百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

手取川・吟醸生酒・あらばしり

2007年07月19日 | 日本酒


 昨日の晩酌。どうもなかなかアップできません。PC絶不調で、これも仕事用のPCを使いなんとかアップ。 HDがカリカリ言いだして、慌てて他のHDにデータ退避をしてますが、それも時々ストップで遅々として進まず。全くストレスの溜まる作業です。

 閑話休題。ところでこの酒。手取川は有名銘柄ですが、そこのあらばしり。「あらばしり」の割りにつんつんしたとこがなく、吟香もそれほど強くないため、するすると美味しくいただけます。いい出来の味吟です。このまま冷蔵保管でひと夏越したら、さぞや旨みがのってくるでしょう。
 山田錦にして精米歩合45%。何故か大吟醸は名乗らず。蔵元の矜持が見えてきます。昨晩、これを飲み始めて、ふとテレビを眺めると「その時歴史が動いた」が放映中。まさに手取川の合戦の話。シンクロニシティ。

平成19年新潟県中越沖地震

2007年07月16日 | 閑話
 亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。余震、二次災害が極力影響少ないことを願ってやみません。
 私の姉も前回、今回と被害のあった地域に嫁いでおります。幸い両災害とも大きな被害を受けずに済んでいます。災害時と災害後の苦労を聞くにつけ、とてもとても他人事とは思えません。

シャトー・ローズ・ラマルティーヌ/2005

2007年07月15日 | ワイン


 本日の晩酌。というかこれから飲むのですが。ACボルドー、一応2005年なのですが、メルロ主体の軽やかなタイプといいますから、さぞやシャバシャバかと。ま、この蒸し暑さだとそのくらいのほうがいいのかもしれません。冷やして飲んでみます。なんかラベルがタトゥーっぽい。
 最近、PCが不調で、暑さのせいかもしれませんが、ここらできっちりメンテしたほうがいいかなと思います。よって、ブログ、かなり不定期になるかと思います。

サンペX.O.

2007年07月13日 | その他ブランデー

 本日のお酒。こういうコケオドシなボトルは、あんまり好きではないのですが、免税店あたりでよく売られてた(る?)ボトルのようです。20年くらい前の頂き物。現行とはラベルがちょっぴり違うようです(現行はSEMPĒが上に大きく表示)。
 このアルマニャックを作るサンペ社は、協同組合出荷が多いアルマニャックの中では珍しい独立系の蒸留所。その起源となるサンペ家は、14世紀から続く名家で、聖ペテロ(サン・ピエール)の名からその名を取っています。
 アルマニャックの製造は意外に新しく、1937年からのスタート。ほとんどのメーカと一緒で、シングルディスティラリーではありません。日本ではほとんど取り扱いが無くなったようです。もともとアルマニャック自体の扱いが少ないですよね。やはりブランデーというカテゴリは逆風。
 その昔のアルマニャックは1回蒸留が普通だったようです。さぞや骨太くて、フレッシュな味わいだったのでしょう。昨今は2回蒸留にシフトしてきましたから、いわゆるアルマニャックの個性が押し出された商品は少ないのかもしれません。
 このボトル、0.70Lとラベルに表示されてるのですが、ボトルの底には750mlと表示。???…しかし撮影しにくいボトルだ。


…で、でかっ

2007年07月11日 | 閑話


 酒とはなんの関係も無いんですがね。うちの裏で出てきました。

 これなんだか分かります?









 キノコなんですねぇ。実は。

オニフスベという名のれっきとしたキノコ。毎年この時期に出てきます。食べられるそうなんですけどね。さすがにちょっと…(^^ゞ


サミ・クラウス/2000

2007年07月10日 | ビール


 本日のお酒。世界最強の度数などと言われてるビールです。昔、ギネス認定もされたようですが、今はどうなんでしょう。ま、度数14度なので、ラガータイプのつもりで飲むとエライ目にあうでしょう。
 これは何本か買ったうちの生き残りで、ちょうどミレニアム記念だ、と残してます。冷蔵庫のヌシになってたのですが、場所が無いため最近は常温保存。劣化していてもしょうがないですね。
 さて、もう飲み頃は来てるでしょうから、いつ飲むか…夏越の酒といきましょうか。

