こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍海防艦 鵜来型 4

2008-08-10 23:14:42 | Weblog
このアングルから見ると、鵜来が戦時急造された船だと判り易いですね。
(直線部分が多くて工数を減らす工夫が随所に見られます)

艦首の下側には半円を描くような、子供が噛み付いた跡(嘘)があります。

これが水中聴音機と呼ばれる物で、一つ一つの点みたいな部分に
マクロフォンが取り付けられています。

これにより水中を行動する敵潜水艦のスクリュー音をキャッチします。
円を描くように取り付けられているのは、キャッチした音の強弱から
敵の方向を割り出す為です。

製作は順調に進み、武装や短艇類を取り付ければ、ほぼ完成です。
明日には出来上がりそうだ。

6号重戦車 ティーガー1 part3

2008-08-10 21:33:58 | Weblog
ツィンメリット・コーティング!

練習もせずに、いきなり本番です。(爆)

車体にパテを盛り付ける所から開始しましたが、
ちょっと古いパテだった為でしょうか・・・妙に硬くて作業は難航しました。
(購入してから3年位が経過してるから古過ぎかも)

いかに均一にパテを盛るかが勝負なのですが、最初からズッコケましたね。

次に、パテの上から ”コロコロ・ローラー作戦”です。
(歯車みたいな、ギザギザローラーを転がす)

これにより、コーティング面にギザギザのパターンを作ります。
(被弾などの衝撃で剥がれてしまうのを防止する目的で行われています)

パテの厚みが不均一で、上手く全面にギザギザが付きませんでした。
(あははは~~、こりゃあ失敗かも~)

ま、あんまり綺麗だとワザとらしいので、これ位が丁度良い事にしましょう!
まずは車体全面の下側はこれにて終了。

ツィンメリット・コーティングは外部から歩兵の肉薄により、
磁石付き地雷をペタっと付けられるのを防止する目的で実施されたので
車体側面・後面、砲塔側面の全周に施されています。

このコーティング作業はまだまだ続く訳です。とほほ。

日本海軍海防艦 鵜来型 3

2008-08-10 21:31:46 | Weblog
本日は、マスト等を取り付けます。

後部マストに付いてるゲジゲジみたいな部品が、対空レーダーのアンテナです。

現在のUHFアンテナに形状が似ていますね。
(日本人が特許を出した八木アンテナと呼ばれるタイプ)

1号3型電波探信儀、略して13号電探と書かれる事が多いです。
写真では見えにくいのですが、前部マストにはラッパ状の部品が付いてます。

こちらはマグネトロンを使った、水上レーダーで22号電探と呼ばれています。

日本はレーダー技術で遅れていたと言われますが、
大戦中期の大型艦にはレーダーが搭載された艦船が多く存在します。
(ただし、真空管等の細かい部品やインフラの面では完全に欧米に遅れました)

鵜来は戦争後期に量産された艦船なので、装備は充実しています。

しかし、船団護衛の切り札として大量に建造された海防艦ですが、
それでも自身が仕留めた敵潜水艦よりも、受けた被害の方が上回っています。