おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その461

2020-09-28 22:16:43 | 
 台風12号が去り、すっかりと秋めいてきた。朝、マイチャリのサドルは夜露でぬれている。時期が来ると、これが霜になり、指先が痛くなる季節となる。今日は9月28日。今日を含めてあと3日で2020年度の上半期が終わる。時が過ぎていくスピードは、年々、速くなってきている。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日も、新規2店舗。

 最初のお店は、常磐線・南柏。マスク姿で登場した類氏、南柏での番組ロケは初めてとのこと。近年ベットタウンとして再開発が進む中、無添加にコだわって30年、「やがちゃんキムチ」へ。ここの大将は、長年ラーメン屋をやっており、出汁にこだわっている。使っている塩は宮古島のもの。ここにもこだわりがある。「白菜キムチ(200g) 頂」350円、「たらばがにケチャン(100g)」980円、これを弁当用の白飯でいただく。ここのキムチは、ふるさと納税の返礼品にもなっているそうだ。
 まだまだ明るい中、住宅街の一角に数軒の呑み屋。類氏は「大衆割烹 登代喜」へ。割烹で修業してきた大将、この地で営み始めて42年、店の名前は女将の名前である。店に入ると、靴を脱いで上がる。まずは「瓶ビール」550円でのどを潤す。「お通し」600円、本日は5品。これだけで十分なアテになる。お品書きは、白紙に筆字。おそらく、毎日書き換えているのではないだろうか。その中から、大分産の「さば刺」800円、これに合わせる日本酒は伏見の酒「こんちきちん 大吟醸 かすみ酒」650円。サバの甘みとフルーティな酒、進む。「かすべ煮」650円を注文するも、注文してからの煮つけ、つなぎに「アユ甘露煮」700円、アユを笹にくるんでいるので、アユの味も変わる。お次の日本酒は「剣菱 黒松 特撰」600円、これで「かすべ煮」を流し込む。〆は「五目すいとん」800円、体にやさしい。


 本日2軒目は、東京メトロ丸の内線・新宿御苑前。ロケ当日は新宿御苑は休園につき、新宿通りを散策すると、「夢が叶う店 宇宙村」へ。仏像などの骨とう品と隕石を扱うお店である。店主はかなりのお年を召しているようだ。類氏、隕石を触る。どの隕石も、磨いているのか、黒光りしている。宇宙空間にあれば、流れ星。願掛けするのもいいかもしれない。
 暗がりになり、新宿2丁目、本通りからちょっと脇道へ。店の入り口、引き戸には「全品 なんとなんと 1人前450円 2倍盛750円」の張り紙。これにつられて類氏、入店。入ったお店は、創業25年「居酒屋 金太郎」。まずは「ホッピーセット」450円、「お通し」450円、本日は3品。山形出身の大将は、料亭で修業。行きついた先がこの居酒屋。ゆえに出汁にはこだわっているようだ。その腕前がわかるのは「だし巻き玉子」450円、大根おろしが添えられている。続いて、大将お勧め「牛タンニンニク正油焼き」450円、これに合わせる日本酒は静岡の酒「上喜元 上撰」460円、類氏も上機嫌。大将の出身は山形、実家から農作物が送られてくる。山形名物「だだちゃ豆」450円、豆の味は非常に濃い。これを流し込む酒は「北の誉 辛口」460円。このお店の〆は「味噌汁」サービス。呑兵衛にはたまらないサービスである。

 さてさて、先週、エアコン設置を予定していたのだが、業者から電話があり、台風12号の影響で、延期という運びとなった。もう、冷房を使うことは、まずないと思うが、暖房としても活用できるので、石油カットで地球温暖化に貢献しようと思う。
 昨年10月は、台風19号でいわきは甚大な被害を受けた。ネットのサイトで「Windy」をいうのがあり、アニメーションで雨風の予報を観ることができる。今のところ、本土を直撃するような台風の卵は見当たらないが、昨年のこともある。毎日、チェックするようにしよう。
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超高速!!城巡り 第13弾 磐城平城跡 本丸跡 埋蔵文化財調査現地説明会

