おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

月曜日は、酒場放浪記2

2010-01-04 22:42:15 | 
 年明け、最初の放浪記。今日、職場で聞いたのだが、元日に4時間スペシャルをやっていたらしい。見逃してしまった。残念。今日も帰宅したのが9時過ぎ、2本目からではあるが観ることができた。

 今日の酒場は、2本目から、赤羽、新橋、そして類氏の故郷である高知。

 高知は、呑兵衛が多いまちといわれている。10年以上前に、出張で高知に行ったことがある。その時は、とりあえず、皿鉢料理を食おうということで、ちょっとしたいいお店に入った覚えがある。今回、類氏がアルコールを享受したお店は「屋台」。高知にこれほどの屋台文化があるとは知らなかった。あの当時知っていれば、2次会あたりで楽しむことができたかもしれない。

 類氏が入った屋台は中華系。料理を見ると、全て本格的。お客も徐々に増えていく。類氏は、相変わらず周りをお友達にして、コミュニケーションをとっている。そして、旨そうに酒を飲む。
 実際に食べてはいないのだが、観る限り、餃子と塩ラーメンは逸品のような気がした。特に餃子は、皮から仕込んでいる。その作業台が、ビールケース、というのは屋台らしい。出張でわざわざここに来たお客もいた。ナレーションにもあったのだが、「オアシス」なのかもしれない。

 赤羽では路地で、新橋では立ち飲みで、とそれぞれが呑兵衛にとっていい雰囲気を醸し出しているのは間違いない。

 我がまちは、自家用車通勤者が多いので、「今日、ちょっと行こうか」という文化はほとんどないと思われる(以前はあったと思うが・・・)。徒歩や公共交通で通勤している人たちは、ちょっと晩酌気分で、という場合もあるようだ。しかし、ほとんど前もって飲み会を設定し、その日にとことん飲む、という感じである。

 ドア・ツー・ドアの便利さを一度味わってしまうと、公共交通機関を使ってわざわざ、というのも理解できる。しかし、それによって公共交通利用者が減り、それに伴い減便されてしまい、更に不便になる。悪循環だ。ノミニケーションという文化が、公共交通の活性化に寄与できないものか、と思うのは、小生だけだろうか。

 以前、ブログにも書き込んだが、昨年11月に、我がまちでも「まちなか屋台」が行われた。思わず、高知のそれと比較してしまった。やはり、イベント的にやるものと、文化として根付いたものは、呑兵衛の精神のくすぐりどころが違う。イベントの場合は、どうしても、お付き合い、というしがらみで行く場合が多い。酒飲みの時に大切なもの、それは、雰囲気だと思う。その雰囲気から、いいコミュニケーションも生まれる。
 高知では、出張の時、味と雰囲気を味わうため、わざわざ屋台に出向く人もいるという。ある意味、観光産業としても、重要なファクターになっていくのかもしれない。

 この正月3が日、飲み過ぎてしまった。昨日、燻製を作ったのだが、今日は我慢、休肝日にしようと思う。

コメント
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