志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

静岡県酒造組合静酉会で台湾へ

2012-09-08 18:10:31 | ソノホカ

22.23日と台湾に行ってきました。
文にまとめるのが苦手なので、気づいた点を列挙します。
台湾通の方には、当たり前の事も多く含まれています。
(文中の数字は、あいまいな記憶なのでかなりいいかげんです。決して信じないように)

・1ニュー台湾ドル=2.7円
・タクシーが安い。70ニュー台湾ドル(190円くらいから)。桃園空港から台北市内ホテル約40キロが3000~4000円で感覚的に日本の1/3~1/4.
・タクシーの色は、まさにイエローキャブ。タクシーがそこここを走りまわっている。交通量に占めるタクシーの割合が非常に多い。 
・バスもある。MRTという鉄道もあったが体験できず。
・とにかくスクーターが多い。日本のように50ccばかりでなく100ccオーバーが多い。
・車の歩行者保護意識は極めて薄い。横断歩道で青信号で歩行者が歩いてもいても左折、右折の車はタイミングをみてかなりの速度で突っ込んでくる。日本では車が歩行者をけがでもさせれば、相当歩行者が悪くても車に責任とされるが、多分台湾では、車が、多少歩行者を軽いけがさせても車が逃げ切っているのではないかなあ。
・スクーター同志の接触事故を見た。(多分事故率高い)
・日本車シェア高い。ドイツ高級車もあり。ぼこぼこ車率高い。
・桃園空港から台北の間は道路等の公共投資(?)がさかん。
・ビールは台湾ビールが飲食店でもコンビニでも圧倒的シェア。それに次ぐのが青島ビール。
・台湾ビールの350MLサイズ缶の味はいまいち。原因は原材料の米あるいは、流通かなと推測。コンビニで35ニュー台湾ドル(約90円)という記憶。
・日系ビールは、アサヒスーパードライ、キリン一番搾りはみかけた。サッポロ黒ラベルは残念ながらみかけなかった。価格は350MLサイズで45~50ニュー台湾ドル(約120円)なぜか日本より安い。酒税制度が原因なのか?
・コンビニは、台北では、セブンイレブン、ファミリーマートは東京並の密度である。
・日系外食チェーンは、モスバーガー、ロイヤルホストはみかける。
・日本語は、そこそこ通じる。
・外食(メニュー)や観光地の外国語表記は(中国語(自国語)、英語、日本語の三国語表記が多いが、もちろんこれにハングル表記が多くの場合重なってくる。今のところ、日本語表記の方がハングル表記よりも幅を利かせている。多分現時点においては、台湾では、日本語は3番目に必要性のある言語のようだ。
・治安は基本よい。すくなくともそんなにひしひしと危険を感じることはない。
・市場のようなところでは、生きた鶏がたくさん店の横にいる。そこで鶏肉(まるごと一羽とか)売っている。すぐ絞めて売るんだろうからとても鮮度がよさそう。
・様々な麺類が屋台的なところで売っている。一杯100~120円程度。
・ここは自信がないけど、普通に台湾でランチを食べると100ニュー台湾ドル(270円)程度ではないだろうか。
・ディン・タイ・フォンに行った。
http://www.taipeinavi.com/food/19/
食べたのは、様々な小籠包(トリュフ入り等)、空芯菜、豆苗の炒め、鶏のスープ、牛のスープ等を食べる。中華料理に詳しくないので客観評価はできないが、主観評価はどれもとても美味しい。まず、味付が強くなく淡い。素材の新鮮さを感じる。辛くない。建物の内装がいかにも新装という感じで高級感な雰囲気はないが、白がベースなので清潔感はある。銀行のような予約をしてから何番ですという電光看板と呼び出しがあるシステムであり、コネがあれば違うかもしれんがまともに行くとかなりの待ちを覚悟した方が良い。価格も安い。感覚的には、日本で同程度なら10000円でおつりがくる感じだが、だいたい3000円でおつりがきた。(1名あたり)
・名前を知らない、夜市がたくさんあるところの庶民的なお店に行った。お店の前に、かごに入った魚、貝等がたくさんあり、それを調理してくれる。味付けは、ディン・タイ・フォンよりちょっと濃いがこれも、十分美味しい。青島ビールのキャンペーンのかわいいお姉さんがきた。いわゆるバドガールのようなもの。相当な量のビールを飲んで日本の感覚だと4000~5000円だが1500円くらいだったような記憶。(1名あたり)
・私は、行っていないが、先輩蔵元からの情報によると、日式居酒屋も繁盛していたようだ。日本酒は720MLでたしか5000~7000円程度。その店のお客様はその蔵元さんを除けば全員現地台湾の人。
・台北101に行った。101は簡単にいうとても高いビル。いわばスカイツリー的な観光地かな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E5%8C%97101
エレベーターの速さは驚異的。
すごくきれいな現地の長身のモデル風女性が完全にナルシストモードでスマホで自分撮りをしていた。さすがに日本だと、恥ずかしくてできないと思う。でも本当に堂々として自信に満ちあふれ立派なくらいだった。ブログとかやってんだろうか。
・台湾の日本酒は720MLが主流。1.8Lはみかけなかった。720ML1000~2000ニュー台湾ドル(2700円~5400円)がほとんど。それはちょうど日本では1000円~2000円くらいの価格帯が多い。だから日本の3倍まではいかないかという感じで、たぶん日本で3000円~5000円くらいのワインと同じような感覚だろう。静岡県では、花の舞さんあり。
記憶しやすいところでは300MLの獺祭39さんがジャスト1000ニュー台湾ドル(2700円)
・台湾製日本酒は720ML400~500円。コンビニでもみかける。
・台湾のスーパーマーケットは日本とほぼ同様。ヨーグルト系飲料はポリ(半透明白)カップで売ってる場合が多い。また無糖とかもある。
・林檎の味を歯触りで、外観はスモモという果物がある。
・食べ物はすごく安いが、衣料品は、そんなに安くない。日本より30%くらい安いくらいではないだろうか。
・ハンテン、アーノルドパーマーという日本では、あまりみかけなくなったブランドが堅調。
・ヨーロッパ調エンブレム付のポロシャツというアイテムがいけてるかどうかわからないがけっこう売られてる。
・ハローキティの人気は多分絶大。
・日本アニメは完全に浸透してると思われる。聖闘士星矢のゴールド聖闘士のフィギュアが101のおもちゃの一番目立つとこにあった。