2020-09-26 13:15:17 | 
 久しく城巡りをしていない。八戸城址など、数か所訪れたのだが、ブログアップまで行きついていなかった。そして、コロナ禍。すでに、城巡り、数か所分の行程表は作成済みである。八王子城、箕輪城、新府城、岩殿城、もう一つの五稜郭と言われる龍岡城などなど。「Go To」とやらを利用するのもありなのかもしれないが、もう少し、待ってみよう。

 ということで、地元のお城も大切である。

 磐城平城、いわき駅北側の高台にあった城。ここの本丸跡地を活用して、城跡公園の整備を進めている。





 磐城平城跡エリア、その大部分は民間に払い下げられており、公園整備に合わせて、本丸跡を公有化した。交流施設の整備も予定されており、その前段、発掘調査が行われ、その現場説明会が開催された。







 はじめは、施設を整備する部分に限って調査を行うこととされていたが、そこから、幕末に焼失したと伝わる本丸の礎石、磁器の破片などが出てきた。とりわけ、礎石類は当時のまま保存されており、非常に貴重であるそうだ。











 戊辰戦争時に官軍が撃ち込んだ砲弾も発見された。ただし、不発弾につき、それ相応の処理がされたとのこと。現物はなかった。



 現場説明会で、「どこから砲弾が撃ち込まれたのか」という質問があり、「競輪場付近」ということで、約2キロ先から撃ち込まれたようだ。

 発掘の結果を受け、さらに調査エリアを拡大して試掘を行っている。現段階で、磐城平城で建物の具体を検証できるのは(図面が残っているのは)、本丸くらいである。



 ここで証明されたことは、この図面と調査結果で分かった建物の配置が一致したということ。戊辰戦争で焼失したといわれる本丸だが、焼土が非常に少なく、部分的な火災ではなかったのではないか、という仮説。瓦の出土が少ないことから、屋根は萱や樹皮を使っていたのではないか、これは、礎石の大きさからも想定される、という仮説。などなど。そしてなにより、磁器が数多く見つかったこと、これは、まぎれもなく本丸御殿であった証である。

 さてさて、磐城平城址、これまで発掘を通した学術的視点からの調査を行ってこなかった。全体像を把握しようとすると、ほとんどが民地であるがゆえに、調査をするとなると莫大な費用と労力が必要となる。

 もしかすると、「パンドラの箱」が開いたのかもしれない。
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呑兵衛たちの月9 その460

2020-09-21 22:25:17 | 
 4連休、世間では「シルバーウィーク」と言っている。コロナ禍のなか、GOTOキャンペーンなどもあって、移動される面々もかなり増えているようだ。羽田空港でのゴールデンウィークとシルバーウィークの人の出方を比較する映像も放映されている。コロナを「正しく恐れる」という雰囲気が浸透しているのかもしれない。今、Yahooを開くと、「現在感染者数」のデータが公表されている。新規陽性者数が日々公表される中で、小生が見る限り、現在感染者数は徐々に減少している。もしかすると、軽症者がほとんどなのかもしれない。
 一方で、福島県内では、会津の医療機関でクラスターが発生している。何よりも恐れなければならないのは医療崩壊。改めて、新しい生活様式、そして、厚労省のアプリを活用して、自己管理をしなければならない。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、新規2店舗。

 最初のお店は、東京メトロ丸の内線・中野富士見。番組お初の場所である。新宿と渋谷の区界近く、類氏は住宅街に迷い込む。川島商店街に入ると雷鳴がお出迎え。雨宿りは、「だがしの神米」昭和初期に創業した米屋である。その隣には駄菓子屋。戦後、商店街復興に向けて始めたそうだ。米屋には3代目、一押しのご飯のおとも、「かつお味噌」と「ごぼう味噌」630円、これで白飯をいただく。
 まだまだ明るい中、マスク装着で歩く類氏、中野通り沿いにある「もつ焼 山本」へ。もともと精肉店、いい食材が手に入る。まずは、「生ビール(中)」560円でご常連と乾杯。「お通し」はサービス、本日はキャベツときゅうりの浅漬け。そして、焼き。女将のおすすめは、「カシラ」、「シロ」、「レバー」各130円。はじめに、タレで「シロ」と「レバー」がお出ましに。肉屋ルートで様々な部位も手に入る。「くつべら」130円は牛の喉近くの軟骨。「タン」130円は、タンの色々な部位を一串に刺してある。塩仕上げの「くつべら」、「タン」、「カシラ」がお出ましに。これをクエン酸が効いた「チュウタレ」360円で流し込む。
 戦前から伝わるぬか床、これを使って大女将が糠漬けを仕立てる。「ぬかづけ盛り合わせ」380円、もつ好きには応えられない。花粉症に効果があるといわれるジャバラ。その「ジャバラ炭酸割り」480円に「せんまい刺」500円を合わせる。〆は「肉とうふ」500円、豚肩ロースを使ったカレー味、肉屋さん由来の食材で満足。

