彼らのインンタビューを読むと泣けてくる -そして彼らはビッグイヤーを獲った その３-

彼らのインンタビューを読むと泣けてくる。
キャラガーは「ハーフタイムには落胆していた」と、ジェラードは「0-3でハーフタイムを迎えたときは、試合終了後に涙を流すことになると思った」と語っている。
そうだろう。誰もが駄目だと思っていたはずだ。

しかしジェラードはこう続ける。
「功績はベニテス監督にある。ハーフタイムには、勝負が終わったわけではないので、気落ちしないようにと話してくれた」

そしてベニテス自身はこう言っている。
「ハーフタイムには変更を加えなければならなかった。ゴールを決めれば状況は変わると選手に話したが、その通りになった」

このあと、システムを変えて、こう戦おう、と説明したのだろう。
そしてやったのはジェラードだ。
ベニテスは続ける。

「選手たちは自分たちを信じて勝った。鍵の選手はスティーブン・ジェラード。彼には私たちが必要とする強い精神力があった」

そしてジェラードはこう結んだ。
「人生で最高の夜になった。このような夜がある限り、リバプールを去ることなどできない」