
今月11日から、世田谷美術館の分館である「清川泰次記念ギャラリー」の“区民ギャラリー”で、「代田水墨画研究会」の作品展が開催されていました。質問原稿がまだ手付かずの状態でまずいなーと思ったものの、今日が最終日だったので、なんとか時間を作って出かけました。

写真は、小林寿美枝さん(向かって左)と中島邦子さん(向かって右。中央の作品が中島さんの絵)。毎週金曜日に代田のアトリエ(代田2-12-12)で皆さん集まって練習しているそうです。講師の関澤誠雲先生(日本水墨画・墨絵会会長)が月に一度指導に来て下さるということです。
墨一色で描く水墨画、白いところは残しておく、という(考えてみれば当然なのですが)ところが難しいだろうなぁ、と思いました。また、あれだけ豊かな濃淡が出せるというのはすばらしいなぁ、と感心、感動して帰って来ました。
「世田谷区には美術館があり、そこに“区民ギャラリー”という区民向けスペースが設けられていることはとてもありがたい、いいことだと思います。ただ絵を描いているだけでなく、次の作品展はいつ、という目標があると、皆さん、それに向かって生き生きと描けるんですよね」というお話を伺いました。
「そうなんだよなー。福祉を支えるためには、税金をたくさん払ってくれる豊かな方々が必要で、何の行政サービスも受けていない(ただ税金を払うだけの立場の)方々にとっても、世田谷区民でよかった、と感じてもらえることが大切。それが“世田谷ブランド”なんだろうな」と、改めて思いました。
そういう意味からも、区民の皆様、美術館、活用してくださいね。
「世田谷美術館」(砧公園1-2、03-3415-6011)
分館「清川泰次記念ギャラリー」(成城2-22-17、03-3416-1202)

会長:市川武広 (090-4922-2651)
事務局長:中島邦子 (03-4292-6519)
さあー、これから質問原稿、書かなくちゃ!(と、毎日言いながら全然やっていない私です・・・いつものように、頭の中にはぎっしり詰まっているのですが、文字にする作業って、とりかかるまでが大変なんですよね)