 普段であれば、2本目からは再放送となる。今回もそうなると思いきや、類氏、マスク姿で登場。改めてホームページを観ると、「初回放送」とのこと。。これもレポしなければならない。

 本日2件目は、これまた東京メトロ丸の内線・四谷三丁目。マスク姿で登場した類氏は、「聖地」荒木町へ。ここに面白いお店がある。「サイエンスバー インキュベータ」中に入ると、まさに実験室。フラスコやビーカー、分子モデルが並ぶ。店員さんも、筑波大学で高分子の研究をしているとのこと。実に面白いお店である。お店に入ると、白衣に着替えなければならない。類氏も白衣、ちょっと似合わない。コービーを入れるのも、実験風。ビーカー仕様のカップでいただくのは「ラボ・コーヒー」1,050円。しっかりと温度を計測してコーヒー豆にお湯を注ぎこむ。子供たちをターゲットにすると面白いお店になるかもしれない。
 黄昏時、総業7年「越後料理 以志久」へ。創業47年、新潟出身の大将と、薩摩おごじょの女将が店を切り盛りする。まずは「生ビール(中)」550円でご常連と乾杯。「お通し」1,000円は2品、これだけで酒は進む。ご常連は、カウンターにある食材と大皿を眺め、注文する。類氏もそれに倣う。大皿の「イカ大根」800円、これを流し込むのは新潟の酒「景虎 名水仕込」1,100円、あっさりした味である。続いて「清泉 純米吟醸」1,050円、アテは新潟名物の「油揚げ(ハーフ)」500円、カンズリを入れた紅葉卸がいいアクセントになっている。カウンターにはノドグロ。「ノドグロ塩焼き」4,500円(時価)を「八海山」1,000円で流し込む。呑兵衛冥利に尽きる。
 〆は新潟名物「のっぺ汁」700円、郷土料理の代表格をいただき、類氏、ガッツポーズ。

 ホームページを見ると、来週も新規2店舗。したがって「呑兵衛たちの月9」も2店舗のレポートとなる(予定)。
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呑兵衛たちの月9 その459

2020-09-14 21:59:56 | 
 先週の金曜日は、職場の若手との酒宴。なぜか、小生も参加することとなっている。中には、小中学校時代の同級生、という面々もいて、思い出話もしているようだ。小生は、ただ呑むのみ。呑み放題だったので、山形の地酒を差し入れた。評判は上々。仕切り役によれば、また、酒宴を設けるとのこと。その時、呑み放題であれば、また、差し入れをしよう。というか、自分が呑みたい酒を持っていくのだが。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、東京メトロ丸の内線・南阿佐ヶ谷。類氏、本日もマスク姿で登場。以前に住んでいた馴染みの街とのこと。暑い中での街歩き、「ソフトクリーム」の看板発見。「牛乳屋さんのソフトクリーム」へ。このお店、1940年ころから牛乳屋をしていたが、配達だけではなく、お客様に店に来ていただきたい、ということで始めたらしい。牛乳は島根県産に拘る。ソフトクリームの製造機械もイタリア製。本格的だ。類氏、「ソフトクリーム(レギュラーコーン)」440円をいただく。クリーミーで、牛乳の味がしっかりしている。

