外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

学生それぞれの状況

2014年05月03日 | 日記
5月3日(土) 晴れ

今日も素晴らしい晴天でした。
朝8時過ぎの新幹線に乗り曲阜へ。

昨日の朝、会う予定だった教え子から会えなくなったとの連絡がありました。
家族が怪我をしたそうで、看病の為に家に残らなければならないと。
昨年からずっとすれ違い、残念ですが、悪い流れはいつか止まることを願って機会を
待つしかありませんね。

駅には芳が迎えに来てくれました。
私が訪れることを最も喜んでくれる学生です。
昨年日本で仕事をしていた頃も頻繁に連絡を取り合っていました。
昨年のGWに山東省を再び訪れた時にも労働節休みの最中、一人学校に残って秘書の
ごとく私と行動を共にしてくれました。

昨年の5月2日が現在所属する大学を初めて訪問し模擬授業を行った日でして、
「あれから1年だよ」と話すと懐かしそうに思い出していました。
模擬授業を終えた直後、「先生の授業が懐かしい、また受けたくなった」と話して
くれたのを思い出します。

休み中ながらずっと学校に残っている4人と会食、誕生日を迎えた学生を祝いました。

皆の近況を尋ねると、二人は7月のN1に向けて勉強中。
私がその語学力に舌を巻いた雪は来週と再来週に実施される「通訳試験」と
「JTEST」というもう一つの日本語の試験に挑戦するとのことでした。
彼女曰くJTESTはどちらかというと就職向けの試験で難易度がN1よりも更に高いのだ
そうです。
彼女に再度大学院入試への意思を尋ねたのですが、経済的理由からそれは不可能だと。
彼女の力量を考えれば非常に勿体ない。

こういう現実を目の当たりにするにつけ、自身が足長おじさんになれるような経済力を
持っていれば・・と悔しくなりますね。

食事が終わった後は、芳と二人で孔子関連の観光地に行きました。
曲阜の孔子関連の観光地は孔子廟以外に二つありまして、まだ見ぬその一つに行って
見ました。結論を先に述べると、孔子廟より面白いかもしれません。
それはまた改めて。
本当は他の学生も誘いたかったのですが、現状では誘えません、特に雪は。
芳はというと、既にN1は取得していまして、来学期から就職活動を始めることに
なるのだそうです。
大学院進学の意思を持っていたのですが、親に猛反対されているのだそうで、
日本語学習への意欲がかなり薄らいでいるように感じました。
コメント
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