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ベートーベン・ウィルス

2010-01-13 21:54:31 | テレビ
 今日、テレビのチャンネルをいじっていたら、オーケストラの練習風景が映し出されていた。何か、トラブっているようである。言葉は韓国語、「ベートーベン・ウィルス」という韓国ドラマだ。

 ストーリーだが、ネットで調べてみると、市職員が適当に提案した「市を音楽の街にしよう」という企画が通ってしまい、オーケストラの運営を任されることから物語は始まっている。ネットによれば、指揮者と楽団員との確執や、その後、気持ちを一つにした結果、公演が成功するなど、想定されるストーリーである。今日の放送では、市の予算削減に伴い、オーケストラを解散するという話。来週は最終話とのことで、もう少しこの番組に気づいていれば良かった。

 国内でも、音楽のまちづくりを実践している自治体がある。近くでは、郡山市。ここは、安積黎明高校の合唱部、郡山2中のオーケストラなど、全国でも指折りのレベルの学校がある。そして、日立市は、オペラのまちづくりを実践している。

 日立市では、10年くらい前から「全国オペラフォーラム」が開催されており、小生も、何回かフォーラムに参加している。取り組みの経過や苦労話など、担当者から直に話を聞くことができた。なによりの楽しみは、映像で市民オペラ公演の様子を見ることができたことだ。感動が伝わってくる。日立の駅前広場を使って、これまで3回、野外オペラもやっている。トゥーランドット、カルメン、アイーダ。カルメンは、たまたまチケットを入手できたので、観に行くことができた。

 オペラは総合芸術であるといわれている。音楽、演劇、バレエ、照明、音響、衣装など、様々なファクターがコラボレーションして作り込まれていく。様々な人たちがコラボする、という観点から、日立市のように、まちづくりのツールとしてオペラを活用している自治体もある。

 文化のあるまちづくりを実践しているところは、「市民力」を感じる。この様な都市を、もう少し探求してみたい。

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