 暗がりになり、「クリーニング店」の看板に一升瓶。代田橋からこの地に移転して2年、「田っくん商店」は安価で出汁に拘った割烹料理が楽しめるお店である。日本酒も揃っている。高知の地酒「久礼 特別純米 花河童」690円、これでご常連と乾杯。お品書きは盛りだくさん。店員さんお勧めの「真鯛と梅水晶の塩昆布和え」690円、ほのかに梅の風味を感じるものの、出汁が効いている。お店の出汁の腕前を知るには「だし巻き玉子」390円、旨味が凝縮されている。
 このお店には日本酒が揃う。店の大将はダム見学が趣味のようで、その時にダムカードをもらい、地元の酒屋を巡るそうだ。入手の基準は、東京に入ってこないもの、地元のもの、とのこと。確かに、地元限定販売という酒も、よく見受けられる。滋賀の地酒「浪乃音 純米吟醸 夏限定」690円は吞み口がいい。アテは「鶏笹身天ぷらオリーブ醤油」690円、続いて、新潟・佐渡の地酒「天領盃 TOKI-ROMAN」690円、〆に「鰆フライXO醤ソース」890円、類氏、最後は立ち呑み状態。

 台風が去り、日差し、そして、朝の気温、秋めいてきた。気象サイト「Windy]によると、今のところ、台風の卵は見受けられない。ただ、海水温が高い状態、いつ何時、熱帯低気圧が発生して台風に進化しないとも限らない。事前の災害対応に努めなければならない。
 
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呑兵衛たちの月9 その458

2020-09-07 21:54:32 | 
 でかい台風が2つ、九州を襲った。気象庁のデータを見ると、日本周辺の海水温が30℃くらいある。台風の卵らしきものができれば、すぐにでも巨大化してしまう恐れがある。今は、おそらく太平洋高気圧の勢力が強いので、偏西風に流されることなく北上していると思われるが、高気圧の勢力が衰えると、偏西風で、いつものコースを辿ることになると思う。去年の10月、二つの台風がいわきを襲った。事後対策のみではなく事前予防、これが大切である。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、埼玉高速鉄道・鳩ケ谷。2001年に開業した駅である。マスクをして登場した類氏、まず、この地はお初であることを宣言。歴史的にもいろいろあるようで、「文化財散策コース」と称する看板も設置されている。類氏が向かったのは、ブルドックソース鳩ケ谷工場。ここでは1935年からソースづくりが行われている。一般公開はされていない資料室、ここを見学させてもらう。工場内にはマーケティング担当部門があり、地元商工会とコラボした「やきうどんソース」を開発したそうだ。

 暗がりになり、駅から徒歩約5分、住宅街に赤ちょうちん。「居酒屋」の幟に創業30年超「あいづ」の暖簾。先代女将の出身地・会津を店の名前にした。現在は2代目、フレンチ出身である。
 福島の地酒がそろっているが、まずは、ご常連が呑んでいる「緑茶ハイ」400円、これで乾杯。福島の地酒を選ぶ。「花春 吟醸」1,200円、これに合わせるアテは、「おつまみチャーシュー」450円、甘みを感じるチャーシューである。カウンターに座しているのは先代女将。早速おすすめを聴くと、「会津焼」600円、とろろステーキで、紅ショウガの食感がいい。これを花春で流し込む。江戸でこれが呑めるのか、やや辛口、古殿町の「東豊国 純米」850円。これには「特製餃子」500円を合わせる。
 全国のワンカップも揃えている。類氏が選んだのは、くまモンが描かれている「瑞鷹」650円、ちなみに、小生もこのワンカップ、いただいたことがある。この梅酒バージョンもある。この空いたワンカップを使って、晩酌をしている小生である。
 ブルドックソースで情報収集した「やきうどんソース」、これを使った「鳩ケ谷ソース焼きうどん」650円。鳩ケ谷名物で〆る。

 先週は、久しぶりに酒宴。ソーシャルディスタンスで、お隣との座席間隔は2メートル、加えて食品ロスをなくすために「3010運動」。ほぼ、自席で酒を嗜んだ。昨日も、いわき市内で新型コロナ陽性者が1名確認された。改めて、ソーシャルディスタンス、新しい生活様式、実践しなければならない。
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