志太泉オフィシャルブログ

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コロンビアがわざと負ける可能性について

2014-06-24 18:56:58 | サッカー

ついに明日は、サッカー日本代表のコロンビア戦です。
ごく一部にコロンビアがわざと負けるかもしれないという説があります。

http://samurai-matome.com/nationalteam/japan/19114.html

ようするに、コロンビアは(意図的に)2位通過すれば
決勝トーナメント第1戦では、今のところイタリア、ウルグアイというサッカー強国でなく
コスタリカと対戦できる可能性が高い。
(これは、事前にグループDの結果がわかるので、結果次第ではメリットがなくなる可能性もあります)

かつ付け加えれば、勝ち進んだ場合の決勝トーナメント第2戦では、おそらく50%以上の高い確率で勝ち進んでくるブラジルとのと対戦を回避できる。

これは、正直かなり組み合わせ的には、魅力です。

結論的に言うと、これは、あまり可能性はないと思われます。

理由は、以下の通りです。(2CHとかにも書いてあることを含みます。)
①まず、2位以下になれる可能性が低い。変な表現ですが自力での2位突破は無理です。まずコートジボアールに勝ってもらわないと2位になる可能性はありません。コートジボアールとギリシアは同時進行です。ということは、試合前からこのわざと負ける戦略を発動するということは、ほとんどありえません。唯一、コートジボアールが前半で大量リードはありうるかもしれませんが、それは、試合中の戦略変更(しかもその試合に関しては不利益変更)という難しいオペレーションとなります。しかも、わざと負けるためには、(試合経過によりますが多くの場合で)わざと点を入れさせる行為がともないます。これは、わからないようにやるのはかなり難しく、あからさまにやれば、非難ごうごうとなることはあきらかです。もしあなたが監督だったら、非常に指示として伝えにくいと思われます。
②わざと、負けるというのは、FIFAの規定違反かもしれない。ここはよくわかりません。少なくとも過去のワールドカップでわざと引き分けていたケースはあると思います。ただ当時と規定は違うかもしれないし、わざと引き分けるよりもわざと負ける方がより悪質という考え方もありえます。
③わざと、負けるというのは、選手のモチベーションを下げる。
④わざと、負けるというのは、観客がおこる。しかも今回は、会場がコロンビアに近いたくさん応援が来るでしょう。
⑤わざと、負けるというのは、監督が危険。かつてコロンビアでは、ワールドカップで自殺点を入れた選手が射殺されました。という事は、わざと負けるなどという不愉快な行為は襲撃される危険性があります。またサッカーの賭けに関して、大損をさせられたという逆恨みを買う危険があります。
⑥わざと、負けるなんて、とてもいやな奴らと思われてしまう。

ということで、おそらく、今までにネット上で伝えられる通り、コロンビアは、わざと負けることなく多少、戦力を温存したり、年齢の高いキーパーに花道を作ったりした上で、かなり心理的に楽な状態で対戦してくるでしょう。

しかも万が一、わざと負ける戦略が発動しても、それはコートジボアールが勝っている場合で、その場合は、仮に日本が勝っても、予選通過はありません。


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