がるタイプではありません。やはりなかなか固いようです。香りは12年にあったエステリーさは少し影を潜め、リンゴ、あるいはキウイでしょうか、爽やかな酸味が感じられます。味わいは正直、まだ広がりがありませんでした。やや苦味を感じますが、ふくらみ・大きさを感じさせるものはありました。そこで、そのまま1時間程度放置。すると糖蜜のような甘さが広がってきて、スケール感の大きさが感じられるようになりました。全体に12年よりも複雑さが増したようです。その分だけ、いささか気難しさもあります。1週間くらいしたら印象が変わるでしょう。12年が「調和」を感じさせるボトルなのに対し、15年はあくまで「個性」重視のボトル、という印象を感じました。

レッドブレスト12年

2006年12月09日 | アイリッシュ・ウィスキー
本日のお酒。
レッドブレストは駒鳥のこと。駒鳥と言われても、例のマザーグースの歌くらいしか連想しないのですが、ネットで検索してみると日本三鳴鳥のひとつだそうです。へえ。
3回蒸留で、アイリッシュ伝統のピュアポットスティル、オークで12年熟成の非常にしっかりしたウィスキーです。アイリッシュウィスキーはスコッチに比べ、麦本来の味と香りを楽しめますが、どちらかというとライトでデリケートなタイプが多いです。このレッドブレストはその中でも重量級。ボディもしっかりし、香り・味わいにブレがありません。芯がよほどしっかりしたつくりなのでしょう。
このボトルは残量が半分くらい。これを空けたら、15年ものを買ってみようと思っています。度数も12年が40%に対し、15年は46%です。さらにしっかりした味わいでしょうか。

ア・ドロップ・オブ・ジ・アイリッシュ

2006年09月27日 | アイリッシュ・ウィスキー
本日のお酒。アイリッシュ初登場です。いきなりマイナーな品から。
ブッシュミルズ蒸留所の原酒をボトラーズのブラッカダーがボトリング、シングルモルトにしてアンチルフィルター、ノンカラーリングの結構珍しいボトルです。
最近のアイリッシュはスコッチに歩み寄ったかのようにピートを焚いた品が見受けられます。
が、これは正統派アイリッシュ。往時のアイリッシュウィスキーを彷彿させる味わいです。
淡い香りは麦の香り、ボディは軽いのですがとてもフルーティー、後口はスムースでクリーンです。
アンチルなのに雑味を感じない、あのブラッカダーがよくぞこういうボトルを作ったな、と思いました。

アイリッシュはウィスキー発祥の地とも言われています。
個性たっぷりのスコッチもいいのですが、たまにはウィスキーの歴史を感じながらアイリッシュのグラスを傾けるのももいいもんですね。

ストレートがおすすめ。

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