一昨日の晩酌です。
ローヌでは、よく筋肉質の濃ーーいワインに当たって、美味いけど飲むのがつらい目に合います。このワインは意外と柔らかめ。初めは開かなかったのですが、時間と共に果実味が出てきて、酸もあいまってくどさを感じませんでした。最後の一滴まで楽しめた一本。ポークのスパイスソテーと一緒に飲んだら、さすがローヌ。スパイスには絶妙でした。
明日から連休を利用してキャンプに行ってまいります。ブログは明日、明後日とお休み。
てなわけで、この「白馬亭」はオールドボトル。70年代中ごろから終わりにかけてのものです。30年ほども前ですかね。近所の酒屋さんの店仕舞いで購入。2,000円でした。未開封なので味はわかりませんが、30年以上前のモルト、特にラガヴーリンのエッセンスがどう感じられるのかは興味があります。聞くところによるとシャープな印象があるという話です。
私はいまだにホワイトホースというと、イッセー尾形さんのCMが強烈にインプットされてます。こういうのも困りものですね。
本日のお酒。このボトルは90年代初めくらいのものでしょう。
現行のボトルはなんだかずんぐりとして、あんまり見栄えが良くない気がします。
アイラ(ラガヴーリン)がキーモルトで、メジャーブランドというのも珍しい気がしますが、思ったほどアイラが厭らしく出てない気がします。ブレンドの技なのでしょう。最初のスクリューキャップ銘柄でも有名ですが、昨今はこれのオールドボトルがオークションですごい金額で落札されているのにビックリします。
本日のお酒。
ボウモアのボトルもリニューアルされたようです。旧ボトルの駆け込み需要がこれからますます増えるのじゃないでしょうか。モルトは新しくなるにつれ、品質が変わっていく(落ちていく)という風聞がまことしやかにありますが、事の真偽はともかく、わたし的にはこの蒸留所には変わっていただきたいと思います。少なくも、パフューミー、石鹸臭が無くなってくれれば言うこと無いのですが(ついでにボディの厚みも復活してくれるとさらにありがたい)。
このボトルも限定品ですから、在庫が無くなり次第消えてしまうボトルです。正式ラインナップは12年、15年ダーケスト、18年(17年が変更)のようです。
ひところ流行ったフィニッシュものですがルビーポート使用、12年もの後熟です。51.5度の度数の割りに軽めなのが惜しい。パフュームとポートの香りが相まって、お好きな方にはたまらないのかもしれません。わたしはちょっと…
色はほんとに綺麗なんですけどね。
昨晩の晩酌。
例によってビオ。例によってトゥーレーヌ。
元々はぶどうの卸しで、2003年から同銘柄をリリース。
これは2004年です。
ビオ臭は特に感じなく、濃厚なベリー系果実の香り。
味わい濃く、酸味もそこそこ。特に大きく破綻することは無い代わりに、インパクトもやや弱いかも。普通に飲んで美味い分、価格がややこなれてくれれば、との感も。
オニキスとは縞瑪瑙(しまめのう)のこと。石言葉というものがあるそうで、それによると「幸せな結婚、夫婦和合」だそうな。ははぁ、あやからねば。
例によってビオ。例によってトゥーレーヌ。
元々はぶどうの卸しで、2003年から同銘柄をリリース。
これは2004年です。
ビオ臭は特に感じなく、濃厚なベリー系果実の香り。
味わい濃く、酸味もそこそこ。特に大きく破綻することは無い代わりに、インパクトもやや弱いかも。普通に飲んで美味い分、価格がややこなれてくれれば、との感も。
オニキスとは縞瑪瑙(しまめのう)のこと。石言葉というものがあるそうで、それによると「幸せな結婚、夫婦和合」だそうな。ははぁ、あやからねば。
本日のお酒。
昨晩はひさびさの外飲み。例によって数軒のハシゴなのですが、一軒目のペガサスさんでこれのソーダ割りを注文。ちょっとしたお遊びをいれたオーダーをしながら、楽しく飲みました。
このライウィスキー、バーボンの独特のクセが無く、ライ麦の甘みと軽さがいかにも手軽な美味しさがあります。
村上春樹氏によるロング・グッドバイの刊行が出版界の話題をさらってますが、チャンドラーも村上氏も好きな私としては非常に嬉しい出来事です。前訳を先に読んでじっくり比較して読んでますが、好みの問題でしょうか、テンポは前訳、文体(言葉遣い)は春樹訳でしょうか。
この小説でギムレット、特にローズのライムジュースくだりは広く喧伝され、マーロウ=ギムレットの公式が成り立ってしまいました。しかし故田中小実昌氏がその公式を批判されていました。確かに他の作品を読んでみると、安物のライウィスキーをよく飲んでます。きばってもスコッチ。イギリス育ちの作者の好みなのでしょうか。当時はそれくらいバーボンよりもよく飲まれてたのでしょう。
しかしまあこのロング・グッドバイ、BARの記述などは高校時代にはじめて読んだ時にも憧れさせてくれたものです。さすがの名文。
本日のお酒。なんか懐かしいお酒になっちゃいました。しかし、カティーサークのアップは初めてで、よりによってこれにしなくても、とも思ったのですが、たまたま手近にあったのでコレ。当時、割と廉価だった気がします。若者向け(当時の資料によるとヤング!向け)のソフトタイプ。クセが無い分、水割りがぶ飲みにはいいのですが、今の日本ではちょっとウケないでしょうね。
特級表示と、キャンペーンシールが懐かしい500mlサイズ。
昨夜の晩酌。
なんやかやと日本酒ばかり飲んでる気がします。私は日本酒が相当体質に合うらしく、次の日の残ったり悪酔いしたことはほとんどありません。昨夜も快調。今朝も快調です。
さてこの竹鶴。普通、「にごり」というと生酒・甘口というものが多いのですが、これは火入れでなおかつ辛口。目からウロコの味なのです。香り穏やかで、どっしり米の旨味があって、綺麗な酸味ものってます。
昨晩は非常に寒かったので、これはもしや、と思い燗をつけてみたら、それぞれの要素がうまく混ざり合って、とてもクリーミーなふくらみが出ました。ビックリの美味さです。
本日のお酒。懐かしいボトルになりました。現行は、なんだかちょっと普通のボトル。
日本ではクエルヴォ社のほうが著名かと思いますが、メキシコ国内では依然このサウザ社が優勢(たぶん)です。とはいっても、こういう古くからのライバル社はオーナー同士の姻戚関係があったりして、意外と同族が入り組んでたりするのですが。
このコンメモラティヴォは「記念の」を意味し、同社創立100周年を記念してリリースされたものです。1973年に始まり、以後6年毎の大統領選挙・就任のたびに記念ボトルとして発売されたもの。今は安定供給しているようですね。故ジョン・ウェイン氏も愛飲していたとか。どうも同氏とテキーラのイメージが合わないような。