視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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嵯峨野トロッコ列車1

2005-03-06 08:22:48 | 
3月5日土曜日、京都国立博物館に展示されている伊藤若冲を観たくて、発作的に日帰りで京都にいつてきました。
金曜日の夕方、あわててJR東海ツアーズに駆け込んでいつも使っている日帰り1DAY京都の翌日チケットを購入、伊藤若冲以外のことは行きの列車で考えようということにしました。
朝4時に起きてみると雪が降っています。しょうがないので捨て傘をさして最寄り駅に向かいました。寒いの一言です。
東京駅にむかう電車の中はスノボを抱えた若い人でいっぱいでした。熱気ムンムンです。
東京6時出発ののぞみ、京都到着は8時20分です。直接博物館にいくにははやすぎるので午前中の行き場所をさがしました。
そこで見つけたのが3月1日から再開している嵯峨野トロッコ列車
京都から山陰線の馬堀駅までいってトロッコ亀岡駅まで歩き乗車、トロッコ嵐山駅まで戻ってくることにしました。
トロッコ列車はDE10というジーゼル機関車で引っ張られています。

(動画はd901iで撮影)

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嵯峨野トロッコ列車2

2005-03-06 08:22:12 | 
トロッコ列車は保津川ぞいを約25分でトロッコ亀岡駅からトロッコ嵯峨駅まではしります。
ジーゼル機関車のすぐ後ろの客車はオープン車でとても景色がよく見えます。
小生はここに陣取って左右に渓流を見、トンネルあり吊り橋有りの景色を堪能しましたが、小雨まじりの天気、さすがに寒く風邪をひきそうでした。
花見と紅葉の季節は混むでしょうなあ。

トロッコ嵐山駅で下車して落柿舎まで歩きました。
俳人向井去来の庵です。
なんてことない庵ですが好きです。


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落柿舎

2005-03-06 08:17:12 | 
お土産に落柿舎制札の拓本を購入、額装して現在寝室に掛かっている親父の小言の額と交換しようと思います。
不謹慎かな?

落柿舎制札

一、我家の俳諧に遊ぶべし 
  世の理屈を謂ふべかたず
一、雑魚寝には心得あるべし
  大鼾をかくべからず
一、朝夕かたく精進を思うべし
  魚鳥を忌むにはあらず
一、速に灰吹きを棄つべし
  煙草を嫌ふにはあらず
一、隣の据膳をまつべし
  火の用心にはあらず

   右條々

   俳諧奉行  向井去来

朝がはやかったのでお腹がすいてきました。
清涼寺境内の竹仙で湯どうふ料理をいただきました。クーポン券で食べれるのですが、いまイチでした。

食後、清涼寺からJR嵯峨嵐山駅まで歩き、行きの山陰本線の車窓から見つけた梅小路蒸気機関車館にむかいました。


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梅小路蒸気機関車館

2005-03-06 08:11:56 | 
山陰本線の丹波口駅で降りて構内で梅小路蒸気機関車館の案内を探しましたが見当たりません。しかたないので職員に聞いたところ徒歩15分くらいかかるということでタクシーでむかいました。
入場してみると動態保存された蒸気機関車8630型の体験搭乗をやっていました。
たった10分ほどの構内での走行ですが、懐かしい排煙の匂いを楽しむことができました。
操車場にはD51、C62型などたくさん展示されていましたが、あいにく小生は詳しくないので黒い鉄の塊に「スゴイナ!」の思いだけです。
ただ一番印象に残ったのは過酷な労働条件を想像させる操縦室でした。
このような労働を強いる蒸気機関車が憧憬の対象であるということはなんでしょうかね?
小1時間ほど見学して京都国立博物館にむかいました。



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伊藤若冲

2005-03-06 07:22:08 | 伊藤若冲
2月16日から3月27日まで京都国立博物館で伊藤若冲の特別陳列を行っています。
展示されているのは

百犬図
果蔬涅槃図
鶏頭蟷螂図
拓版玄圃瑤華
など16,17点です。

小生の好きな 果蔬涅槃図と拓版玄圃瑤華が見れたのは収穫でした。
特に果蔬涅槃図は下部の野菜の描写など見れば見るほど感心してしまいます。
若冲の時代(18世紀)トウモロコシは八百屋にならんでいたのだろうか?若冲の実家は京都錦小路の八百屋だから間違いないと思うが。
平常展示舘での展示で作品数も少ないですが、見学者も少ないのでのんびりと鑑賞することができました。
お土産に玄圃瑤華の絵葉書を購入し博物館のカフェで一服したころには、天気も回復し春の雲がぷかぷか浮かんで暖かい日差しになっていました。

4月には「曾我蕭白 無頼という愉悦」が開催されるのでまた京都国立博物館にいきます。
そのときは他にどこをみにいこうか?


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