先週の土曜日、andrewsさんにて恒例のテイスティング会。今回は「閉鎖蒸留所シリーズ」ということで、こちらも気合が入りました。レアあり、マニアックありとバラエティ豊かでした。
グレンアギー28年/1977・シグナトリー
45.5%
香り:初めにセメダイン臭。スワリングですぐ消散、代わってオレンジ、レモンピールが。時間経過で梅、加水するとパイン。さらにココナッツ、アーモンドペースト、コンデンスミルク。時間経過でミルキーに。意外といってはなんだが、複雑に変化。
味:ねっとり。しかし酸味あり。最後に上品な甘味を感じる。和三盆のよう。
フィニッシュ:あっさり素早く収束。
コールバーン36年/1970
62.4%
香り:第一印象はかなり草っぽく若々しい。どくだみ、夏草の茂るわだち、タバコの葉。徐々に大麦の印象。ある時点で急激に熟成感。黒くなったバナナ。カカオ
味:クリーミー。甘味が幾分強い。黒糖。
フィニッシュ:長い
ポートエレン24年/1978・2ndリリース
59.3%
香り:眠ってる間は意外にピート穏やか、スイート。目覚めるとピート、ヨード、ペッパー、甚だしくスパイシー。加水すると白檀、樟脳、レモンシャーベット。やや印象がばらける。
味:スパイシー爆発。辛いが、噛み締めると甘さも。
フィニッシュ:非常に長大、圧倒的。
で、今回はマスター特製のフィッシュ&チップス。生地にはビールではなく、エールを使用。かけるモルトビネガーもイギリス製。なんて凝り性(笑)、でも大変美味しくいただきました
さて、次回がまた楽しみです