重巡洋艦 高雄 2

デカイ！
とにかくデカイです。（しかも想像以上に重たい）

巡洋艦でさえ、このサイズなのですから
棚に鎮座している未組立の戦艦は一体どうなっちゃうのでしょう・・・

とりあえず、船体の基本部分は組み立て終了しました。
細部は後ほど、少しずつ手を入れて行く予定ですが、
ここから先は部分的に作製して、最後に船体へ取り付けようと思います。

このキット、基本設定は昭和17年（1942年）ですが
良く部品をチェックすると、昭和19年用の部品が全て入っています。

かなり迷いましたが、栗田艦隊の１艦として参加したレイテ海戦時（昭和19年）で
製作する事にしました。

この海戦に参加した高雄は・・・
パラワン沖を航行中に米潜水艦ダーターの雷撃で魚雷２本が命中。

ほぼ同じタイミングで雷撃を受けた、同型艦の愛宕と摩耶は沈没。
（潜水艦はダーターの他に、デースからの雷撃も加わっています）

一瞬にして高雄型巡洋艦４隻のうち３隻が戦場から姿を消す悲劇に見舞われました。

幸い高雄は沈没を免れ、駆逐艦の護衛を受けながらブルネイへ後退しました。
その後、シンガポールにて再び攻撃を受け大破、終戦時は航行不能でした。
（なんとか浮いたままで生き残りました）

戦後はイギリスに接収され、マラッカ海峡にて砲撃処分されています。
（この時の写真が何枚か現存しています）

もう少し華のある、1942年仕様で作った方が良かったかな・・・