百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

Whisky Magazine Tastings / The First 10 Years

2009年05月31日 | 閑話

 長らくご無沙汰してました。仕事が立て込む時期で、思い切ってブログをお休みしてましたが、またポツポツ地味~に更新していきます。

 嬉しい本がAmazonより到着!Whisky Magazineは創刊の数号後から読んでいましたが、このたびテイスティングレヴュー10年分をまとめた書籍が刊行。今は熱心な読者ではありませんが、創刊1年のころはこの種のテイスティングレヴューを読みまくっていまして、バカの頭に一番血が昇っていた時期でした。懐かしい。

 まあ、問題は洋書ということで、全く自信の無い英語力で果たしてどの程度読みこなせるのか…、ですね。辞書を引き引き、気長に読みましょう。

 故マイケル・ジャクソン氏のレヴュー満載。

シャトー・ボーモン/2003

2009年05月15日 | ワイン

 オー・メドックで、クリュ・ブルジョワ・スーペリュール。2003年だし、朝のうちに開栓しておきました。これが正解。

 果実味あふれ柔らかく、安いボルドーのネガティブな青臭さも無し。うっすら漂うコーヒー豆の香りも好ましく、すでに十分楽しめます。

 価格も抑えられており、コスパは良いワインだと思います。相変わらずワイン屋さんのページには煽り立てた広告でいっぱいですが、これは(広告と関係無しに)十分楽しめたワインかと。しかし、あのネット上のワイン屋さんの、過剰に書きたてた広告って結構おなかいっぱいになりません?

悦凱陣・手造り純米・オオセト・無濾過生原酒・平成二十酒造年仕込十七~十八号

2009年05月13日 | 日本酒

 タイトルが長いです。しかしまあ、つくづく日本酒も頭で飲むのもになったなぁ、と思います。私の場合は感覚だけですので、詳細なデータは酒屋さんのHPをご覧になってください。

 香りの濃密さもさることながら、ファーストインプレッションが甘味。しかも結構どっしりとした甘さ。ちょっと嫌な予感のまま、食事するとこれがビックリ、甘味が米の芳醇な旨味に変わってとても飲みやすくなりました。最初は分からなかったキレも十分にあるため、飲み飽きもせず美味しく食事とともにいただきました。ただ、刺身(スズキ)は少々、酒に寄り切られた感じ。

 18~19度の原酒は、さすがに食事と一緒に飲むにはちょっと強すぎ。いつも和らぎ水を用意してます。これからの季節は、氷を一個浮かべてもいいですね。

ガルヴェー・ペールクリーム

2009年05月12日 | ワイン

 以前書いたブログで、このメーカーのペール・クリームを探していたのですが、ネットでも品切れ。ほぼ諦めていたら、地元の酒ディスカウントで発見しました。このディスカウントは品切れ・廃番がちらほら残っています。

 食事の後、ブランデーを飲みながら、よーく冷やしたペール・クリームを合間にチビリチビリ。うーん、至福のひと時。甘味ばかりではなく、酸味も十分感じます。フィノベースで、これよりも飲み口が辛くないのも嬉しい。何故か価格も1,000円ちょっとというわけの分からない値付け。ディスカウント恐るべし。

シャトー・ムーラン・ナ・ヴァン/2000

2009年05月11日 | ワイン

 ムーリスのクリュ・ブルジョワ、ムーラン・ナ・ヴァンの2000年ヴィンテージ。良年です。

 とにかくがっちりした酒質。タンニン濃く、筋肉ワインで汗臭い。見た目ガーネットで、熟成感が出てると思いきや、まだまだ元気元気。ヴィンテージのせいか、まだまだ枯れず、若いボルドーと熟成してきたボルドーのちょうど中間で、両方の良い面を楽しめました。果実以外ではとてもミルキーな印象。

 こう暑くなってくると、ボルドーもちょっとしんどいです。


ヴィクトリアストリート・シャルドネ・リザーヴ/2003

2009年05月10日 | ワイン

 ナパ・ヴァレーのシャルドネ。熟成感はたっぷり。

 濃厚で甘いシャルドネをなんとなく想像していたら、すっきり辛く、酸味もたっぷり。レモンハーブを感じさせる香りで、ボディもほどほど。品の良いシャルドネでした。

 白ワインが美味い季節になってまいりました。

初雪盃・吟醸・しずく媛

2009年05月08日 | 日本酒

 生原酒です。蔵元は愛媛は砥部町。銘柄自体は初めて飲みました。

 落ち着かせるため、1ヶ月ほど冷蔵庫で保管。そのせいか、声高に香り・旨味を叫ぶタイプではない分、どっしりと腰の座った、絞りたてとは思えない落ち着き。おりがらみでも妙に重苦しくなく、旨味の精髄の結晶のような繊細さでありながら、日本酒を飲む楽しさも十分満喫。

 若干値が張るなあ、と思いつつ、ま、たまにはいいか、の贅沢な味。

クラ・ルージュ/2008・VdT

2009年05月07日 | ワイン


 ティエリー・ピュズラのVdT。れっきとしたフランスワイン。

 ガメイ100%ということで、ボジョレー・ヌーボー的な味わいを想像してましたが、やはりピュズラのワイン、しっかり梅味。そしてダシの利いた味わい。冷やし気味でスイスイ飲めるワイン。奥深さや複雑さを要求しなければ、最も分かりやすい美味しさです。お気軽で大変結構。

 漢字の「蔵」は、どうも日本酒の「蔵」元からとったようで、コンセプトは日本酒の荒走りだとか。荒走りにしては幾分ソフトです。


井無田高原キャンプ場

2009年05月04日 | キャンプ
 5月2日より久しぶりにキャンプ。

 今回は山都町の井無田高原。連休にもかかわらず、直前に予約が出来ました。穴場という噂。

 まずは折角来たので通潤橋見物。30年ぶり。運良く放水が見られました。



ふと傍らの碑を見ると、

宮部鼎蔵の筆によるもの!ひっくり返って驚きました。



キャンプ場は感じのいい管理人のおばさんと、清潔な施設。GW中なのに驚くほど利用者がいません。初日は3~4組。ゆったりと過ごせました。



キャンプ中に忌野清志郎氏の訃報に接しました。
ティーンエイジャーの時、誰のどんな言葉よりも
力づけられ、心慰めてくれた一人でした。

夜、ひっそりと静まったキャンプ場で
バーボンをちびちび舐めながら、
「ヒッピーに捧ぐ」を聴きながら
少しだけ泣きました。