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世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

区議会第3回定例会・初日「世田谷区役所は災害対策本部が機能しない?!」

2007年09月18日 | 議会報告
今日から、9月議会(第3回定例会)がスタートしました。

午前中は議会運営委員会。その後、1時から本会議が開催され、区長召集挨拶、諸般の報告などの後、公明党→民主連→共産党→生活者ネット→せたがや政策会議、の順番で、代表質問が行なわれました。

ウチの会派「せたがや政策会議」の代表質問(おおば正明議員)により、世田谷区役所の「災害対策本部」はいざとなった時、機能しない!ということが明らかになりました。

電源がほとんど無いに等しい、職員の備蓄品も(水も食料も)ゼロ、こんな状態で、どうやって大地震が起こった時に、区民を助けるための「災害対策本部」機能が果たせるでしょうか?

具体的に言うと、停電時の電源確保のための燃料は、災害を想定しているものではなく、区役所の第1庁舎には950ℓしかないのです。新宿区は1万5950ℓ、港区は4万ℓ、というのと比較してみれば一目瞭然です。

(ちなみに、災害対策機能を強化するという意味で改築に賛成した「砧総合支所」は、1万ℓ備えています)

今の老朽化した区役所では、電源を増やすべく、燃料タンクを追加することも不可能という答弁がありました。

特に深刻なのは、災害弱者である、高齢者・障がい者・外国人、等々については、パソコンを使ってデータを見ながら対応しなければならないので、電気がなかったらお手あげ状況となってしまいます。少なくとも、他の区に比べて、救援が出遅れてしまうことは間違いないでしょう。

世田谷区役所って、こんなお粗末な状態だったの?!

区民の命を守るために、災害対策本部機能は重要です。早急に、首都圏直下型地震(30年の間に70%の確立です!)に備えなければなりません。どうするんでしょう?!世田谷区・・・。

今日は、この他に、あの森学氏の議員辞職と、下山よしお議員(自民党)が議会の構成メンバーとなったことが報告され、認められました。

画像は、傍聴席から見た新たな議場の席順。大場やすのぶ議長と下山よしお議員が席替えをしました。それによって、下山議員は自民党の塊の席に移ることができました。(これも、“議事案件”なんですよ)

注:下山議員もリンクを張ろうとしたら、自民党世田谷区議団のサイトに下山議員がまだアップされていませんでした・・・。

私は、一番前の右から2番目です。

昨夜は、結局、睡眠1時間。今日も、質問原稿を推敲していたのですが、まだ原稿用紙1枚半ぐらい減らさなくては・・・。今日もまた寝不足です。

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