外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

変わりつつある雰囲気

2014年05月08日 | 日記
5月8日(木) 晴れ

今日は午後の気温が25度を超えました。
朝はまだ長袖の学生が多かったのですが、午後は外を歩いていると汗ばんできましたね。

先日の食事でKさんから「あまり無理しないで」とアドバイスされた会話特別班、
開始当初は参加希望者が全員は揃わなかったものの、私のクラスは約18人いました。
翌週少し減り、その次の週も減って、昨日は7人でした。

増えることはないだろうとは思っておりましたが、あまりの激減ぶりに苦笑せざるを
得ない状況です。

私の授業スタイルは「みんなの日本語」の会話文の復習。
このテキストを同僚の先生が口語の授業で使っており、その会話文を使って会話練習
そして会話の中の言葉を替えたり、言葉を自分なりに付け加えさせたりします。
さらに一度会話したものを次はテキストを見ないで会話してみる。

この方法が合う合わないがあるのでしょうが、現状は様子見ですね。
5人以下になってしまえば、フリートークにでもしようかと考えています。

というのも、人数が多かったときは中国語で説明しなければならないことも多かったの
ですが、残ってきているメンバーはだいたい私の話が分かっているのですね。

中でも、この特別班が始まるまではその存在感に私が気づかなかった男子学生が今や
このクラスのまとめ役になって、一緒についてきた男子学生も頑張っています。
本来の授業中も前の方に座るようになるなど意識が明らかに変わってきています。

ちょっと古い言い方をすれば、カミングアウトとでも言うのでしょうかね。

この男子学生がいる2組は男性の核になるような存在がおらず、男子学生全体が沈んで
いるようにも見えたのですが、最近は明らかに授業中の態度が変わっています。

彼を先導役にしてもっとコミットしてあげれば、1学期とは違うクラスになる可能性も
あります。
打てば響く楽器になれば、その音色はもっと綺麗になるものと期待しています。

コメント
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