小生がボランティアガイドをしている三鷹市大沢の中近東文化センターは、
今回の震災の影響で3月31日まで臨時休館となりました。
臨時休館のお知らせ
東北地方太平洋沖地震の影響で、３月19日(土)～３月31日(木)の期間を休館いたします。
展示替え休館のお知らせ
2011年2月28日(月)～3月18日(金)は、展示替えのため休館しております。
詳細：http://www.meccj.or.jp/
今週火曜日、小生のボランティア日だったので、中近東文化センターへいってきました。
現在は3月19日からの特別展示「珈琲がやってきた 中近東、ヨーロッパ、そして日本」の開催準備中です。
今回の地震、凄い揺れだったので、内部の展示物がどうなっているか大変心配だったのですが、
展示物の多くがテグスで固定してあったので、まったくといっていいほど被害はなかったと、担当学芸員の先生がおっしゃっていました。
小生も展示室を視てきましたが展示品はまったく問題ないようでした。ホッ！
このテグスによる展示品の固定、「鑑賞の妨げになるのでは？」という考えもあるようですが、展示品を守るという機能は充分はたしたようです。
写真は以前、展示物固定のテグス張りの体験講座のときです。独りでやるのは結構大変です。
火曜日はボランティアで出来る展示準備のお手伝いをしてきました。
次回の企画展示「珈琲がやってきた－中近東、ヨーロッパ、そして日本－」、興味深い展示品も多々ありますので、開館されたら是非ご覧ください。
「珈琲がやってきた－中近東、ヨーロッパ、そして日本－」展
2011年3月19日(土)～9月25日(日)
標 交紀（しめぎ ゆきとし）氏は、自家焙煎の珈琲店「もか」を1962年から吉祥寺で営業され、多くのコーヒー愛好家に親しまれましたが、2007年12月に逝去されまし た。中近東文化センター附属博物館は、2009年3月8日に標氏が蒐集したコーヒー関連の美術・工芸品、約250点の寄託を受け、「標交紀「もか」コー ヒーコレクション」として、展示しております。
標氏の著書『珈琲の旅』（みづほ書房）には、「ダイヤモンドのコーヒー」と呼ぶ美味しいコーヒーを求めて、ヨーロッパを旅行した様子が記されています。標 氏は生涯をかけて、世界中のコーヒーを探求し、その際に出会った多くの優れたコーヒー関連の品々を蒐集されました。そのコレクションによって、中近東地域 に遡るコーヒーの歴史を知ることができます。そして、その品々を見ることによって、伝説的なコーヒー人である標氏のコーヒーにかける情熱が伝わってきま す。写真のウィーン、コーヒー伝来300周年記念人形は、「もか」の店内に長年置かれ、多くの来客を迎えてきた標コレクションを代表する作品です。
