ひつじっく Style♪

♪シャロンとダニエルの夫婦でアカペラ多重録音♪
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♪思い出ずるも恥ずかしや (ダニエル)

2010年06月05日 | 賛美
今日は、ほんっとに久々に記事を書きます。ご無沙汰しておりますダニエルです。
今回紹介するのは、讃美歌245番にある、あまり教会では歌われない賛美歌です。
これです↓

♪思い出ずるも恥ずかしや 讃美歌245番


いつも写真選びに苦労するので、今回は手書き歌詞。もっと丁寧に書けばよかった
僕が教会に行き始めたころ、びっくりしたのは、讃美歌の曲の多さでした。教会によって、使っている賛美歌集が違うのですが、どの曲集でも賛美歌の曲数は何百曲もあるものです。僕が行っていた教会の賛美歌は、日本基督教団出版局発行の「讃美歌」で、567番まであり、その続編である「讃美歌 第二編」には、259番まであるのです。合わせて、826曲
「教会の人はスゴいなぁ。そんな何百曲もよく覚えられるなぁ」と当時楽譜の読めなかった僕は驚きましたが、教会生活を送るうちにわかったことは、全部が歌われるわけではなく、大概は、その中の何十曲かが歌われるということです。
つまり、めったに歌われない歌がある、ということです。この曲は、そのうちの一つ。実は僕のお気に入りでもあります。かなり異色だと思います。

まず、平安時代に作曲された「今様」の旋律が使われていること、そして、讃美歌歌詞は、明治時代の作詞です。
讃美歌には、作詞者は Sogo Matsumoto と書いてありましたが、漢字でどう書くのかはわかりません。1842-1906年の方と書いてありましたので、江戸時代の生まれの方です。

「次、何歌おっか」とシャロンに言われたとき、「これ」と言ったら、「……ん~ ……私はいいわ……」と遠慮されてしまいました。なので、今回は一人ぼっちです。

本当は、もっとゆっくり歌う曲なのです…… 全部で3節あるのですが、何しろ、1節を歌うのに、2回リピートしなければならないので、繰り返しが多くなってしまうので、省きました。また、今回ハーモニーを編曲する余裕がなかったので、斉唱です。

神様の御心から離れたこの罪人、しかし、犯す罪よりも強い愛と赦し、御招きによって、再び父なる神様へ立ち返る「悔い改め」の祈りが、この賛美歌には込められています。