サオカン・アグアルディエンテ・デ・カーニャ

2007年07月09日 | その他の洋酒

 本日のお酒。カテゴリーは厳密にはラムに入れてもいいのでしょうが、一応その他に分類。さとうきび原料の、熟成しないニュースピリッツです。
 アグアルディエンテ自体はさして珍しくもない酒なのですが、日本に輸入されるのは、ほとんどがブラジル産。いわゆるピンガというやつです。このサオカンが珍しいのはキューバ産、というところ。
 以前にも書きましたが、キューバのラムは国策で輸出銘柄が限定されてます。ハバナクラブ、やや遅れてカリビアンクラブが解禁されてますが、最近、限定的ながらクーバ・ロン社のサンティアゴ・デ・クーバという銘柄が入ってきました。それと同時に入荷したのがこのサオカンです。
 Caňaとは英語の"Cane"と同意でさとうきびのこと。ひらたくいうと、さとうきび焼酎
ですね。香りは100%さとうきび。糖蜜の甘い風味がものすごく香ります。味もピンガほど荒さは感じないので、ロックで飲んでも十分美味しいのですが、これからの季節、カイピリニャを作ろうと思って購入しました。価格はうれしい1,480円。
 これを機にキューバ産のラムが、どんどん輸出解禁になってくれると本当に嬉しいのですが。

オールドチャーター12年

2007年07月04日 | アメリカン・ウィスキー

 本日のお酒。バーボン連投です。
 オールドチャーターはバーンハイム蒸留所の原酒を使ってるため、I.W.ハーパーとは言わば兄弟。更に言えば、ヘブンヒル蒸留所火災消失に伴い、バーンハイム蒸留所が買収され、ヘブンヒル関連の製品の原酒供給元にもなったため、前出のエヴァンウィリアムス他も兄弟になりました。
 ”The Classic 90”と銘打つように、シャープですっきりした今様のバーボンに比べて、メロウで腰重な重量感のあるタイプ。しかし、酒質のせいか重苦しくもなく、いい感じのバランスがあります。
 ラベル側面のライ麦のレリーフがなかなかイケてます。ちょっと前のチャーターの8年がこの色のラベルを使ってたと思います(現行はイエローラベル)。そういえば前はノンエイジと8年しか見なかったような。しかし、バーボンの5度の度数は大きいですね。これが80プルーフだと、全然印象が違ってるはず。100プルーフ以上だったらもっと良かったんでしょうが。


マーチンミルズ24年

2007年07月03日 | アメリカン・ウィスキー

 本日のお酒。ひさびさのバーボンです。ラベルが擦り切れであまり状態はよくありません。写真には写ってませんが、ボトルネックには黒い封蝋がなされてます。
 このマーチンミルズ、1975年蒸留、1999年ボトリングの24年モノ。4~5年で十分な熟成期がやってきて、10年もたてば熟成のピークにくるであろうバーボンで、24年熟成というとあまり例を見ません。もちろん、全ての酒にあてはまるのですが、「熟成が長い酒」と「美味い酒」は決して同義語ではありません。
 で、長熟バーボンでもっと著名な銘柄と言えば、エヴァン・ウィリアムス23年。107プルーフで、同じヘブンヒルの原酒。…と言うことは。ま、100%確証ある話では無いのですが、その昔、さるお方にお聞きした話では、
 「中身は両者とも同じ。蒸留所でも忘れられていた古い原酒を、日本の商社が買い付けて、エヴァン・ウィリアムス23年の商標銘柄で売りにかけた。ところが価格設定が高いため、思ったより売れない。残った原酒で蒸留所側でも商品化したいが、エヴァンの名前は使えない(アメリカの商標権は使用主義によって保持されるため、日本の商社にあり)。そこで全く別の限定(ミレニアム)ブランドで売り出した。」
 小異はあるのでしょうが、大筋ではありそうな話です。まあ、消費者としては安く買えればありがたいことなのですが。そう、このマーチンミルズ、安かったのです。エヴァンが2万ウン千円のときに、購入額は4,980円。そりゃこっちを選びますよね、同じものなら。
 ところで昔のエヴァン・ウィリアムス23年って、封蝋がいい感じに垂れてたのですが、今はきっちり揃えられてますね。なんだか雰囲気が変わってしまいました。