先週末、東大弥生講堂でジョージ・スムート教授の講演会「宇宙の誕生と歴史」があったのですが、小生は軟弱にも並ぶのがイヤで、途中地下鉄を銀座で降りてマリオンで開催された月探査ナショナルミーティングを聴きにいきました。
30名くらいの中学生から大学生のパネラー、ほとんどトンボ帰りのような形でアメリカからいらした若田宇宙飛行士、「かぐや」プロジェクトマネージャーの加藤教授、海部元国立天文台長、そして1時間きっちり参加した前原宇宙開発担当大臣(!?)。
豪華なメンバーです。
ネット中継もありましたが会場の入りは70%強でしょうか?小生のような高齢者と背広姿が目立ちました。
ジョージ・スムート教授の講演会「宇宙の誕生と歴史」とは対照的のようですね?
司会は山根一真氏。
内容に関しては以下の配布資料、寺薗淳也氏のメモ(http://dl.dropbox.com/u/470190/TsukitansaNM.txt)、Twitterのハッシュタグ#mpnm2010を読んでいただくとして、
日本の月探査政策は前原大臣がプレゼンをした大学生3人にした質問、
「私が蓮舫議員で、事業仕分けをするとき、何で宇宙にお金をかける、といったときに、どう答えるか?」の答弁につきるでしょう!?
小生にいわせれば 81歳参加者の発言「たとえビリでも参加しなければ、何が必要なのか何が足らないのかもわからん!」につきるかもしれません。
そしてこのミーティングに来ていた方それぞれが、月や宇宙に関心がない身近な方に自分なりにその思いを伝えることを始めることでしょうか?
個人の始めの一歩が大事なような気がします。
配布資料月探査ナショナルミーティング
http://shijinan.hp.infoseek.co.jp/asumen/20100405aa.pdf
出演者プロフィール
http://shijinan.hp.infoseek.co.jp/asumen/20100405b.pdf
「ロボット月探査」のシナリオ案
http://shijinan.hp.infoseek.co.jp/asumen/201004051.pdf
将来の有人宇宙活動・有人探査に向けた基本的方針案
http://shijinan.hp.infoseek.co.jp/asumen/201004052.pdf
4/6追加
大塚実の取材日記も大変参考になります。