おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(森美術館「ルイーズ・ブルジョア展」)

2024-10-28 12:11:15 | 博物館・美術館
 森美術館では、1月19日まで「ルイーズ・ブルジョア展」が開催されている。





 1911年にパリで生まれたルイーズ・ブルジョアは、複雑な家庭環境の中でアーティストを目指すようになり、アメリカ人美術史家のロバート・ゴールドウォーターとの結婚を機に ニューヨークへ移住。1982年には女性彫刻家としては初となるニューヨーク近代美術館での大規模個展が開催された 。
 
 作品では、とりわけ蜘蛛をモチーフとしたものは、ブルジョアの実母を象徴している。


「蜘蛛」


展示構成
第1章 私を見捨てないで
第2章 地獄から帰ってきたところ
第3章 青春の修復

 
「ヒステリーのアーチ」



「カップル」

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博物館浴(パナソニック汐留美術館「ベル・エポック 美しき時代 パリに集った芸術家たち」)

2024-10-22 12:45:33 | 博物館・美術館
 パナソニック汐留美術館では、12月15日まで「ベル・エポック 美しき時代 パリに集った芸術家たち ワインズマン&マイケル コレクションを中心に」が開催されている。会場に入ると、パリの雰囲気を醸しだす音楽が流れる。



 「ベル・エポック」は、1800年代末から第一次世界大戦開戦前、パリが芸術的に華やかな時代。この企画展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようが紹介されている。多くの劇場の演目を紹介するポスター、キュリー夫人、サラ・ベルナールといった社会的自立を目指す女性のファッション。こういったところが見どころである。
 
 展示構成
第1章 古き良き時代のパリー街と人々
第2章 総合芸術が開花するパリ
第3章 華麗なるエンターテイメント 劇場の誘惑
第4章 女性たちが活躍する時代へ
 各章には、音源や映像も観ることができる。





 今年は、SOMPO美術館で開催された「ロートレック展 時をつかむ線」、や、これから開催される三菱一号館美術館再開館記念「「不在」 ―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル 」など、この時代にかかわる展覧会を楽しむことができる。
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博物館浴(根津美術館「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」)

2024-10-18 12:12:36 | 博物館・美術館
 根津美術館では、10月20日まで「夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに」が開催されている。







 この企画展は、江戸琳派の鈴木基一や琳派の祖・俵屋宗達の工房での作品を通して、初夏から晩秋に至る季節感を感じることができる。

 展示構成は、「夏のおとずれ」に始まり、「真夏の情趣」「夏から秋へ」「涼秋の候」「秋の叢」となっており、重要文化財である鈴木基一の「夏秋渓流図屏風 」や尾形光琳の「夏草図屏風 」、伊年印の「夏秋草図屏風 」などを観ながら、季節の移り変わりを知ることができる。
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新橋「升徳升本本店」にて角打ち

2024-10-11 12:40:40 | 
 新橋駅近くのガード下に角打ちのお店ができたとの情報アリ。

 早速、出陣した。







 店内中央には、立ち呑み用のテーブルが2台。システムは、冷蔵庫に入っている値札付きの一升瓶または四合瓶をレジに持っていき会計を済ませる。電子マネーも使える。支払ったら、自分で冷蔵庫に戻す。日本酒以外にも、サワーやクラフトビールも取り揃えている。アテも、レジの黒板にその一覧と価格が表示。日替わりセットも580円とお安い。日本酒は110ml



 早速いただく。

 日替わりセットは、長陽福娘純米吟醸に豆



 続いて、雪の茅舎の山廃純米



 〆は、龍力 純米ドラゴン緑


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博物館浴(国立新美術館「田名網敬一 記憶の冒険」)」

2024-10-04 12:25:34 | 遺跡・史跡
 国立新美術館では、11月11日(月)まで「田名網敬一 記憶の冒険」が開催されている。






 本展は、田名網敬一の初めてとなる大規模な個展、本人は展示計画から広報に至るまでかかわってきたが、一度も観ることなく逝去された。
 絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、ジャンルを横断する独特の表現 の60年にわたる集大成を知ることができる。





 武蔵野美術大学在学中から活躍したが、アンディ・ウォーホルの美術やデザイン に刺激を受け、日本版「PLAY BOY」の初代アートディレクターなどとして活躍した。
 
 展示構成
プロローグ  俗と聖の境界に ある橋 
第1章     NO MORE WAR 
第2章    虚像未来図鑑 
第3章    アニメーション 
第4章    人工の楽園 
第5章    「記憶をたどる旅」 
第6章    エクスペリメンタル・ フィルム 
第7章    アルチンボルドの 迷宮 
第8章    記憶の修築 
第9章    ピカソの悦楽 
第10章    貘の札 
第11章    田名網敬一× 赤塚不二夫 
エピローグ  田名網キャビネット 
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