昨年、岩波映画製作「南部杜氏」という34分の短編映画を観ました。
1988年製作ということで約20年前の作品です。
かつての南部杜氏の酒造りを再現した貴重な記録です。
現在の酒造りを知っていても、昔の酒造りを知らないものにとっては
木桶を熱湯で殺菌するとか、酛すり歌とか(映画の中で)初めてみました。
考えてみると昭和30年代までは、普通の木桶があったはずです。
今考えるとそんなもの絶対使いたくないです。
なんか桶を洗っても洗っても雑菌が残ってそうで眠れないよ。
しかし、その映画の中で木桶を洗う蔵人の姿は
神々しいまでに完成された職人仕事でした。
木桶の壁面に熱湯をかけ熱殺菌をして洗いを仕上げていきますが
熱湯の壁面へのかけるしぶきの軌跡にまったく無駄がないです。
今、おそらくこんな技能をもっている本当に蔵人は少ないでしょう。
逆にいえば、どうしても必要とされる技能でもないという事です。
一抹のさびしさもありますが、時代の変化で失われて技能もあります。
1988年製作ということで約20年前の作品です。
かつての南部杜氏の酒造りを再現した貴重な記録です。
現在の酒造りを知っていても、昔の酒造りを知らないものにとっては
木桶を熱湯で殺菌するとか、酛すり歌とか(映画の中で)初めてみました。
考えてみると昭和30年代までは、普通の木桶があったはずです。
今考えるとそんなもの絶対使いたくないです。
なんか桶を洗っても洗っても雑菌が残ってそうで眠れないよ。
しかし、その映画の中で木桶を洗う蔵人の姿は
神々しいまでに完成された職人仕事でした。
木桶の壁面に熱湯をかけ熱殺菌をして洗いを仕上げていきますが
熱湯の壁面へのかけるしぶきの軌跡にまったく無駄がないです。
今、おそらくこんな技能をもっている本当に蔵人は少ないでしょう。
逆にいえば、どうしても必要とされる技能でもないという事です。
一抹のさびしさもありますが、時代の変化で失われて技能もあります。